ビルの塗装工事費用を削減する方法は? 重要性やポイントを徹底解説!
「ビルの塗装工事費用はどうすれば節約できるのか」「工事期間はどのくらいかかるのか」など、ビルの塗装工事で頭を抱えている方は多いでしょう。
戸建て住宅よりも費用が高く、工事期間も長くなるビルの塗装工事は、スムーズに終わらせるためにもいくつかポイントがあります。要点をしっかりと押さえておけば、居住者にストレスを与えずに塗装工事を終わらせることができるでしょう。
そこで、本記事では、ビルの塗装工事費用を削減する方法やポイントなどを解説します。
この記事を読むことで、ビル塗装工事の重要性や事例なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.ビル塗装工事の重要性は?
最初に、ビル塗装工事の重要性をチェックしましょう。
ビルの耐久性を維持するため
ビルの塗装工事は、建物自体の耐久性を維持するために必要不可欠です。そもそも、外壁塗装は紫外線や雨風から外壁を守るという役割を担っています。1回塗装をすると効果は永久的に持続するわけではありません。経年劣化によって塗装の効果が少しずつ薄まり、最終的には下地がむき出しの状態になってしまいます。その結果、外壁にひび割れが発生し、そこから雨水が浸入してはビルの耐久性が著しく低下してしまうというわけです。ビルの耐久性を維持するためにも、定期的に塗装工事を施す必要があります。
美観を美しく保つため
耐久性を維持するのはもちろんのこと、ビルの外観を美しく保つためにも塗装工事は必要です。外壁塗装が剝がれてきたり、ひどい汚れを放置したりしていると、どんどん美観が損なわれてしまいます。外壁が汚くなっているビルは不衛生で悪い印象を周囲に与えてしまいがちです。自然とテナントや入居者も去ってしまうことになり、空室が増えるとビルの運営も困難になるでしょう。ビルの入居率を維持するためにも、塗装工事で美観を保つ必要があります。
資産価値を高めるため
ビルの資産価値を高めるためにも、定期的な塗装工事が必要です。建物の資産価値は築年数が増えるほど低下するものですが、しっかりとメンテナンスを行っておけば資産価値も自然と上がります。たとえば、オフィスを探している企業が同条件のビルを複数比較している場合、汚れているビルよりも清潔な状態を維持しているビルのほうを選ぶでしょう。入居率を維持しているビルは資産価値が高くなり、築年数が古くても新しいビルに見えます。
2.塗装工事のコストを削減する方法
ここでは、塗装工事のコストを削減する方法について詳しく説明します。
塗装工事のタイミングが重要
塗装工事の費用を抑えるポイントは、適切なタイミングで塗装工事をすることです。ビルの塗装工事は、12年に一度が理想だといわれています。ビルの防水工事や大規模修繕工事と同じタイミングで、塗装工事も行うのが一般的です。塗装工事を12年以上怠っていると、外壁がどんどん劣化し、早急な修繕工事が必要になる状態にまで悪化してしまいます。その結果、定期的な塗装工事よりも大がかりな工事になり、費用が高額になる恐れがあるのです。費用節約のためにも、定期的に塗装工事を行う必要があります。
耐久性のある塗料を選ぶ
ビルの塗装工事で、コストパフォーマンスに優れている塗料を選ぶのもコスト削減のポイントです。ビルの外壁塗料としてよく使われるのは、シリコン系塗料・フッ素系塗料・遮熱塗料などがあります。耐久性に優れている塗料はメンテナンスコストだけでなく、エネルギーコストの削減にもつながるでしょう。それぞれの特徴を下記にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- シリコン系塗料:機能と値段のバランスが優れている。耐用年数は11~13年
- フッ素系塗料:膜の寿命が長く、高級感がある。耐用年数は11~15年
- 遮熱塗料:反射性が高く、太陽光による熱の影響が抑えられる。耐用年数は15年程度
実績のある塗装業者に依頼する
塗装工事を担当する業者選びも、コスト削減における大切なポイントです。できるだけ実績のある塗装業者に依頼してください。塗装工事はもちろんのこと、ビルやマンションなど大規模修繕に対応している業者がおすすめです。ビルやマンションの塗装工事は、戸建て住宅よりも塗装範囲が広く、工事期間も長くなります。塗装工事をスムーズに進めるためには計画が重要になるため、大規模修繕に長(た)けている業者のほうが安心です。
無足場工法を採用する
できるだけ塗装費用を抑えたい方は、無足場工法を採用する方法もあります。無足場工法とは、足場を組み立てない工法のことです。一般的に、外壁工事では足場を組み立てることになりますが、足場代は全体費用の約3分の1を占めているといわれています。つまり、無足場工法を採用すれば、大幅な費用削減が可能になるでしょう。ただし、無足場工法の実績がある業者選びが大切なポイントとなります。
3.オフィスチャンプの塗装工事サービス
ここでは、オフィスチャンプの塗装工事サービスを紹介します。
足場をかけない外壁リフォーム
オフィスチャンプでは、足場をかけない外壁リフォームを行っています。無足場工法を得意としているため、どのような状況にも合わせて必要な工事のみの実施が可能です。足場を設置できない場所でも人が1人入るスペースがあれば、塗装工事を進めることができます。無足場工法に対応できる業者はまだ少なめではありますが、オフィスチャンプは他社が認めざるを得ない難関外壁リフォームもこなす圧倒的な技術力が大きな強みです。
コスト効率と品質のバランスを重視
オフィスチャンプは、コスト効率と品質のバランスを重視しています。塗装業者の中には、やみくもに激安を追求するところがありますが、費用ばかりに注目してしまうと満足のいく仕上がりになりません。安価な費用で塗装した結果、すぐに塗膜が剝がれてしまったり、ひび割れが起きたりする恐れがあります。オフィスチャンプは不要な項目をそぎ落とした工法と実力を兼ね備えているからこそ、コストと品質のバランスが取れた施工が実現できるのです。
ビルやマンションが中心
東京・大阪のビルやマンションを中心に外壁塗装・リフォーム工事を行っているのも、オフィスチャンプの特徴です。塗装業者の中には、戸建て住宅を中心に対応しているところがありますが、ビルやマンションの場合は該当建物に優れている業者を選ぶのがポイントとなります。これまで多数のビルやマンションの外壁工事を担当してきたオフィスチャンプなら、どのような状況にも対応できるほか、ニーズに合わせた方法で塗装が可能です。
まずは無料相談・無料見積もりを
ビルの塗装工事を検討中の方は、ぜひ一度無料相談・無料見積もりをご依頼ください。お問い合わせや見積もりは、基本的に無料となっています。見積もりに納得いただけない場合でも、執拗(しつよう)に契約を迫るようなことはしません。塗装業者の中には、見積もりをキャンセルするとキャンセル料を請求してくる悪徳業者が存在していますが、オフィスチャンプはそのようなことはないので安心してください。どのような相談にも親身かつ丁寧に対応しております。
4.ビル塗装工事の事例を紹介
ここでは、オフィスチャンプが担当したビル塗装工事の事例をいくつか紹介します。
隣の建物とのすき間が狭いビル外壁塗装
築年数が経過しているビルの外壁塗装です。あちこちにひび割れが起きていたため、まずはひび割れを見えなくするために微弾性フィラーを厚塗りしました。ひび割れ補修をしっかりと行うことで、塗料も付着しやすくなります。ひび割れ補修の跡に、ウレタン塗料による仕上げを行いました。また、隣のビルとのすき間が非常に狭かったため、無足場工法のブランコ作業が有効です。足場をかけられないようなスペースだからこそ、オフィスチャンプの無足場工法を生かすことができました。
養生ネットで飛散防止
隣の家とのすき間が狭く、民家が隣接している場所でのビル塗装工事です。隣の家とのすき間が狭い場合、塗料が周囲に飛び散ってしまう恐れがあります。塗装中に塗料が飛散しないように、オフィスチャンプでは養生ネットを用いて飛散防止養生を行いました。これは、足場をかけない無足場工法だからこそできる方法でもあります。予算の都合上、ほとんど下地処理をせずにそのまま塗装を行い、仕上げを行いました。オフィスチャンプでは、予算に合わせた塗装工事の提案も可能です。
外壁パネルの塗装工事
建物外壁の老朽化に伴い、色があせてきたアルミパネルの塗装を行いました。通常、塗装の食いつきが悪いため、アルミには塗装しないケースがほとんどです。しかし、今回は、塗料の食いつきが良くなるように、アルミのパネル面をケレン・清掃し、特殊な下塗り材を使用しました。下塗り材を用いることで、塗装の仕上がりがとてもキレイになります。このように、外壁材に合わせた方法で塗装を行うのもオフィスチャンプの強みです。
ビルの大規模修繕
塗装工事を含めた大規模修繕工事のケースです。躯体(くたい)補修・シーリング塗装・鉄部塗装・防水床石面補修工事を行いました。大規模修繕ということで施工内容が幅広く、時間もかかりましたが、タイルの張り替えや洗浄・塗装工事などでキレイな仕上がりになります。美しい外観によって、建物躯体の健全化も進めることができました。オフィスチャンプでは部分的な工事はもちろんのこと、ビルの大規模修繕にも対応しています。
5.ビルの塗装工事に関してよくある質問
ビルの塗装工事に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.塗装工事をすべき劣化症状は?
A.以下のような劣化症状が外壁に見られた際は、塗装工事をすべきタイミングといえるでしょう。
- チョーキング現象(外壁に触れると白い粉が付く)
- ひび割れ(クラック)
- 色あせ・退色・変色
- コケやカビ・藻の発生
- 塗膜の剝がれ
- コーキングの劣化
上記の中でも特に注意しておきたいのが、ひび割れです。放置するほどひび割れの幅が大きくなり、そこから雨水が浸入しては大事な基礎部分が腐敗してしまう恐れがあります。ひび割れが早めの対処が重要です。
Q.ビルの塗装工事費用はいくらぐらいか?
A.外壁の状況やビルの規模によって異なりますが、塗装工事費用はおよそ300~1,500万円です。塗装範囲が広範囲になり、外壁が傷んでいる状態ほど高額になる傾向があります。また、大規模修繕として塗装工事をする場合は、1,500万円以上かかることもあるでしょう。費用面が気になる方は、複数の塗装業者に無料見積もりを依頼してみてください。
Q.無足場工法の主なメリットは?
A.費用が節約できるだけでなく、建物との間に十分なすき間がない場合でも外壁工事が行えるという点が大きなメリットです。商店街など雑居ビルが立ち並んでいる場所は、隣の建物とのすき間が狭く、足場をかけることができません。足場の設置スペースがない場所でも、無足場工法なら塗装工事ができます。そのほか、ピンポイントで補修したり、比較的短期間で済んだりできるのも無足場工法のメリットです。
Q.無足場工法が採用できないケースはあるのか?
A.屋上が傾斜屋根になっているケースです。無足場工法は屋上に専用機材を設置することになるため、傾斜屋根では設置できません。安全を確保するためにも、屋上はフラットであることが前提です。また、14階以上の高層ビルには無足場工法が採用できない可能性があります。
Q.塗装工事の大まかな流れは?
A.参考として、オフィスチャンプにおける施工の流れを下記にまとめました。
- お問い合わせ(無料見積もり)フォームまたは電話で問い合わせる
- 現地にうかがい、スタッフが採寸・写真撮影・ヒアリングを行う
- 使用材料や工法を含め、ヒアリングの際にうかがった内容で見積もりをする
- 見積書に納得いただけたら、施工開始日を決める
- 建物居住者および周辺住民へ告知・挨拶(あいさつ)をする
- 施工(下地補修から塗装・仕上げまで)→引き渡し
まとめ
いかがでしたか? ビルの外壁工事費用を削減する方法として、無足場工法を採用する方法があります。無足場工法は足場をかけないので、足場代が丸ごと節約できるという点が大きなメリットです。そのほか、隣の建物とのスペースが狭くとも、無足場工法なら塗装工事ができます。オフィスチャンプではビルやマンションを中心に無足場工法による外壁リフォームを行っているので、ぜひ一度お問い合わせください。