外壁の色あせを放置する影響は? 塗り替えの判断基準も紹介!

「外壁の色あせが気になる」「塗り替えるべきか?」とお悩みではありませんか? 外壁塗装は経年とともに劣化が進み、色あせが目立つようになってくることがあります。外壁の色あせは建物に古びた印象を与えてしまうため、早めに対処したほうがよいでしょう。

この記事では、外壁が色あせる原因や、色あせを放置した場合の影響・色あせが目立つ色と目立たない色などを詳しくご紹介します。

  1. 外壁の色あせが起こる原因は?
  2. 外壁の色あせを放置するとどうなるのか?
  3. 外壁の色あせが目立つ色3選
  4. 外壁の色あせが目立たない色3選
  5. 外壁を塗り替えるべきかどうかの判断基準
  6. 外壁を塗り替える際の注意点
  7. 外壁の塗り替えはオフィスチャンプへ
  8. 外壁の色あせに関するよくある質問

この記事を読むことで、外壁の色あせを放置すべきではない理由や、外壁の色選びでこだわったほうがよいポイントなどがわかるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.外壁の色あせが起こる原因は?

まずは、外壁の色あせはどのような原因で発生するのかをまとめました。

1-1.紫外線の影響による塗料の劣化

外壁は常に紫外線の影響を受けているため、年数がたつとともに劣化していきます。塗料の中に含まれている顔料の成分が、紫外線の影響を受けて破壊されるのが原因です。そのため、太陽の光が当たりやすい場所は特に色あせが目立ちやすいでしょう。紫外線による色あせはどんな家にも起こることですが、建物内部に影響が及ぶ前にタイミングを見極めて対処するのがおすすめです。

1-2.施工不良

塗装してから2~3年で色あせが目立つようになってきた場合は、施工不良が原因の可能性も考えられます。外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装するのが基本ですが、手抜きして2回しか塗っていない場合や、塗料を薄めすぎた場合などにこのようなことが起こりやすくなるのです。

2.外壁の色あせを放置するとどうなるのか?

外壁の色あせをそのまま放置していると以下のようにさまざまな問題を引き起こします。

2-1.見た目が悪くなる

色あせを放置すれば、家の外観の印象が悪くなります。外壁表面のツヤもなくなり、全体的に古びた印象になるでしょう。建物の見た目が悪くなると住んでいる人にとっても気持ちのよいものではありません。近隣住民から見ても近寄りがたい家になってしまいます。

2-2.ほかの劣化症状が出てくる

色あせが目立つようになってきているということは、外壁の劣化が進んでいる可能性が高いということです。色あせ以外にもさまざまな劣化症状が出てくるようになるでしょう。たとえば、塗料の防水効果が失われてチョーキング現象が起こるようになったり、ひび割れや剝離が起こったりすることも考えられます。

2-3.建物の寿命が短くなる

外壁の防水性が低下して建物内部に雨水が浸入するようになると、構造部の腐食が進み、建物自体の寿命を短くする原因になります。耐久性や耐震性にも不安が出てくるため、大きな地震が発生した際などに被害が大きくなる可能性も考えられるでしょう。

3.外壁の色あせが目立つ色3選

外壁の色あせを目立ちにくくしたいなら、色選びも重要です。色あせが目立ちやすいのは以下のような色といわれています。

3-1.赤

赤色は紫外線を吸収しやすいため、外壁に使用すると色あせが目立ちやすくなります。原色の赤は、塗装した当初は鮮やかですが、その分、色あせが始まると目立ってしまいやすいのです。あまり住宅の外壁に使われる色ではないものの、部分的に使用している家は多いので注意して観察しておくとよいでしょう。

3-2.黄色

黄色も赤同様、紫外線を吸収しやすく色あせしやすい色といわれています。特に、濃い黄色は顔料の窒素元素同士が多く結合しているため、紫外線によって切断されてしまうと色あせするスピードが速いのです。

3-3.緑

緑は住宅の外壁に使用されることも増えてきていますが、色あせしやすい色なので注意が必要です。特に、明るめや濃いめの緑は鮮やかさが失われたときにわかりやすいでしょう。

4.外壁の色あせが目立たない色3選

逆に、以下のような色は色あせが目立ちにくいといわれています。

4-1.白

最も色あせが目立ちにくいといわれているのが、白です。もともと白いので顔料が変色してもわかりにくく、外壁の劣化に気づきにくいといわれています。また、白は紫外線を反射するため、ほかの色に比べてダメージを受けにくいことも理由の1つです。

4-2.黒

黒は顔料にカーボンブラックが使われており、紫外線のダメージを受けにくいことで知られています。着色力も強いので日光によって分解されにくく、色あせも起こりにくいのが特徴です。ただし、表面のツヤが失われてしまうと一気に色あせが目立つようになることもあるので注意してください。

4-3.青

青も白と同じように、紫外線を吸収しにくい色といえます。顔料に含まれる元素同士の結合も強いため、色あせの進行スピードが遅いのです。外壁に使用するなら、白と青のツートンカラーというように、組み合わせて使う方法をおすすめします。

5.外壁を塗り替えるべきかどうかの判断基準

外壁を塗り替えるべきか迷ったときは、以下のポイントをチェックしてみてください。当てはまるようであれば塗り替えを検討したほうがよいでしょう。

5-1.塗料の耐久年数が過ぎている

外壁に使われている塗料には、種類によって耐久年数に違いが見られます。たとえば、ウレタン塗料は8~10年、シリコン塗料は10~15年、フッ素塗料は15~20年が耐久年数の目安です。外壁の色あせが気になってきたら、塗料の耐久年数が過ぎていないか確認してみましょう。もし過ぎているようなら、すぐに塗り替えを検討すべきです。

5-2.色あせ以外の症状も出てきている

外壁の劣化が進行していれば色あせ以外の症状も出てきているはずです。ひび割れや剝がれ・チョーキング現象・藻やコケの発生などの症状が発生しているようなら、早めに塗り替えたほうがよいでしょう。

6.外壁を塗り替える際の注意点

外壁の塗り替えを依頼するにあたって、以下のような注意点があるので確認しておきましょう。

6-1.色選びのポイントを押さえる

外壁を塗り替えるにあたって色選びをする際には、いくつかこだわるべきポイントがあります。上記でご紹介したような色あせが目立ちにくい色を選ぶのはもちろんですが、そのほかにも色選びで失敗しないための注意点があるので確認しておきましょう。たとえば、近隣の家や周辺環境との調和がとれた色かどうかをチェックしてください。自治体によっては外壁に使える色が制限されているところもあるので注意が必要です。また、実際に塗装してから「思っていたのと違う」ということにならないよう、なるべく大きめの色見本を参考にしたり、色見本を屋外で見たりするとよいでしょう。

6-2.業者選びは慎重におこなう

外壁塗装業者の中には、きちんとした施工をせずに高額な料金を請求してくるような悪徳業者も存在します。そのため、業者選びは慎重におこなうようにしましょう。以下のポイントは必ずチェックするようにしてください。

  • 豊富な実績があるか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書に詳細が記載されているか
  • 業者の所在地を明らかにしているか
  • ホームページはあるか
  • 過去の施工例を見せてくれるか
  • 丁寧でスピーディーな対応か

6-3.複数業者に見積もりを依頼して相場を把握する

外壁塗装工事の費用は、業者によって異なります。そのため、あらかじめ大まかな相場を把握しておくと安心です。最低でも3社以上に無料見積もりを依頼し、その内容を比較してみることをおすすめします。もちろん金額だけでなく、サービス内容や保障内容・対応の丁寧さなどもしっかり比較してください。

7.外壁の塗り替えはオフィスチャンプへ

外壁の色あせが気になってきたら、オフィスチャンプへご相談ください。

7-1.足場を組まずに塗装できる

オフィスチャンプでは、足場を組まずに職人がブランコに乗って作業する「無足場工法」を採用しています。通常の外壁塗装だと足場を組むための費用が発生しますが、オフィスチャンプの場合は足場代がかからない分、工事費用が安く済むのが魅力です。足場を組まないので隣家との距離が近いなど、狭いスペースでも作業できるなど、費用面以外にもさまざまなメリットがあります。

7-2.中間マージンが発生しない

オフィスチャンプでは注文の受付から打ち合わせ・実際の作業までを一貫して自社の職人がおこないます。作業を下請け業者に丸投げしている業者とは違って中間マージンが発生しないため、費用を安く抑えられるのが特徴です。最後まで担当者が変わらないため、依頼主にとっても安心でしょう。

7-3.気軽に無料見積もりを依頼できる

オフィスチャンプのホームページには無料見積もりの申し込みフォームがあるため、いつでも気軽に利用できます。また、無料見積専用ダイヤルも用意しているので直接お話したい方はぜひこちらからお問い合わせください。

8.外壁の色あせに関するよくある質問

「外壁の色あせについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.外壁が色あせてきたらすぐに塗装したほうがよいのでしょうか?
A.色あせは劣化の初期症状なので急ぐ必要はありませんが、ほかの劣化症状が現れているようなら話は別です。まずは業者に依頼して外壁を点検してもらうことをおすすめします。

Q.色あせしにくい塗料にはどのようなものがあるのでしょうか?
A.塗膜の劣化を防いで色あせが起こりにくい塗料に、ラジカル制御塗料があります。コストパフォーマンスの高い塗料として知られているのでチェックしてみるとよいでしょう。

Q.外壁の一部が緑や黒に変色しています。色あせでしょうか?
A.恐らくカビや藻・カビの発生による変色です。放置すると変色の箇所が広がっていくので注意してください。

Q.外壁塗装の費用相場はどのくらいですか?
A.平均的な住宅で60万~100万円が相場といわれています。

Q.悪質な外壁リフォーム業者の特徴を教えてください。
A.突然訪問してきて強引に契約を迫る・大幅に値下げしてくる・オリジナル塗料をすすめてくる・見積書に詳細が記載されていないなどの特徴があります。

まとめ

外壁が色あせる原因として考えられるものや、塗り替えるべきかの判断基準などを詳しくご紹介しました。外壁の色あせは劣化の初期症状といえるため、塗り替えも視野に入れながら状態をよく確認する必要があります。塗り替える際には色あせが目立ちにくい色を選ぶこともできるため、業者と相談しながら決めていくとよいでしょう。

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