外壁タイル剥がれの原因は?剥がれたときの対処法を知っておこう!

自宅の外壁にタイルを使用している家が多くなっています。タイル外壁は見た目もよくメンテナンスが簡単というメリットがあるでしょう。しかし、経年劣化によってタイルが剥がれてくることも。外壁のタイルが剥がれると、さまざまな問題につながります。自宅外壁のタイルが剥がれてお困りの人は、その原因や対処法について知っておくべきではないでしょうか。

そんな人たちは、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 外壁タイルが剥がれる原因
  2. タイルが剥がれたときの対処法
  3. 業者に依頼する際の注意点

1.外壁タイルが剥がれる原因

住宅の外壁タイルが剥がれる原因にはどのようなものがあるのでしょう。まずは原因を知り、対処法を考えていく必要があります。

1-1.素材の劣化

鉄筋コンクリートの場合、鉄筋・コンクリート・モルタル・タイルという構成になっています。建物の外壁は、外部の温度や湿度の変化によって膨張と収縮を繰り返しているのです。

このとき、各素材によって膨張・収縮する温度や湿度は異なります。膨張・収縮する度合いが異なるため、各素材で違う幅の伸縮が生じてしまうことになるでしょう。このひずみ差を「相対ひずみ」と呼び、タイルが剥がれる原因となるのです。

1-2.化学反応による中性化

目地から酸性雨や紫外線、汚染物質などが入り込むと、化学反応が起こって中性化がすすみます。中性化によって素材の強度は著しく低下することになるでしょう。中性化は見た目だけで判断することは難しくなっています。タイルの打診調査で発見することがほとんどなため、定期的な点検が必要と言えるでしょう。

1-3.コンクリート下地の問題

近年、外壁タイルが剥がれ落ちる事故が増えてきています。そのほとんどが、コンクリート下地の問題であると考えられているのです。古い建物の場合、コンクリート表面にモルタルを塗り、その上にタイルを貼っていました。しかし、近年はコスト削減のため、コンクリートに直接タイルを貼るケースが多くなっているのです。

最近の外壁タイル剥落事故は、この直貼り工法で多発しています。では、なぜ直貼りの場合にタイルが剥がれ落ちやすくなるのでしょうか。

その理由は、表面を塗装した型枠材を使うためです。この枠を使用することにより、コンクリートの表面がツルツルに仕上がります。ツルツルのコンクリート表面にタイルを接着すると、当然「剥がれやすい」という問題が出てくるでしょう。そのため、この型枠材を使用する際には、下地調整を適切に実施するように、さまざまな注意事項が決められているのです。

外壁タイルが剥がれる原因は経年劣化だけではないんですね。
はい。どのような原因であれ、剥がれる前に対処することが大切です。

2.タイルが剥がれたときの対処法

では、自宅の外壁タイルが剥がれた場合、剥がれそうになっている場合には、どのように対処すればよいのでしょうか。

2-1.部分的に剥がれた場合

部分的に数枚だけタイルが剥がれている場合は、改めて接着剤を使用してタイルを貼り付けることも可能です。タイルを剥がすことなく補修工事を行うことができるため、費用もさほどかからないでしょう。ただし、タイルを1枚1枚貼り付けていくことになり、時間がかかります。大部分のタイルが浮いている場合は使えない方法でしょう。

2-2.全体的にタイルが浮き上がってきた場合

建物の老朽化がすすみ、全体的にタイルが浮き上がってきた場合は、タイルの上に新しい壁をかぶせる方法もあります。タイルをひとたび剥がして貼り直す工事に比べ、費用も安く済むでしょう。

そのほかにも、特殊な接着剤を使って細かいタイルをまとめて固める方法もあります。ただし、新しい外壁材の分、建物に重量がかかってしまうため、事前にしっかり計算しておく必要があるでしょう。

2-3.タイルの落下を未然に防ぐことが大切

外壁タイルが剥落した場合、さまざまな事故につながる可能性があります。下にいた通行人が負傷したケースも少なくないのです。そうなると、自分の家だけの問題ではなくなってしまいます。外壁落下を未然に防ぐためには、定期的な検査が必要不可欠。検査の際には、タイルの「浮き」を調べることになります。

「浮き」とは、タイルが外壁からどのくらい浮き上がっているかということ。定期的にタイルの「浮き」を調べ、修理が必要かどうか確認しておく必要があるでしょう。

業者に依頼し、タイル修理をしてもらうのがおすすめなんですね。
はい。個人の対策では限界があります。

3.業者に依頼する際の注意点

最後に、外壁タイルの点検や修理を業者に依頼する際の注意点をご紹介します。外壁タイル工事を依頼する際は、業者選びを十分慎重に行う必要があるでしょう。中には、ずさんな工事をするような悪質な業者もあるということを覚えておいてください。

数ある業者の中から、外壁タイル工事の実績が豊富で、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。そのためにも、業者のホームページをチェックして過去の施工例を確認しておいてください。外壁リフォーム工事はトラブルが発生しやすく、特に、後になってから問題が起こるケースが非常に多いものです。

アフターケアのしっかりしている業者を選び、最後まで親身になってくれるかどうかチェックしておくことをおすすめします。悪質業者の見極め方としては、まず、飛び込みで営業に来るような業者には依頼しないこと。地元にある名の知れた業者に依頼した方が安心です。

また、最初から1社に絞らず、事前に複数の業者に見積もりを依頼してください。そうすることで、相場を知ることにもつながります。

相場を知っておくことで、料金トラブルの発生を防ぐことができるでしょう。トラブルを防ぐためには、最終的にかかる合計費用を事前に教えてもらうことも大切です。施工を始めてから追加料金が発生する場合もあるでしょう。信頼できる業者であれば、追加料金が発生する場合は必ず施工前に相談してくれるはずです。

業者は実績で選ぶことが大切なんですね。
はい。値段よりも実績を重要視しましょう。

まとめ

外壁タイルが剥がれる原因についてご紹介しました。

  • 外壁タイルが剥がれる原因
  • タイルが剥がれたときの対処法
  • 業者に依頼する際の注意点

「自宅の外壁タイルが剥がれて困っている」「タイルが剥がれる原因と対処法を知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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