外壁の劣化を確認するにはどうしたらいい? 3つの手段
家は建てたらそのままずっと住めるというわけではなく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に外壁は劣化に早めに気付いておかないと、外からの影響が外壁でブロックできず、内部にまで影響が出てくるかもしれません。
早めに劣化に気付くためには、自分自身で外壁の劣化確認の方法を知っておく必要があるでしょう。
ではどうやって劣化に気付いたらいいでしょうか。確認方法をご紹介します。
見た目の変化をチェック
外壁劣化で起こりやすい変化は苔や藻などが発生することです。
外壁の状態がいいときにはほとんど起こるはずがないものですが、外壁の塗装が剥がれてきているときには、苔や藻が発生します。
見た目に色自体も緑色になるので、外壁をいつもチェックしていれば変化に気付けるはずです。
苔や藻を放っておくと範囲がどんどん広がってしまいますから、外壁塗装の劣化だと思って早めに外壁を直しましょう。
また、ひび割れなども見た目でわかりやすい変化です。
ただし、ひび割れが分かりにくい外壁もありますので、こまめにチェックするようにしましょう。
特に盛り上がりまで生じている場合は急いで対応する必要があります。
見た目だけではなく時には触ってみよう
見た目だけで外壁の劣化確認を行うのではなく、時には触ってみてください。
触って粉が付着するのであれば、それも外壁塗装が剥がれてきている証拠です。
外壁は防水加工がされているのですが、それが剥がれてきているので、雨が降ったときに水の浸入を許してしまいます。
そうなると内部まで水の影響が及び、雨漏りも発生するかもしれません。
そうではなくても、水がじわじわ浸入してくると内部の劣化にも繋がります。
外壁だけならまだしも、内部にまで影響が出ると大規模な修理をしなくてはならないので、早めに対処してくださいね。
色が褪せていないか最初と比べてみよう
色褪せというのは見た目でわかるような気がしますが、いつも目にしている家ですから、実は気付きにくいのです。
急に変わればそれはわかりますが、少しずつ徐々に色褪せるぐらいであれば大抵が気付きません。
気付くためには、1年ごとに写真に収めるといいでしょう。
大体同じぐらいの時間、同じような天候のときに同じ角度から撮ってみてください。
色褪せている場合は外壁の修理を考えたほうがいいでしょう。
まとめ
- 見た目の変化をチェック
- 見た目だけではなくときには触ってみよう
- 色が褪せていないか最初と比べてみよう
この3つが外壁の劣化確認方法です。
外壁の劣化に気付くのに送れて、大規模な修理が必要となる前に…早めに気付くためにできることを試してみましょう。
見た目、そして触った感じ、さらに年数を重ねることで起きている変化を知ること、それが外壁の劣化に気付くポイントです。