ビルの外壁の劣化を補修する方法は? 主な判断基準やポイントを解説!

「ビルの外壁が劣化しているので、補修する方法やポイントを詳しく知りたい」とお考えではありませんか?

ビルの外壁が劣化すると、美観を損ねる、耐久性が低下するなど、気になる点がたくさんありますよね。しかし、実際に、どんな原因でどんな劣化が起きるのか、どんな方法で補修すればよいのかなど、よく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、ビルの外壁の劣化について詳しく解説します。

  1. ビルの外壁が劣化しているサイン
  2. ビルの外壁の劣化による影響
  3. ビルの外壁補修のタイミングとコスト管理について
  4. ビルの外壁補修を無足場工法で行うメリット

この記事を読むことで、ビルの外壁の劣化を判断するポイントや適切に補修する方法などがよく分かります。ビルの外壁の劣化が気になる方には、お役に立てることでしょう。

1.ビルの外壁が劣化しているサイン

最初に、ビルの外壁が劣化するとどんなサインが見られるか、詳しく見ていきましょう。

色あせが目立つ

ビルの外壁が劣化すると、色あせが目立つようになります。外壁の色あせの原因は、経年や紫外線などによる劣化です。特に、赤や青といった原色に近い色は、色あせしやすくなります。色あせだけなら、すぐに外壁補修が必要な状態ではありません。しかし、ビルの美観を損ねることから、早めに補修することがおすすめです。なお、外壁を掃除しても汚れが落ちない場合は、色あせが原因のことがあります。

ひび割れができる

ひび割れができるのも、ビルの外壁が劣化したサインです。外壁材や外壁塗装が劣化すると、素材が柔軟性を失い、ひび割れてくることがあります。外壁のひび割れは、ごく一部かつ浅い状態であれば、外壁塗装を行うだけで補修できることもあるでしょう。しかし、広範囲におよんでいる、ひび割れが深い、基礎に近い部分に見られるといった場合は、ビルの強度が低下するリスクが高いため、速やかに補修してください。

表面に触れると粉状のものが付着する

ビルの外壁が劣化すると、表面に指で触れた際に粉状のものが付着することがあります。チョーキング現象と呼ばれるもので、外壁塗装の劣化が原因です。チョーキング現象が見られる時点で、外壁塗装が寿命を迎えていると考えられるため、補修が必要な状態といえます。一見してキレイな外壁でも、チョーキング現象が見られることがあるので、きちんとチェックしてみてください。

雨漏りが見られる

雨漏りが見られる場合も、ビルの外壁が劣化しているサインになります。ビルの外壁が劣化してひび割れて雨水が浸み、雨漏りを起こすのです。雨漏りは、内壁にシミを作るだけでなく、屋内に湿気を取り込んでじめしめする、カビが繁殖しやすくなる、嫌な臭いを発するなど、多くのデメリットをもたらします。また、放置すると外壁材の腐食が進み、ビルの耐久性が低下するため、早急に補修することが大切です。

カビ・コケ・藻(も)が繁殖している

ビルの外壁に、カビ・コケ・藻が繁殖するようになったら、劣化が疑われます。ビルの外壁が劣化すると、外壁の表面がざらざらし、汚れや湿気がたまりやすくなり、カビ・コケ・藻が繁殖しやすくなるからです。掃除をしてもすぐに繁殖してしまう、完全に落とすことができなくなったといった場合は、外壁材や外壁塗装が寿命を迎えていると判断してよいでしょう。

2.ビルの外壁の劣化による影響

ビルの外壁が劣化するとどんな影響があるか、詳しくご紹介しましょう。

美観を損ねる

ビルの外壁が劣化すると、美観を損ねます。外壁の印象は、ビルの美観に大きく影響するものです。外壁が色あせている、ひび割れが見られるといった状態で放置すると、清潔感がない、メンテナンスが行き届いていないといった印象につながることがあるので、気を付けましょう。

建物の耐久性が低下する

ビルの外壁が劣化すると、建物の耐久性が低下するのも大きなデメリットです。ビルの外壁は、外部からの衝撃や影響からビルを守る役割を持っています。しかし、何さかの理由でひび割れができると、十分な強度を維持できず、震度5弱程度の地震でも半倒壊など、大きな被害が出る可能性があるので注意が必要です。建物の耐久性を維持するためにも、速やかに補修しましょう。

ビルの資産価値が低下する

ビルの外壁が劣化することは、ビルの資産価値が低下することにもつながります。外壁が劣化したビルは、汚れて見える、築年数よりも古く見えるといった点がデメリットです。また、メンテナンスが適切に行われていない印象になることでしょう。今後、ビルの売却や賃貸を考えているのなら、希望条件での契約を実現するためにも、劣化の補修が急務といえます。

3.ビルの外壁補修のタイミングとコスト管理について

ここでは、ビルの外壁補修のタイミングとコスト管理について詳しく見ていきましょう。

ビルの外壁補修を行うタイミング

ビルの外壁補修は、10~12年に1回のタイミングを目安に行うとよいでしょう。ビルの外壁は、10~12年程度で劣化が目立ってくるからです。また、大規模補修のタイミングともマッチすることから、効率よく補修できるといえます。ただし、ビルの外壁の劣化がひどい場合は、放置すると悪化するだけなので、すぐに補修してください。

ビルの外壁補修では何をどこまでやるべきか?

ビルの外壁補修では、何をどこまでやるべきか検討する必要があります。外壁補修といっても、外壁塗装だけ、外壁塗装+外壁材の補修、コーキングの補修など、さまざまな種類があるものです。また、劣化が目立つ部分だけ補修するのか、全体を補修するのかも、予算と比較して慎重に検討してみましょう。

信頼できる業者にアドバイスをもらうのがおすすめ

信頼できる業者にアドバイスをもらうと、満足度の高い仕上がりになります。まずは、以下のようなポイントを参考にして、信頼できると判断した業者に現場視察と見積もりを依頼するとよいでしょう。

  • ビルの外壁補修で豊富な実績がある
  • 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察や見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 希望の工期に合わせてもらえる
  • スタッフが親切で顧客からの評判もよい
  • 保証やアフターフォローが手厚い

なお、当オフィスチャンプもビルの外壁補修を数多くお受けし、おかげさまで大変ご好評をいただいています。現場視察や見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。

4.ビルの外壁補修を無足場工法で行うメリット

ビルの外壁補修を無足場工法で行うと、さまざまなメリットがありおすすめです。

補修費用が安く済む

無足場工法では、足場を組まずに作業する工法です。そのため、足場代が不要になる分、補修費用が安く済みます。一般的に、ビルの外壁補修では、数十万円程度は足場代がかかることでしょう。ビルの外壁補修で費用をなるべく節約したい、予算が厳しいといった場合は、無足場工法による大きなメリットを実感していただけます。

工期を短縮できる

ビルの外壁補修を無足場工法で行うと、工期を短縮できるのもメリットになります。通常、ビルの外壁補修で足場を組むと、足場の設置と撤去で数日程度は必要になるでしょう。一方、無足場工法では足場の設置や撤去の工程が不要になるため、その分工期を短縮できるのです。何らかの理由により急ぎで外壁補修を終えたい場合などは、無足場工法によるメリットが大きいといえます。

入居者の負担を軽減できる

入居者の負担を軽減できるのも、無足場工法でビルの外壁補修を行うメリットです。ビルの外壁補修で足場を組むと、養生シートで囲むことも相まって、入居者が圧迫感を覚えるなど、窮屈な思いをすることがあります。また、商業テナントの場合は、顧客から閉店していると勘違いされやすく、営業妨害になる可能性もあるでしょう。しかし、無足場工法なら、ビルの外壁補修中でも必要な場所にピンポイントでアクセスして作業するため、テナントに迷惑をかけずに済みます。

防犯性に優れている

無足場工法での外壁補修は、防犯性に優れているのも特徴です。ビルの外壁補修で足場を組むと、不審者が足場を使って上階から侵入したり、室内をのぞいたりすることがあります。また、足場の設置と同時に養生シートでビルが囲まれるのも、犯行を分かりにくくしている原因です。しかし、無足場工法なら、足場がないため不審者の犯行を予防できます。

防災性に優れている

防災性に優れているのも、無足場工法でビルの外壁補修を行う大きなメリットになります。たとえば、大きな地震で強い揺れが加わったり、台風で強風に吹かれたりすると、足場が崩れて大変危険です。場合によっては、近隣の家や車などに損害を与えることもあるでしょう。また、歩行者に崩れた足場が当たり、ケガをさせてしまう可能性もあります。防災性の高さを考えるなら、無足場工法による外壁補修を検討してみてください。

まとめ

今回は、ビルの外壁の劣化について詳しく解説しました。ビルの外壁は、経年や紫外線の影響などで、徐々に劣化します。ビルの外壁が劣化すると、美観を損ねる、建物の耐久性が下がるなど、多くのデメリットがあるため、早めに補修するとよいでしょう。なお、当オフィスチャンプも、ビルの外壁の劣化補修で豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。無足場工法の採用により、足場代が不要になるため、安い費用と工期の短縮化などを実現可能です。現場視察や見積もりは無料ですから、お気軽にお申し付けください。

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