
日野市で外壁塗装をする際の注意点は? 外壁塗装業者選びのポイントも
「日野市で外壁塗装をするならいつがいいか」「どのようなタイミングで外壁塗装をすればいいのか」など、外壁塗装で頭を抱えている方は多いでしょう。
一般的に、外壁塗装は1年を通して実施できますが、塗装ができない気候条件があるので注意が必要です。
また、外壁塗装業者選びによっては失敗する可能性もあります。そこで、本記事では、日野市で外壁塗装を行う際の注意点やポイントなどを解説しましょう。
この記事を読むことで、日野市の気候的な特徴や外壁塗装業者の特徴なども分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1.日野市の気候的な特徴を知ろう
最初に、日野市の気候的な特徴をチェックしましょう。
1-1.夏は蒸し暑い
多摩エリアの人気地区となる日野市は、夏は蒸し暑い傾向があります。7月中旬から8月下旬まで、26度以上の暑さが続くでしょう。特に、最近は地球温暖化の影響で猛暑になる日が多く、外壁塗装をする際も職人を適度に休ませる必要があります。都内と比べると気温は少し低めではありますが、8月中は湿度が90%を超える日も増えるので注意が必要です。
1-2.冬は非常に寒い
日野市の冬は晴天の日が多いですが、非常に寒くなります。12月から3月中旬までは最高気温が13度、最低気温は5度です。湿度に関しては、10月ごろから10%と一気に下がり、12~2月ごろまで乾燥が続くでしょう。乾燥しているほうが外壁塗装はスピーディーに進みますが、冬は日照時間が少なくなるので工期が延びる可能性はあります。
1-3.平均降雨量の変動が大きい
日野市は、ほかの地域よりも平均降雨量の月別変動が大きい傾向があります。5~6月にかけて降雨量が少しずつ多くなり、7月はいったん下がるでしょう。そして、9月中旬に雨の日が続きます。日野市において1年を通して降雨量が高いのが9月中旬です。雨の日が続くと外壁塗装にも悪影響をおよぼす恐れがあるため、9月ごろはスケジュールに余裕を持って外壁塗装を行ったほうがいいでしょう。
2.日野市で外壁塗装をするタイミング
ここでは、日野市で外壁塗装をするタイミングについて詳しく説明します。
2-1.気候条件に適しているのは春と秋
一般的に、外壁塗装は1年を通して行うことができます。日野市でも1年中外壁塗装はできますが、気候条件に適しているのは春と秋です。春と秋は気候が安定しており、スケジュールどおりに外壁塗装を進めることができるでしょう。そもそも、外壁塗装に適した気温は15~30度、湿度が85%以下となっています。ほとんどの塗料メーカーでは湿度85%以上、気温5度以下は、塗装に適さない条件と定めているからです。よって、湿度が高くなる夏や気温が低くなる冬よりも、気候が安定している春と秋のほうが外壁塗装に適しているといえるでしょう。
2-2.外壁塗装は10年に一度が目安
どういうタイミングで外壁塗装を行えばいいか分からずに悩んでいる方は、前回の塗装から10年を目安に外壁メンテナンスを実施するといいでしょう。外壁は常に雨風や紫外線にさらされているため、建物の中でも劣化しやすいといわれています。また、塗料の多くは10年前後に寿命を迎えるので、10年に一度外壁塗装を行うのがおすすめです。参考として、塗料ごとの耐久年数を以下にまとめました。
- ウレタン塗料:約6~10年
- シリコン塗料:約8~15年
- フッ素塗料:約10~20年
- ラジカル塗料:約10~16年
2-3.外壁の劣化症状もチェック!
前回の塗装から数年だけ経過していても、外壁に劣化症状が現れた際には早めにメンテナンスを行うことが大切です。外壁の劣化症状を放置すればするほど悪化し、雨漏りが発生しては建物の耐久性が著しく低下する恐れがあります。以下のような外壁の劣化症状が見られた際は、すぐに外壁塗装業者へ依頼してください。
- チョーキング現象(外壁に触れると白い粉がつく)
- ひび割れ(クラック)
- 塗膜の膨れ・剝がれ
- コーキングの劣化
- 色あせ・退色・変色
- 藻・カビ・コケの発生
上記の中でも特に注意しておきたいのは、ひび割れです。ひび割れの幅が0.3mm以下であれば様子見でも構いませんが、なるべく早めに外壁塗装業者へ点検を依頼したほうがいいでしょう。干割れはすぐに幅が大きくなり、そこから雨水が浸入すると雨漏りの原因となります。
2-4.定期的なメンテナンスが大事
外壁塗装は一度行えば、永久的に効果が持続するわけではありません。ベストなタイミングで定期的に外壁塗装をすることで、より美しく頑丈な外壁となります。大切なのは、定期的に外壁のメンテナンスを行うことです。できる範囲で構いませんので、外壁の状態を定期的にチェックしましょう。そして、少しでも気になるところがあれば、すぐに外壁塗装業者へ相談してください。
3.日野市にはどんな外壁塗装業者があるのか?
ここでは、日野市にある外壁塗装業者をいくつか紹介します。
3-1.ペイントワークス
日野市を中心に、外壁の塗り替えを行っている業者です。足場・高圧洗浄・下塗り・上塗り(2回)を含めた外壁塗装工事プランが豊富に用意されており、屋根塗装工事プランを併せて利用できます。地域密着型ならではの迅速な対応が可能で、自社職人が最後まで責任を持って外壁塗装を行っているのも特徴の1つです。
3-2.株式会社七彩
外壁塗装・防水工事・屋根塗装など、幅広いサービスに対応している外壁塗装業者です。無料外壁診断では、じっくりと丁寧に行い、お客様と一緒に診断箇所を確認します。報告書を提出後、最適なプランを提案したり、塗装に関するアドバイスをしたり、さまざまな悩みにも応えてくれるでしょう。そのほか、雨漏り相談も受け付けています。
3-3.株式会社Bliss
外壁塗装・屋根塗装・防水工事をメインに行っている専門業者です。さまざまな悩みに対してしっかりとヒアリングを行い、最適な塗料で建物の耐久性と外観イメージを向上させます。見積もりから一貫して自社施工を徹底しているため、下請け業者へ依頼する際の中間マージンがかかりません。LINEでも無料相談を受け付けています。
3-4.榎本塗装店
屋根塗装・外壁塗装・防水加工を手がけています。戸建て住宅だけでなく、マンションやアパートなどさまざまな建物の塗装経験が豊富です。塗装の色を選ぶときにはカラーシミュレーターを採用しており、Web上でも簡単にカラー選びができます。
3-5.イシイ塗装
外壁と屋根の塗り替え専門業者です。手頃な料金設定の塗装パックが用意されているほか、公式サイト上では料金目安が公開されています。外壁塗装や屋根塗装にいくらかかるのか、だいたいの目安が分かるでしょう。また、見積もりと現地調査も無料です。
3-6.外壁塗装ならオフィスチャンプへ
どの外壁塗装業者に依頼すべきか悩んでいる方は、ぜひオフィスチャンプへご依頼ください。オフィスチャンプでは、マンション・ビルなどの塗装を専門に対応しています。足場をかけない無足場工法を採用しているため、外壁塗装全体の3分の1を占めているといわれている足場代が節約可能です。建物と建物の間が狭い場合でも、無足場工法を採用すれば外壁塗装ができます。日野市で外壁塗装にお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
4.日野市で外壁塗装をする際の注意点
ここでは、日野市で外壁塗装をする際の注意点を解説します。
4-1.外壁塗装業者選びは慎重に
日野市にはたくさんの外壁塗装業者が存在していますが、中には不正を働く悪徳業者が存在しています。よくあるのが「見積書にはない追加費用を工事後に請求された」というケースです。追加作業が発生したからといって、高額の費用を請求してくる外壁塗装業者が存在しているので注意してください。外壁塗装業者選びは慎重に行い、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。なお、外壁塗装業者を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
- 外壁塗装の実績があるか
- マンションやアパートにも対応しているか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- アフターサービスが整っているか
- 口コミや評判がいいか
4-2.費用相場を把握する
外壁塗装の費用相場を把握しておくのも、大切な注意点です。あらかじめ費用相場を把握しておけば、悪質な外壁塗装業者に引っかかる心配はありません。外壁塗装費用は塗装範囲や使用する塗料などによって異なりますが、延床面積ごとの目安は以下のとおりです。
- 20坪:約40万~90万円
- 30坪:約60万~100万円
- 40坪:約80万~130万円
- 50坪:約90万~160万円
- 60坪:約120万~200万円
4-3.見積書の内容は細部まで確認する
外壁塗装業者へ正式に依頼する前に、見積書の内容をしっかりと確認しましょう。見積書には使用する塗料とその量、塗装方法、塗装範囲などさまざまな詳細が記載されています。「工事一式」だけ記載している見積書は、後でトラブルになる恐れがあるので注意が必要です。どのような作業にいくらかかるのか、チェックするのはもちろんのこと、追加費用が発生するケースも事前に確認してください。
4-4.特に注意しておきたい訪問販売
外壁塗装業者の中には悪質な業者が存在していますが、特に注意しておきたいのは訪問販売です。連絡もなく突然訪問し「外壁塗装をしたほうがいい」と契約を迫る外壁塗装業者が存在しています。訪問営業によるトラブルは、国民生活センターに多くの相談が寄せられているため、気をつけてください。
5.外壁塗装に関してよくある質問
外壁塗装に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.外壁の劣化を放置する危険性とは?
A.建物の耐久性が著しく低下する恐れがあるため、台風や地震など自然災害で倒壊したり、外壁材が剝がれて落ちたりする危険があります。マンションやビルの場合、外壁材が落下すると歩行者が大ケガをする恐れがあるので注意が必要です。また、外壁の劣化を放置するほど、修繕費用が高額になります。
Q.外壁塗装の工期はどのくらいか?
A.一般的に、外壁塗装の工期はおよそ10~15日間です。外壁塗装は外壁の高圧洗浄から塗装仕上げまで、最低でも11の工程が必要とされます。各工程に1~2日程度はかかるため、数日で工事を終わらせる外壁塗装業者は必要な工程を省いている可能性が高めです。また、マンションやビルは塗装範囲が広いので、数か月かかる可能性があります。
Q.外壁塗装の内訳は?
A.塗料、養生シート、壁のすき間を埋めるシーリング材、足場代、人件費などさまざまな項目があります。外壁塗装業者へ無料見積もりを依頼した後は、見積書の内訳を細部まで確認してください。分からない箇所や疑問点がある場合は、すぐに外壁塗装業者へ尋ねましょう。後でトラブルにならないためにも、事前の確認が大切です。
Q.外壁のメンテナンスを長持ちさせるコツは?
A.定期的に自分で外壁をキレイにすることです。できる範囲で構いませんので、ホースやブラシを使って外壁に付着している汚れを取り除いてください。また、耐久年数が長い塗料を使用するのもメンテナンスが楽になるポイントです。耐久年数が長い塗料は価格が高めですが、外壁のメンテナンス頻度は少なくなります。
Q.日野市の外壁塗装で補助金は使えるのか?
A.日野市における外壁塗装の補助金や助成金は、今のところありません。ただし、高齢者向けのバリアフリー工事や木造住宅の耐震改修に関する助成事業は用意されています。これらのリフォームと併せて外壁塗装を行えば、補助金が利用できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか? 日野市には外壁塗装業者が多数存在していますが、不正を働く悪徳業者とのトラブルが相次いでいるので慎重に選ぶことが大切です。外壁塗装の実績やスタッフの対応など、さまざまな項目を複数の外壁塗装業者を比較しながらチェックしてください。複数の外壁塗装業者を比較することで、優良業者と悪徳業者が見極めやすくなります。なお、オフィスチャンプでは無足場工法を用いた外壁塗装が可能です。足場代が節約できるため、なるべく塗装費用を抑えたい方はぜひチェックしてください。