漆喰外壁について知りたい方へ~漆喰のメリットやデメリットについて~

家の美しさを表す「外壁」は時間の経過とともに劣化するものです。
外壁がはげる、色あせる、汚れやカビ・コケが生えるなどさまざまな現象が起きるでしょう。
いつまでもキレイにするためには定期的なメンテナンスが必要です。
また、外壁にもさまざまな種類があるのでそれぞれの特徴をきちんと把握しなければなりません。
そこで、外壁の1種である「漆喰(しっくい)」について詳しく説明します。
「漆喰(しっくい)」外壁について知りたい人はぜひチェックしてください。

目次

  1. 漆喰(しっくい)とは
  2. 漆喰(しっくい)のメリット・デメリット
  3. 漆喰(しっくい)の注意点やメンテナンス法
  4. まとめ

1.漆喰(しっくい)とは

外壁にも使用している素材はさまざまです。
それぞれメリットやデメリットはもちろん、特徴があります。
理想な家にするためにも漆喰(しっくい)について詳しく知識を身につけてください。「漆喰(しっくい)」とはどのような外壁なのか説明しましょう。

1‐1.主成分は水酸化カルシウム(消石灰)

外壁の1種である「漆喰(しっくい)」は水酸化カルシウム(消石灰)でできています。
水酸化カルシウムや炭酸カルシウムが主成分になっているため、もとは「石灰」という表示で使っていました。
主に、瓦・石材の接着剤や壁の上塗りなどで使用されてきたのです。
漆喰(しっくい)は不燃素材として利用できるので外部保護材料として大活躍していました。
現在でも民家や土蔵だけでなく、城郭や寺社にも利用しています。
主成分が水酸化カルシウムであることはぜひ覚えておいてください。
また、水酸化カルシウムは二酸化炭素を吸収しながら徐々に硬化する特徴を持っています。
よって、施工後は、長い年月をかけて硬化していくでしょう。

1‐2.漆喰(しっくい)の種類は主に5つ

外壁に使用している漆喰(しっくい)は業者によって異なります。
しかし、日本で使用している漆喰(しっくい)は現在において「5つ」です。

  • 本漆喰(ほんしっくい)・・・海藻でのりをつくって麻の繊維と塩焼き消石灰を混ぜたもの
  • 土佐漆喰(とさしっくい)・・・3か月以上発酵したワラと水、塩焼き消石灰を混ぜて熟したもの
  • 既調合漆喰(きちょうごうしっくい)・・・塩焼き消石灰、麻すさ、炭酸カルシウム、粉末海藻のりを混ぜた粉末製品
  • 琉球漆喰(りゅうきゅうしっくい)・・・ワラ、生石灰、水を混ぜて熟成したもの
  • 漆喰(しっくい)関連商品・・・漆喰の機能を持っている塗料と海外製の消石灰を混ぜたもの

以上の5つが主な種類になります。
それぞれ特徴を持っているため、利用する前は必ず確認してください。

1‐3.「漆喰(しっくい)」そのものを塗る?漆喰(しっくい)のうえから違う塗料を塗る?

漆喰(しっくい)の使用用途は主に2つあります。
先述したとおり、漆喰(しっくい)は外部保護材料としても利用できるため、使用用途の違いを把握しなければなりません。
業者によっては言い方によって漆喰(しっくい)の使い道も変わります。
たとえば、「漆喰(しっくい)に塗装する」という表現では今ある漆喰(しっくい)に塗料を塗る方法です。
一方、「漆喰(しっくい)を施工する」という表現では、下地の下に漆喰(しっくい)を塗る方法になります。
以上のように使用用途が異なるため、必ず業者に確認してください。

2.漆喰(しっくい)のメリット・デメリット

2‐1.知っておきたい漆喰(しっくい)のメリット

昔から外壁塗料として使用してきた漆喰(しっくい)にはさまざまなメリットがあります。主なメリットとしては「防水性」です。
たとえ、雨風などに弱い土壁だとしても漆喰(しっくい)を塗ると防水性を与えることができます。
また、湿度を調整してくれる特長も持っているのです。
吸収する壁と言われているため、快適な生活空間を与えてくれるでしょう。
ほかにもメリットは以下のようにたくさんあります。

  • 洋風から和風までさまざまなデザインが可能
  • 防臭効果が高い
  • カビにくい
  • 耐インフルエンザ性
  • 防音性

以上のようなメリットが挙がっています。
カビにくい外壁なのでウイルスが生きにくい空間をつくってくれるのも人気理由の1つです。
化学物質過敏症の原因となるホルムアルデヒドの分解・吸収も注目しています。
以上のように、漆喰(しっくい)を利用する前にぜひメリットを把握しておきましょう。

2‐2.漆喰(しっくい)のデメリット

漆喰(しっくい)にはたくさんのメリットがあります。
しかし、デメリットもあるので注意しなければなりません。
安心して漆喰(しっくい)を利用するためにもデメリットをきちんと把握しておきましょう。
漆喰(しっくい)の主なデメリットは以下のとおりです。

  • 傷がつきやすい
  • 塗りたての臭いが気になる
  • 施工時間が長い
  • 水をはじかない

以上のような4点が主なデメリットになっています。
漆喰(しっくい)はひっかくと傷がつきやすい傾向があり、水をはじかない特長を持っているのです。
また、工法によっては下塗りが乾くまで待たなければならないので施工時間が長くなります。
人によっては塗りたての臭いが気になる人もいるでしょう。
しかし、時間が経過すれば自然と臭いがなくなるので安心してください。

3.漆喰(しっくい)の注意点やメンテナンス法

3‐1.漆喰(しっくい)にほかの塗料を塗る際の注意点

今の外壁に(しっくい)を使っている場合、定期的なメンテナンスでほかの塗料を塗る人がいるでしょう。
漆喰(しっくい)のうえから塗料を塗る際は注意しなければなりません。
普通の塗料を塗ってしまうとたったの1~2年ではがれてしまう恐れがあります。
せっかくメンテナンスをしたのにはがれてしまうと本当にショックですよね。
余計に費用もかかってしまうので注意してください。
漆喰(しっくい)のうえから塗料を塗る際は、漆喰(しっくい)に最適な塗料を選ぶことが大切です。
また、漆喰(しっくい)の中には‟漆喰(しっくい)風の外壁用塗料”もあります。
‟漆喰(しっくい)風”は本物の漆喰(しっくい)とは違う塗料です。
耐久年数が短くなってしまうので注意してください。

3‐2.定期的なメンテナンスが必要不可欠

漆喰(しっくい)の耐久年数はおよそ100年と言われています。
昔から使用してきた外壁塗料だけあり歴史が長く信用できる塗料です。
しかし、耐久年数が100年と言っても定期的なメンテナンスをしなければ100年以上保つことができません。
定期的なメンテナンスがあってこその耐久年数であること忘れないでくださいね。
しっかり定期的なメンテナンスをするためにも、信用できる業者に施工を依頼しましょう。
無駄な費用をはぶいて施工をしてくれる業者もあります。
費用が高いと言われている「漆喰(しっくい)」だからこそ、無駄な費用ははぶきたいですよね。

4.まとめ

漆喰(しっくい)とは何なのか、メリットやデメリット、注意点やメンテナンス法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
漆喰(しっくい)を効率的に使用するためにも詳しい知識を身につけてくださいね。

  • 主成分は水酸化カルシウム(消石灰)
  • 漆喰(しっくい)の種類は主に5つ
  • 漆喰(しっくい)の使用用途に要注意
  • 防臭効果や防音性、耐インフルエンザ性などのメリットがある
  • 傷がつきやすい、施工時間が長いなどのデメリットがある
  • 漆喰(しっくい)のうえに塗る塗料に要注意
  • 定期的なメンテナンスが必要不可欠

以上のポイントは要チェックです。
施工方法は業者によって異なります。
安心して依頼するためにもさまざまな業者を比較して選んでくださいね。

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