外壁塗装は雨でもできる? 主な影響と雨が降った場合の対策を詳しく!
「近々外壁塗装をする予定があるけど、雨でもできるのだろうか」「工事予定日に雨だった場合の影響を知りたい」とお考えではありませんか? 確かに、外壁塗装は雨だとさまざまな制約があるのは事実です。しかし、実際にどんなデメリットがあるのか、塗装工事中に雨が降ったらどうなるのかなど、よく分からないこともありますよね。
そこで今回は、外壁塗装と雨について詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、雨が外壁塗装にどんな影響を与えるかがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
1.外壁塗装工事は雨でもできる?
最初に、外壁塗装が雨でもできるケースとできないケースについて見ていきましょう。
1-1.一部の作業は雨の日でもできる
外壁塗装工事でも、一部の作業は多少の雨なら行うことができます。たとえば、以下のような作業です。
- 外壁の高圧洗浄
- 塗装前の養生
- 足場の組み立ておよび撤去
ただし、雨量が多いといずれの作業も中止になる可能性があります。
1-2.塗装工程は雨が降ると中止になる
外壁塗装でも、塗装工程は雨が降ると中心になります。雨の日に塗装をすると、施工不良の原因になったり作業員の安全を確保できなかったりするからです。そのため、外壁塗装工事の日程は、余裕を持って設定することになります。工事中、まったく雨が降らないのはまれです。晴れる予定で日程を組んだものの、結局予期せぬ雨で延期になることもよくあります。
2.雨が外壁塗装工事に与える影響
雨が外壁塗装工事に与える主な影響を詳しく見ていきましょう。
2-1.施工不良になりやすい
外壁塗装で雨が降ると、施工不良になりやすいのがデメリットです。外壁塗装では、工程ごとにしっかり乾燥させる必要があるため、雨が降ってしまうと困ります。たとえば、塗装の定着が悪くてすぐにはげたりぶつぶつが浮かんだりすることでしょう。そのため、信頼できる業者は、雨が降ると工事を中断します。工事を強行すると、後日施工不良で結局やり直しになることが分かっているからです。
2-2.工期が延びる
外壁塗装工事中に雨が降ると、工期が延びます。予想外に雨の日が続くと、当初の予定と比較して2倍以上になることもあるでしょう。店舗の新装オープンなどに合わせて急ぎで外壁塗装をしたい場合などは、困ることがあります。そのため、外壁塗装工事は日程に余裕を持って発注することが大切です。
2-3.作業員がケガをする可能性がある
雨が降る中で外壁塗装工事を行う場合、足場が悪くなるため作業員がケガをするリスクが高まります。特に、高所の作業中は、足場がぬれているとすべりやすくなり、思わぬ落下事故が起きやすくなるのです。足場を組まない場合でも、雨が降っている中での作業は視界不良が発生しやすいことや職人が体調不良になりやすいことから、中止する業者も多く見られます。
3.外壁塗装工事中に雨が降った場合の費用は?
外壁塗装工事中に雨が降った場合、追加費用が発生するのか確認しておきましょう。
3-1.基本的には追加費用が発生しない
外壁塗装工事中に雨が降ったことで工期が遅れても、基本的には追加費用が発生しません。雨が降ることで外壁塗装工事ができないのは、業者にとっても想定範囲内のことだからです。また、作業が中止になっても業者都合によるものなので、追加費用を請求される理由にはなりません。
3-2.追加費用が発生するケースは?
外壁塗装工事中に雨が降ったことで工事が延期になった場合でも、以下のようなケースでは追加費用を請求されることがあります。
- 依頼者の希望により、雨にもかかわらず強制的に外壁塗装工事を進めた
- 依頼者の希望により、塗装色や塗料の種類を変更した
4.塗装工事中に雨が降ったときの対応
塗装工事中に雨が降った場合の主な対応を詳しく見ていきましょう。
4-1.突然雨が降ったら様子を見るのが一般的
外壁塗装工事中に雨が降ったら、一般的には作業を一時中止して様子を見ることになります。中でも塗装工程は作業ができないので、作業員が休憩を取ることもあるでしょう。雨がごく少量で一時的なもので、すぐにやんだ場合は、様子を見て再開することもあります。
4-2.雨が降りやまない場合は中止になる
雨が降りやまない場合や、やんでも再び降りそうな場合は、外壁塗装工事が高確率で中止になります。最終的には、業者が空模様や天気予報などを確認して判断することになるでしょう。いずれにしても、当日の作業ができないとの判断が下りた時点で、外壁塗装工事は中止になります。
4-3.外壁塗装工事が中止になると業者から報告が入る
雨が降ったことにより外壁塗装工事が中止になると、業者から正式に報告が入るはずです。1日でも雨で作業ができなくなれば、工事予備日を設定している場合を除いて完了予定日が延期になります。不可抗力とはいえ、依頼者にとっては完了予定日が延期になると困るケースもあるでしょう。もしも、雨により外壁塗装工事が中止および延期になったら、完了予定日が変更になるのか確認してください。
5.外壁塗装と雨に関するよくある質問
最後に、外壁塗装と雨に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.梅雨の時期には外壁塗装を避けたほうがよい?
A.特に急ぐ必要がない場合は、そのほかの時期にずらすことをおすすめします。しかし、諸事情により梅雨の時期に外壁塗装をする場合は、工期の遅れが発生すること想定して計画を立ててください。
Q.雨のために工期が延びたことを理由に追加料金を請求されたのですが?
A.一般的には追加料金を支払う必要はありません。しかし、契約書に雨が降った場合は追加料金がかかるといった記載があるのなら、正当な理由による請求なので支払う必要があります。業者から事前の説明がない、契約書に記載がないといった場合は、拒否することも可能です。
Q.油性塗料を使えば雨の日にも外壁塗装できるのでは?
A.いいえ。油性塗料でも、雨の日は塗装できません。
Q.雨が降った翌日に塗装工事を再開できる?
A.状況によります。ごく少量の雨ですぐに乾けば、翌日に塗装工事を再開できることもあるでしょう。一方、雨量が多くて翌日までに乾かなかった場合は、翌々日以降に延期になります。
Q.外壁塗装を依頼するのはどんな業者がおすすめ?
A.以下のポイントを満たす業者がおすすめです。
- 外壁塗装の工事実績が豊富にある
- 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
- 見積もりは無料
- リーズナブルかつ分かりやすい料金システム
- 工期を希望日に合わせてくれる
- スタッフの対応が親切で顧客からの評判がよい
- 保証やアフターフォローが充実している
なお、当オフィスチャンプでも外壁塗装を数多くお受けしてご好評をいただいています。まずは、お気軽にご連絡ください。
まとめ
今回は、外壁塗装と雨について詳しく解説しました。外壁塗装工事の際に雨が降ると、多くの工程で作業が中止になります。主な理由は、しっかり乾燥せずに進めると塗料の定着が悪くなったり仕上がりが低品質になったりすることです。外壁塗装は、なるべく雨が降らないタイミングで行うのがベストでしょう。しかし、実際には工事期間中にまったく雨が降らないことはほぼありません。そのため、外壁塗装を行うときは、工期に余裕を持っておく必要があります。高品質な仕上がりのためにも、信頼できる業者とよく相談して無理のない工期を設定してください。