
大阪市のマンション外壁塗装ガイド! 費用を抑えて高品質な塗装を実現するコツ
大阪市でマンションの外壁塗装をご検討中の方へ。
マンションの外壁塗装を考える際、信頼性の高い業者の選定や予算についての悩みがつきものです。安くて質の高い仕事を提供する業者を見つけ、施工例を確認したいという方は多いでしょう。
そこで、この記事では、大阪市でのマンション外壁塗装に関する完璧なガイドをお届けします。予算を守りつつ、成功を収めるための方法を探る一助となるでしょう。マンションの美しさを保ち、トラブルから身を守るための情報をご提供いたします。
また、信頼性と質の高さを兼ね備えた業者の見極め方や施工例についてもご紹介します。大切なマンションを美しく保つための手助けとして、ぜひお役立てください。
1.大阪市におけるマンションの外壁塗装費用相場
大阪市内でのマンション外壁塗装の費用は、マンションのサイズと工事内容に応じて異なります。外壁塗装の費用相場は、おおよそ1平方メートルあたり3,600円から5,000円です。以下に、マンション外壁塗装の大まかな費用を示します。
1-1.階数と塗装面積による費用相場
マンションの規模 | 外壁塗装面積(約) | A社 | B社 | C社 |
---|---|---|---|---|
3階建て | 780m² | 285万円 | 125万円 | 390万円 |
4階建て | 1030m² | 370万円 | 450万円 | 515万円 |
5階建て | 1290m² | 465万円 | 565万円 | 645万円 |
6階建て | 1550m² | 560万円 | 680万円 | 775万円 |
7階建て | 1800m² | 650万円 | 790万円 | 900万円 |
この表は平方メートル単位での価格を示しています。A社は約3,600円/m²、B社は約4,300円/m²、C社は約5,000円/m²の価格帯で提供しています。
1-2.マンション塗装費用の内訳
外壁塗装工事の費用内訳についても説明します。外壁塗装の費用は、主に材料費と施工費から構成されます。典型的な内訳では、材料費が約全体の70%を占め、施工費が残りの30%です。
また、通常、マンションの外壁塗装には足場を設置します。そのため、上記の費用に加えて足場代が別途発生します。
足場代は一般的に平方メートル単位で計算され、大阪市におけるマンション外壁塗装の足場代の費用相場は、約800円/m²から1,200円/m²となります。
ただし、これらの費用は具体的なマンションのサイズや工事内容によって異なります。詳細な費用見積もりを知りたい場合は、マンションの仕様に基づいた複数の業者からの見積もりを取ることをお勧めします。
1-3.無足場工法でコストダウンも!
足場を必要としない「無足場工法」を採用することでコストを落とすことができます。この工法は、建物の外壁工事を行う際に、通常必要な足場を設置せずに作業できる方法です。
足場の設置や撤去にかかる費用や、足場を使わないことで作業効率が向上し、労働時間も短縮されるため、総合的なコスト削減につながります。特にマンションのような大きな建物のケースでは、他社との比較で100万円以上安くなるという例も少なくありません。
オフィスチャンプでも無足場工法によるマンション塗装を提供しています。マンション塗装のコストダウンを考えている方はぜひチェックしてください。
2.大阪市のマンション塗装に使える助成金・補助金
大阪市では、マンションの塗装に関連する補助金や助成金がいくつかあります。具体的には以下のようなものがあります。
2-1.分譲マンション長期修繕計画作成費助成制度
分譲マンション長期修繕計画作成費助成制度は、大阪市内にある分譲マンションの管理を支援するために、市が提供している助成制度です。この制度は、分譲マンションの適切な管理を促進し、長期的な健康と価値の維持を目的としています。
対象条件
- 大阪市内にある分譲マンションであること
- 区分所有者等が10人以上であること
- 専有面積の1/2以上が住宅用途であること
- 建築後5年以上が経過した分譲マンションであること
- 長期修繕計画が未作成、または現行の計画に基づく修繕積み立て額が補助対象の基準に適合していること
- 国が定めた長期修繕計画の標準形式に従った計画を作成または見直すための決議が管理組合で行われていること
補助内容
補助率:補助対象の経費の1/3
補助限度額:1件あたり30万円(ただし、予算内での補助)
補助対象費用
専門家に委託して行う以下の費用が対象となります。
- マンションの現状調査・診断
- 長期修繕計画の作成または見直し
注意事項
- 専門家に委託する前に申請が必要です。
- 申請は管理組合理事長名または管理組合法人名で行われる必要があります(個人での申請は不可)。
- 一度の補助金交付が制限されています。
- 消費税等相当額や他の制度による補助金は含まれません。
- この補助金は所得税法上、総収入金額に算入しなくてもよい場合があります。税務署に確認することが推奨されます。
- 行政書士でない個人が他人の依頼を受けて官公署に提出する書類を作成することは法的に制限されています。
この制度を活用することで、分譲マンションの長期的な健康と価値を維持し、適切な管理を実現する一助となることでしょう。ぜひ、管理組合で検討してみてください。
2-2.大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業
この制度の主な目的は、大阪市内での子育て世帯等の住宅需要をサポートし、民間賃貸住宅の改修を奨励することです。子育て世帯等が快適で安全な住環境を提供できるように、改修工事を促進します。
対象条件
- 大阪市内にある民間賃貸住宅
- 対象住戸が空き住戸であり、入居者の募集を行っていない状態であること
- 対象建物は昭和56年6月1日以降に建設されたものであること
(ただし、昭和56年5月31日以前に建設された場合で、耐震改修工事が行われる場合 - 地震対策に適合することが確認された場合は、対象条件から除外されません)
- 対象住戸の専有部分の床面積が40㎡以上であること(改修工事後に40㎡以上になる場合も対象)
- 台所、水洗便所、収納設備、独立した洗面設備、浴室(シャワー室を除く)が備わっていること(改修工事後にこれらの条件を満たす場合も対象)
- 対象建物は建築基準法その他関係法令に適合していること
- 以前に同様の補助金を受けていないこと
- 他の国や地方公共団体からの補助金を受けていないこと
補助内容
この補助制度では、特定の改修工事に対して補助が提供されます。以下は補助の対象工事の一例です。省エネルギー改修工事として塗装工事が対象となる可能性があります。
- バリアフリー改修工事(共用部分を含む)
- 省エネルギー改修工事
- 間取りの変更に係る工事
- 設備の新設・改良工事
- 子どもの安全対策措置
- 防音性の向上等に係る工事(床の振動対策工事、壁の防音工事、窓の防音工事)
- 防犯性の向上に係る工事(共用部分に限る)
補助対象費用
補助対象となる費用は、対象工事費用の1/3が補助されます。また、1戸あたりの補助限度額は最大で75万円となります。この補助金は対象工事費用から差し引かれ、改修工事の一部として利用できます。
注意事項
申請手続きは、指定の期限内に行う必要があります。期限は変更される可能性があるため、正確な期限を確認しましょう。
事前相談が可能であり、改修工事の内容や見積書を提出して補助金の対象工事内容や金額を確認することができます。相談には時間がかかることがあるため、早めに相談し、余裕を持って申請手続きを進めることをおすすめします。
2-3.空家利活用改修補助事業
この制度の主な目的は、大阪市内の空家を利活用し、良質な住環境を提供することです。また、非営利団体が地域まちづくりのために空家を活用することも支援します。
対象条件
- 改修対象の住宅が、平成12年5月31日以前に建設されたものであること
- 対象の住宅が不動産市場で賃貸用または売却用として流通しておらず、3か月以上空家であること
- 改修によって一定の耐震性能が確保されるか、既に耐震性能を持っていること
- 大阪市が情報発信できる利活用事例であること
- 改修の主な目的が売却ではなく、住宅の性能向上や地域まちづくりに資することであること
補助内容
この制度では、以下の2つの種類の補助を提供します。
住宅再生型
空家を住宅として再生するための改修工事に対する補助です。バリアフリーや省エネルギーなどの性能向上に資する改修が含まれます。
地域まちづくり型
非営利団体が子ども食堂や高齢者サロンなど地域まちづくりに資する改修工事を行う場合の補助です。この場合、改修後の用途は地域まちづくりに資するものである必要があります。
補助対象費用
補助金額は、補助内容に応じて異なり、各補助内容ごとに「補助対象費用に補助率を乗じた額」と「限度額」から最も低い額が補助されます。補助金の種類や限度額は以下の通りです。
住宅再生型
- インスペクション(既存住宅状況調査): 補助率2分の1、1戸あたり3万円
- 耐震診断: 補助率11分の10、1戸あたり5万円、1棟あたり20万円
- 耐震改修設計: 補助率3分の2、1戸あたり10万円、1棟あたり18万円
- 耐震改修工事: 補助率2分の1、1戸あたり100万円
- 性能向上に資する改修工事: 補助率2分の1、1戸あたり75万円
地域まちづくり型
- インスペクション(既存住宅状況調査): 補助率2分の1、1戸あたり3万円
- 耐震診断: 補助率11分の10、1戸あたり5万円、1棟あたり20万円
- 耐震改修設計: 補助率3分の2、1戸あたり10万円、1棟あたり18万円
- 耐震改修工事: 補助率2分の1、1戸あたり100万円
- 地域まちづくりに資する改修工事: 補助率2分の1、300万円
注意事項
補助金の申請は、補助内容ごとに異なる申請締切が設定されていますので、期限を確認して申請を行う必要があります。
申請できる人は、空家所有者、空家所有者の配偶者、一親等以内の親族、または空家取得予定者や賃借予定者(住宅再生型)および非営利団体(地域まちづくり型)です。
3.マンション塗装業者を選ぶ際の注意点
マンション塗装業者を選ぶ際に重視すべき要点は、外壁の美観や耐久性を保つために非常に重要です。以下に、大阪市でマンション塗装業者を選ぶ際に考慮すべきポイントを詳しく解説します。施工業者の選択は、マンションの価値と住環境に大きな影響を与えますので、慎重に検討しましょう。
3-1.口コミや評判の確認
マンション塗装業者を選ぶ前に、過去の施工実績や口コミを注意深く調査しましょう。信頼性の高い業者は、実績や評判がオンラインや口コミサイトで確認できるはずです。また、身近な友人や家族からの推薦も有用です。
3-2.価格と品質
マンション塗装の価格は重要ですが、安価な業者だけでなく、品質にも注意を払う必要があります。安価な業者は低品質の材料を使用することがあり、塗装の耐久性に影響を与える可能性があります。
一つの業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取得し比較検討しましょう。異なる業者の見積もりを比べることで、適正価格やサービス内容を把握しやすくなります。極端に安い見積もりには注意が必要です。
3-3. 契約書の詳細確認
契約を結ぶ前に、契約書を詳細に確認しましょう。特に以下の点に注意を払いましょう。
施工内容の明確化: 塗装の範囲、使用する塗料、工期、料金について明確に記載されているか確認しましょう。
追加費用の有無: 追加工事や費用についての明確な記述があるか確認し、意図せぬ追加費用を回避しましょう。
3-3.保証とアフターサービス
マンション塗装が完了した後も、長期的なメンテナンスやトラブル時の対応が重要です。業者が提供する保証期間を確認し、施工後のアフターサービスやトラブル時の対応が迅速かつ効果的であるかどうかを確認しましょう。
4.大阪市でマンション塗装を行う際の注意点
マンション塗装を検討する際、その計画において注意すべきポイントがあります。外壁の塗装は建物の美観を保つだけでなく、耐久性を向上させる重要なメンテナンス作業です。大阪市でのマンション塗装を成功させるために、以下の注意点を押さえましょう。
4-1.塗装時期
適切な塗装時期の選定は、塗装の品質と耐久性に直結します。以下は、塗装時期に関する注意点です。
季節の選定
塗装は気温や湿度に影響されます。春や秋が適しており、極端な気象条件を避けるためにもこれらの季節を考慮しましょう。
雨の回避
塗装作業中に雨が降ると、塗料が乾燥せず品質が損なわれる可能性があるため、雨の少ない時期を選びましょう。
大阪市において、最適なマンション塗装の時期は春から秋にかけてです。理由は以下の通りです。
- 春や秋は気温が穏やかで、塗料の適切な乾燥が期待できます。
- 夏の猛暑や冬の寒さを避けることで、作業者の労働条件が改善され、塗装品質が向上します。
- 降水量が少ないため、作業の中断リスクが低いです。
4-2.塗料の選定
適切な塗料の選定は、塗装の品質と持続可能性に影響します。以下は、塗料に関する考慮すべき事項です。
目的に合わせる
塗装の目的に応じて、外壁用、屋根用、防水用など、適切な種類の塗料を選びましょう。
耐候性
大阪市の気候条件に合わせ、耐候性に優れた塗料を選びましょう。劣化や退色を最小限に抑えます。
環境への配慮
環境に優しい塗料を選び、揮発性有機化合物(VOC)の排出を最小限に抑えることが大切です。
4-3.契約内容を確認
マンション塗装の契約は慎重に行うべきです。契約書にはすべてのサービス、料金、保証に関する詳細が明示されているか確認しましょう。口頭での約束だけでなく、文書での確認が大切です。
4-4.見積もりの比較
複数の業者から見積もりを取得し、価格と提供されるサービスを比較しましょう。最もコスト効果の高いオプションを選びましょう。
4-5. 近隣への配慮
マンション塗装作業は、近隣住民への配慮が不可欠です。以下は、近隣住民への配慮に関するポイントです。
騒音と振動の管理
塗装作業中に発生する騒音や振動を最小限に抑え、近隣住民の生活への影響を軽減しましょう。
安全対策
周囲の安全を確保するため、適切な安全対策を講じましょう。
これらの注意点を順守し、マンション塗装を計画・実施することで、美しい外観を維持し、住民や環境への配慮を実現できます。
5.マンション塗装を施工する流れ
マンション塗装は、以下の一般的なプロセスに従って行われます。各ステップは注意深く実施することが、美観と耐久性を保つために重要です。
5-1. 現地調査
マンション塗装プロジェクトの初めに、専門家が現地調査を実施します。このステップでは、以下のことが行われます。
塗装範囲の確認
塗装が必要な箇所や範囲を確認します。外壁、屋根、付帯部分など、どの部分が塗装の対象となるかを明らかにします。
必要な作業内容
下地処理、クリーニング、補修、特別な処理が必要かどうかを判断します。現地調査に基づいて、施工計画が立てられます。
5-2. 見積もり
現地調査の結果を基に、マンション塗装業者に見積もりを依頼します。見積もりには以下の情報が含まれます。
施工費用
塗装作業にかかる予想費用が詳細に記載されます。これには材料費、人件費、設備費などが含まれます。
工期
塗装が完了するまでの予想工期が示されます。工期は天候やプロジェクトの規模に応じて変動することがあります。
使用される塗料
塗料の種類やブランド、色合いが指定されます。
5-3. 施工準備
契約が結ばれた後、塗装作業の準備が行われます。このステップには以下の要素が含まれます。
塗料の調達
塗料の種類に応じて、適切な塗料を調達します。塗料はプロジェクトの仕様に合わせて選ばれます。
足場の設置
外壁や屋根へのアクセスを確保するために、足場が設置されます。
5-4. 下地処理
外壁や屋根の下地処理は、塗装の仕上がりに大きな影響を与えます。下地処理には以下の作業が含まれます。
クリーニング
壁面や屋根の汚れ、カビ、既存の塗膜を除去します。これにより塗料が密着しやすくなります。
補修
壁や屋根に亀裂や傷がある場合、これらを修復します。表面の平滑化や補強が行われます。
5-5. 塗料施工
下地処理が完了したら、塗装作業が始まります。塗料施工には以下のステップが含まれます。
下塗り
下地に塗料を塗り、密着性を高めます。
中塗り
下塗りの上から塗料を追加し、塗膜を均一にします。
上塗り
最終的な仕上げとして、外壁や屋根に上塗りが行われます。色や質感が決定されます。
5-6. 仕上げ
最終的な塗料が完全に乾燥したら、仕上げ作業が行われます。これには以下が含まれます。
検査
塗装の品質を確認し、欠陥や不均一な箇所がないかをチェックします。
足場の撤去
塗装が完了したら、足場を撤去して工事現場をクリーンにします。
引き渡し
塗装が完了した建物をお客様に引き渡し、最終的な承認を得ます。
以上が、一般的なマンション塗装のプロセスです。各ステップでの慎重な作業と品質管理が、美しい仕上がりと長期的な耐久性を確保する鍵となります。
まとめ
この記事では、大阪市でのマンション外壁塗装に関する重要なポイントをまとめました。大阪市でマンション外壁塗装はを成功させるには、信頼性のある業者の選定、施工プロセスの理解が必要不可欠です。
オフィスチャンプは、建物の大規模修繕工事、外壁塗装工事、およびその他の小規模な補修工事を専門とする会社です。
オフィスチャンプは、自社の職人を一から教育し育てています。外注費用を極力少なくし、作業品質と信頼性を維持するために、外部の業者に仕事を依頼することを最小限に抑えています。これにより、品質管理が容易に行え、クライアントに信頼性の高いサービスを提供できます。
オフィスチャンプのマンション施工事例
オフィスチャンプの大阪市での施工事例をご紹介します。今回の事例は、マルミ製菓の商業ビルでの外壁改修工事です。
工事概要 | 躯体補修 シーリング 塗装 鉄部塗装 防水工事 屋上フェンス設置工事 |
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場所 | 大阪府大阪市 |
建物情報 | 階数: 地上4階 工期: 約3ヶ月 竣工: 平成30年9月 |
このプロジェクトでは、建物正面の両端の外壁に大きな爆裂が発生していました。まず、これらの爆裂部分を補修し、補修箇所が目立たないように調色塗装を施しました。さらに、漏水の問題が発生していたため、お客様のご要望に応じてサッシ周りのシーリング工事も行いました。
オフィスチャンプは、マンションや建物の大規模修繕工事、外壁塗装工事などにおいて多くの実績を積み重ねています。無足場工法を用いたコストダウンと高品質な施工を提供し、多くのお客様に信頼いただいています。まずはお気軽にご相談ください。