大阪市で外壁塗装を行うポイントは? 外壁塗装業者の選び方とコツも解説

大阪市で外壁塗装をしたいけれど、どこに依頼すればいいのか、いつ行えばいいのかなど悩んでいる方は多いでしょう。外壁塗装は天候に左右される工事でもあるため、大阪市の気候的な特徴を把握しておく必要があります。また、たくさんの外壁塗装業者が存在しているからこそ、業者選びのポイントもチェックしておかなければなりません。

本記事では、大阪市の外壁塗装で押さえておきたいポイントを解説しましょう。

  1. 大阪市の気候的な特徴について
  2. 大阪市で外壁塗装をする時期はいつがいい?
  3. 大阪市にはどんな外壁塗装業者がある?
  4. 大阪市で外壁塗装を依頼する際の注意点
  5. 大阪市の外壁塗装に関してよくある質問

この記事を読むことで、外壁塗装業者選びのコツなども分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.大阪市の気候的な特徴について

大阪府は北に丹波高地・東に生駒山地・金剛山地・南に和泉山脈に囲まれ、西には大阪湾が広がっています。大阪市の気候は瀬戸内海式気候に分類され,年間をとおして安定しているといえるでしょう。ただ、夏は非常に暑く、梅雨時期と9月ごろに降水量が多くなります。

2.大阪市で外壁塗装をする時期はいつがいい?

一般的に、外壁塗装をするタイミングは春と秋がベストだといわれています。では、なぜ春と秋がいいのでしょうか。ここでは、外壁塗装をする時期やタイミングを解説します。

2-1.春と秋は気候が安定している

春と秋は、夏と冬よりも気候が安定しているので、外壁塗装に最適な時期です。前述したように、外壁塗装は天候に左右される工事であり、雨の日が続くと塗装ができず、雪の日は作業が困難になってしまいます。ちなみに、外壁塗装にいいとされている気候条件は、気温5℃以上・湿度85%以下です。

2-2.雨の中での作業は仕上がりが悪くなる

塗装業者の中には、小雨程度なら塗装を続けるところがあります。しかし、小雨以上だと作業を中断しなければなりません。その理由は以下のとおりです。

  • 塗料に雨水が混ざり、仕上がりがキレイにならない
  • 塗料が雨水で薄まり、塗料そのものの機能が失われてしまう
  • 塗料が完全に乾かない

塗装が乾かないまま重ね塗りをしてしまうと、塗膜が剝がれたり、ひびが入りやすくなったりしてしまいます。雨の中での作業は仕上がりだけでなく効率も悪くなってしまうため、なるべく気候が安定している時期に外壁塗装を行うのがベストです。

2-3.夏は夕立が多い

夏でも外壁塗装はできますが、夕立が多く、工事が中断してしまいがちです。突然の夕立が重なると、そのたびにスケジュールを見直す必要があります。また、強い日差しが打ち付ける真夏は職人にとっても厳しい環境です。夏になると脱水症状や熱中症が増えるため、適度な休憩が必要になります。さらに、お盆の時期と塗装工事の日程が重なると、工期が長くなる恐れも出てくるでしょう。お盆期間は塗装業者も休暇に入るため、工事がストップしてしまいます。

2-4.冬は作業時間が短くなる

冬は、日没が早くなる時期なので作業時間がどうしても短くなってしまいます。暗い環境下で作業を行えば、ムラができたり塗り残しが出たりしてしまうでしょう。また、気温5℃以下は塗装工事に適した環境ではありません。気温が低すぎると塗料が固くなり、伸びが悪くなってしまうからです。冬でも外壁塗装は可能ですが、なるべく最適な季節を考慮している塗装業者に依頼したほうがいいでしょう。

2-5.外壁塗装をするタイミング

外壁塗装は、10年に1度のタイミングで行うのがベストだといわれています。塗料の種類によって耐久年数は異なりますが、ほとんどの塗料が10年を目安に劣化してしまうからです。10年ごとに外壁塗装を行うことで、美観が保てるだけでなく、建物自体も耐久性が維持できるでしょう。なお、以下のような劣化サインが見られた場合も外壁塗装をするタイミングです。

  • チョーキング現象(壁を触ると白い粉がつく)
  • 鉄部のサビ
  • 大きなひび割れ
  • 塗膜の剝がれ
  • コーキングの亀裂
  • 色あせ
  • コケ・カビ・藻の大量発生

3.大阪市にはどんな外壁塗装業者がある?

ここでは、大阪市にある外壁塗装業者をいくつか紹介します。

3-1.株式会社山匠

地域密着型の外壁塗装業者です。自社のスタッフですべての工程を行っているため、コストが抑えられるのはもちろん、スピーディーな塗装が可能になります。また、工事後、10年保証してくれる点も大きな特徴です。

3-2.株式会社はなごう

技術と経験豊富なスタッフがそろっている外壁塗装業者です。多くの実績と国家資格を持っている職人が作業を行うため、質の高い塗装ができます。

3-3.森塗装工芸

ベテラン職人が外壁塗装を行います。幅広い種類の工事に対応でき、依頼者の要望を聞き入れながらもベストな塗装を行う外壁塗装業者です。

3-4.彩Finish

地域密着型の外壁塗装業者で、VDC(揮発性有機化合物)が含まれていない塗料を使っています。塗料による体への悪影響を心配している方にとっては、安心して依頼できるでしょう。最大10年間品質保証などアフターフォローも充実しています。

4.大阪市で外壁塗装を依頼する際の注意点

ここでは、大阪市で外壁塗装を依頼する際の注意点をまとめました。

4-1.悪徳業者とのトラブルに要注意!

外壁塗装業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しているので注意しなければなりません。悪徳業者との間でよくあるトラブルが、「見積書には記載されていない費用を請求された」「工事後、すぐに塗装が剝がれた」などです。特に、工事後で追加費用を請求されるなど、金銭トラブルが相次いでいます。悪徳業者とのトラブルを避けるためには、業者選びのポイントをしっかりと押さえておく必要があるでしょう。

4-2.外壁塗装を行っている会社は?

大阪市にはさまざまな会社が外壁塗装を行っています。一体、どのような会社があるのか、その実態をチェックしておきましょう。

4-2-1.ハウスメーカー

全国に支社・支店を構えている大規模な会社がハウスメーカーです。自社工場を持っていたり、住宅展示場にモデルハウスがあったりします。大規模な会社だからこそ豊かな資金があるので、新聞広告やCMで宣伝することも多く、知名度は高いといえるでしょう。ただし、ハウスメーカーは一般的に、外壁塗装を下請け業者に任せることがほとんどです。そのため、中間手数料が発生し、費用は高くなります。

4-2-2.工務店

地域密着型といわれているのが工務店です。地域に根づいているからこそ、リフォームなど多種多様な業務を行い、要望や予算には比較的柔軟に対応してくれます。また、工務店といっても規模は幅広く、小規模な会社もあれば複数の支店を持っている大規模な会社もあるでしょう。

4-2-3.リフォーム業者

リフォーム業者は、外壁塗装と一緒にさまざまなリフォームにも対応できるのが大きな特徴です。ただし、外壁塗装に長(た)けていないリフォーム業者もあるので、どの分野を得意としているのか確認しておいたほうがいいでしょう。

4-2-4.外壁塗装業者

塗装に特化している会社が外壁塗装業者です。塗装に関しての知識や実績を持っている職人が作業を行うため、質の高い塗装が期待できるでしょう。外壁塗装だけを依頼するのなら、外壁塗装業者に依頼するのがおすすめです。また、外壁塗装業者の中には、リフォームなどさまざまな事業を展開しているところもあります。

4-3.外壁塗装業者選びのポイント

どの外壁塗装業者に依頼すればいいのか分からないときは、以下のポイントに注目してください。

4-3-1.複数の塗装業者に見積もりを依頼する

最初から1社に絞らず、複数の塗装業者に見積もりを依頼しましょう。ほとんどの外壁塗装業者では、無料見積もりを受け付けています。最低でも3社程度から見積もりを取り、価格・サービス・費用などを比較してください。気になる点や不明点があれば、スタッフに尋ねてみましょう。そこで、丁寧に答えてくれる業者なら安心して依頼できますが、説明もなく契約に進めようとする場合は注意が必要です。

4-3-2.施工事例を確認する

ホームページなどで施工事例が記載されているか確認してください。優良業者の多くは、写真つきで施工事例を記載しているでしょう。これまでどのような工事を担当してきたのか、どのような方法で外壁塗装をしてきたのかが詳しく記載されている業者ほど安心して依頼できます。

4-3-3.保証内容やアフターフォローが整っているか

保証内容やアフターフォローが充実しているかも、チェックしておきたいポイントです。特に、保証内容は、どれくらいの期間、どのような保証をしてくれるのか詳しく確認する必要があります。

4-3-4.スタッフの対応が丁寧でスピーディーか

不正を働く悪質な業者はスタッフの対応が悪く、丁寧に説明をしてくれない傾向があります。優良業者と悪徳業者を見極めるためにも、スタッフの対応はチェックしておきたいポイントです。どのような質問でも分かりやすく説明してくれるスタッフなら、安心して依頼できるでしょう。

4-3-5.口コミと評判もチェックしよう

地元の人からの評価が高く、口コミがいい外壁塗装業者は安心して相談ができます。インターネットで「○○(外壁塗装業者の名前) 評判」と検索してみてください。また、身近に外壁塗装を行った人がいれば、感想を聞いてみるのもいいでしょう。

5.大阪市の外壁塗装に関してよくある質問

大阪市の外壁塗装に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.外壁塗装の塗料はどのように選ぶべきか?
A.外壁塗装に使う塗料の種類は豊富で、耐久年数や特徴も違います。なお、外壁塗装でよく使われる塗料は以下のとおりです。

  • ウレタン塗料:耐久年数7〜10年。柔らかい性質が特徴で細部塗装には適しているが、やや耐久性に劣る
  • シリコン塗料:耐久年数12〜15年。コストパフォーマンスに優れており、現在最も主流になっている塗料
  • フッ素塗料:耐久年数15〜20年。耐久性に優れており、高層ビルなどに使われることが多い
  • 無機塗料:耐久年数15〜19年。耐久性が高く最上級の塗料だが、費用が高い
  • ラジカル塗料:耐久年数14〜16年。費用対効果が高く、どんな壁材にも対応できる

Q.色選びで気をつけておきたいことは?
A.サンプルを見せてもらうか、実際に業者が塗装した建物を見学しましょう。「思っていた色とは違う感じになった」という失敗例がよく起きているからです。カタログで見た色と、実際に外壁へ施された色とでは大きな違いがあります。その違いが生まれている原因は、面積効果という色の錯覚です。まったく同じ色でも小さな面積と大きな面積では見え方が大きく異なります。面積が広くなるほど明るい色は明るく鮮やかに、暗い色は暗くくすんで見えてしまうので注意が必要です。

Q.見積書より多い金額を請求されたときの対処法は?
A.すぐに、消費者センターや国民生活センターに相談してください。それでも、解決できない場合は、弁護士に相談したほうがいいでしょう。

Q.外壁の劣化を放置するとどうなるのか?
A.劣化状態がどんどんひどくなり、下地にまで悪影響を及ぼす恐れがあります。特に、ひび割れが大きくなると、そこから雨水が浸入し、雨漏りが発生してしまうので注意が必要です。

Q.外壁塗装の費用を節約するコツは?
A.劣化症状が見られたらすぐに対応したり、定期的にメンテナンスを行ったりすることが費用の節約へとつながります。また、足場をかけない無足場工法を採用するのも方法の1つです。足場の設置や解体にかかる費用は、全体のおよそ半分を占めているといわれています。つまり、足場をかけない無足場工法なら、足場代が丸々カットできるというわけです。無足場工法を採用しているオフィスチャンプでは、熟練の職人が外壁塗装を行っています。無料相談も受け付けているので、ぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

いかがでしたか? 大阪市にはハウスメーカー・工務店・外壁塗装業者など、外壁塗装を行っている会社がたくさんあります。それぞれ強みや特徴があるので、どのような方法で外壁塗装を行っているのかチェックしましょう。できるだけ、外壁塗装の実績と経験が豊富な業者に依頼したほうが、仕上がりもよく、スムーズに進められるはずです。

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