
台東区で無足場工法を用いた外壁塗装を成功させるポイントと注意点
台東区で無足場工法を用いた外壁塗装を行う場合どうすればいいのか、どの外壁業者に依頼すればいいのかなど、いろいろな悩みや問題を抱えることになるでしょう。
よく分からないまま外壁塗装を行うと、すぐに不具合が起きてしまったり、外壁業者とトラブルになったりする恐れがあるので注意が必要です。特に、無足場工法を採用している外壁業者は限られているため、慎重に選ぶことが大切なポイントとなります。
本記事では、台東区で無足場工法を用いた外壁塗装を成功させるポイントと注意点などを解説しましょう。
この記事を読むことで、無足場工法の施工業者を選ぶポイントや外壁塗装に必要なメンテナンスなども分かります。台東区で無足場工法を用いた外壁塗装を検討中の方は、ぜひチェックしてください。
1.無足場工法とは
まずは、無足場工法とはどのような内容なのか、基本情報をチェックしましょう。
1-1.足場を設置しない工法
無足場工法とは、足場を設置しない工法のことです。一般的に、外壁工事を行う際は職人の安全面を考慮するために、足場を設置していました。しかし、足場を設置するためには、最低限およそ70cmのスペースを確保する必要があります。隣の建物とのすき間が十分でない場合は、足場の設置が不可になるのです。一方、無足場工法を採用すれば、足場が設置できない省スペースでも外壁塗装や補修を行うことができます。産業用ロープアクセスが用いられるようになり、無足場工法を採用する現場も増えてきました。
1-2.無足場工法の主な種類
無足場工法の主な種類として、ロープ・ブランコ・ゴンドラの3種類があります。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
1-2-1.ロープ
屋上に産業用ロープを設置し、そこにフルハーネスを装着して職人がぶら下がりながら作業をする方法です。作業箇所に降下し作業する形式となりますが、修繕範囲が広かったりひび割れが大きかったりすると作業は難しくなります。ロープは移動範囲が限られているため、広範囲に及ぶ作業には不向きです。
1-2-2.ブランコ
屋上からロープをぶら下げ、ブランコに乗りながら職人が空中で作業をする方法です。外壁塗装はもちろんのこと、壁面補修・外壁修繕・漏(も)れ水改修・タイル工事など、幅広い工事に対応できます。
1-2-3.ゴンドラ
屋上に特殊機材を設置し、数名が乗れるゴンドラを下ろし、それを動かしながら作業する方法です。ロープよりも作業効率が格段にアップするので、広範囲での作業が可能となります。ただし、建物の形状によってはゴンドラが設置できない可能性があるでしょう。
1-3.無足場工法が使用できないケース
無足場工法は、すべての建物で採用できるわけではありません。たとえば、14階以上になる高層ビルやマンションは、職人の安全性から無足場工法が採用できない可能性があります。また、建物の屋上が角ばっていたり、突出していたりする場合もNGです。建物の形状によっては、ロープの設置ができなくなるので無足場工法が不可になります。そのため、まずは無足場工法が採用できる建物かをチェックする必要があるでしょう。
2.無足場工法の施工業者を選ぶポイント
ここでは、無足場工法の施工業者を選ぶポイントについて詳しく説明します。
2-1.無足場工法に長(た)けているか
台東区で外壁塗装業者を選ぶ場合は、まず無足場工法の実績があるかをチェックすることが大切です。無足場工法は注目されている工法ではありますが、高度な技術で対応できる業者はまだ少ない傾向があります。無足場工法の実績がなく、技術も足りていない業者に依頼をすると、後でトラブルになる可能性があるので注意が必要です。無足場工法の実績があるか、施工業者のホームページ等で確認しましょう。
2-2.安全対策を徹底しているか
無足場工法は足場を設置しない分、職人が誤って工具を落とし、そのまま地面まで落ちてしまうリスクがあります。工具落下防止のために工具を腰のロープで固定したり、施工中には警備員を配置したりするなど、施工業者を選ぶ際は安全対策にも注目してください。安全対策を入念に行っている施工業者なら、安心して依頼できるでしょう。
2-3.スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
施工業者を選ぶ際は、スタッフの対応にも注目してください。スタッフの対応が丁寧でスピーディーな施工業者であるほど、安心して依頼できます。しかし、どのような質問をしても答えてくれなかったり、返事が遅かったりする施工業者に依頼すると、後でトラブルになる可能性が高まるので要注意です。施工業者の多くは無料相談を受け付けているため、そこでスタッフの対応をしっかりと確認してください。
2-4.見積書の内容が具体的に記載されているか
無足場工法は足場を設置するよりも費用が節約できるといわれていますが、費用はいくらぐらいになるのか気になっている方は多いでしょう。施工業者の中には、見積書で具体的な費用を示さず、工事後に高額な追加費用を請求する悪質業者が存在しています。見積書や料金設定が不明確になっている施工業者は悪徳業者の可能性が高いため、見積書の内容がしっかりと記載されているかを必ずチェックしてください。なぜこの金額になるのか、細部まで説明してくれる施工業者なら安心できます。
3.台東区でおすすめの無足場工法施工業者
ここでは、台東区でおすすめの無足場工法施工業者を紹介します。
3-1.株式会社ハナヤマ
台東区を中心に、無足場工法・ブランコ工法を用いた外壁工事を行っている業者です。戸建て住宅だけでなく、ビルやマンションの外装防水やメンテナンスなどにも対応しています。経験豊富な1級建築士が責任施工管理で安全な工事をしているほか、保証制度も整っている点が特徴です。工事プランに応じた保証書を発行したり、定期巡回サービスを行ったりしています。
3-2.株式会社スペース・ラボ
都内で外壁塗装・防水工事をメインに行っている業者です。依頼主と綿密な打ち合わせを重ね、庶民価格で高品質をモットーにしています。新築の場合は、建築設計事務所を紹介しているほか、解体工事・新築工事・外構工事までコンサルタントを行っているのも特徴です。テナント・商業施設の新規開業や現状復帰工事など幅広い工事に対応しています。
3-3.株式会社 総建ハウス
無足場工法で外壁調査から下地補修・シーリング工事・外壁塗装・タイル工事・ガラス清掃・看板取付などの作業までニーズに合わせた作業を行っている業者です。工事前に外壁調査をしっかりと行うため、外壁の状態に合わせた方法で工事ができるでしょう。安全対策として、安全器具の着用や工事落下防止措置だけでなく、命綱の使用も徹底しています。
3-4.無足場工法による外壁塗装ならオフィスチャンプへ
外壁塗装でお悩みの方は、ぜひオフィスチャンプへご依頼ください。オフィスチャンプでは、無足場工法において熟練の職人が工事を行います。徹底した安全対策はもちろんのこと、ビルやマンションといった大規模修繕工事も無足場工法が可能です。地方自治体等の各行政機関や1部上場企業など、価格よりも信頼を重視されるお客様からの依頼も多く、コストパフォーマンスからご指名を受けることもあります。無料相談と無料見積もりも受け付けていますので、ぜひ一度お問い合わせください。
4.外壁塗装に必要なメンテナンスについて
ここでは、外壁塗装に必要なメンテナンスを解説します。
4-1.10年に一度のメンテナンスを
外壁の基本メンテナンスが外壁塗装になりますが、10年に一度の頻度で行うのが目安だといわれています。なぜ10年に1度、外壁塗装を行う必要があるかというと、多くの塗料が10年前後で寿命を迎えるからです。前回の塗装から10年が近づいてくると、さまざまな劣化症状が出てくるようになります。寿命を迎える前に外壁塗装を行うのが1番の理想です。また、定期的にメンテナンスをすることで、外壁塗装の効果を持続させられるようになるでしょう。
4-2.見逃してはいけない劣化症状
外壁塗装の頻度は10年に一度が目安といいますが、以下のような劣化症状が出てきた際は早めのメンテナンスが必要になるでしょう。
- チョーキング現象(外壁に触れると白い粉が付く現象)
- ひび割れ(クラック)
- 塗膜の剝がれ・膨れ
- コーキングの劣化
- 色あせ・退色・変色
- カビ・サビ・コケの発生
上記の中でも特に注意したいのが、ひび割れです。ヘアークラックと呼ばれている0.3mm以下のひび割れに緊急性はありませんが、0.3mm以上のひび割れは早めの対処が必要になります。建物の構造部分が傷んでいる恐れがあるため、できるだけ早めに施工業者へ外壁調査を依頼しましょう。
4-3.こまめにチェックする
自分でできる外壁塗装のメンテナンスとして、こまめに外壁をチェックする方法があります。目で確認できる範囲で構いませんので、外壁に異変が起きていないか、雨漏りしていないかなどをこまめにチェックしてください。なお、外壁に汚れが付着している場合は、ホースやブラシなどで簡単に掃除をするといいでしょう。頑固な汚れの場合は、高圧洗浄機を用いるのもアリです。ただし、高所作業は非常に危険ですので、無理のない範囲でメンテナンスを行いましょう。
4-4.施工業者による定期点検も必要不可欠
自分たちでできるメンテナンスだけでなく、プロの施工業者による定期点検も重要になります。一般の人では見逃してしまう劣化サインや外壁の状態を、施工業者は決して見逃しません。施工業者による定期点検を行うことで、外壁の劣化サインにすぐ気づき、対処できるようになります。施工業者の中には、定期点検を行っているところもあるので事前に確認するといいでしょう。
5.無足場工法と外壁塗装に関してよくある質問
無足場工法と外壁塗装に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.無足場工法の主なメリットは?
A.外壁塗装の費用が節約できることです。足場を設置した場合、外壁塗装全体費用の約3分の1が足場代だといわれています。つまり、無足場工法を採用することで足場代が丸々カットできるというわけです。できるだけ費用を抑えたい方は、無足場工法をおすすめします。また、足場を設置する必要がないため、工事期間の短縮にもつながるでしょう。
Q.無足場工法を採用する際の注意点は?
A.塗装・修繕箇所を第三者は確認できないので、工事後の状態をどのように確認するのか、事前に施工業者と話し合いをすることです。優良業者は、工事前と工事後に写真を撮り、施工主へ見せるところもあります。自分たちで工事後の状態を確認したいときは、その旨をしっかりと伝えましょう。
Q.外壁塗装を怠るとどうなるのか?
A.外壁の状態がどんどん悪化し、最終的には雨漏りが発生しては建物自体の耐久性が著しく低下してしまいます。外壁は常に紫外線や雨風にさらされている場所ですので、定期的な塗り替えが必要です。雨漏りが発生すると下地が傷み、建物の基礎部分が腐食し、修繕費用も高額になります。
Q.外壁材を張り替えたほうがいいケースは?
A.塗り替えだけではカバーしきれないケースがあります。たとえば、外壁材がひどく損傷したり、劣化したりしているケースです。その場合は、外壁塗装だけでなく、外壁材を張り替える必要があるでしょう。特に、重度のひび割れは外壁塗装だけでは改善できないので、新しい外壁材に張り替えるのが無難です。
Q.外壁メンテナンスにいくらかかるのか?
A.ケースバイケースによって費用は異なります。たとえば、塗り替えの場合は約80万~150万円、シーリング部分のメンテナンスだけで済む場合は約10万~20万円になるでしょう。外壁材を新しく張り替える場合は、約180万~230万円かかります。
まとめ
台東区において、無足場工法を採用した施工業者は多数存在しています。無足場工法は施工業者の技術が必要とされるため、なるべく実績があるところに依頼してください。また、スタッフの対応や見積書の内容などにも注目し、複数の施工業者を比較することも大切なポイントです。なお、オフィスチャンプでは、無足場工法を用いた外壁工事をメインに行っています。無料相談も受け付けているので、ぜひ一度お問い合わせください。