外壁の重ね張りとは? メリットやデメリット・費用相場を一挙公開!

「外壁の重ね張りリフォームをすべきか迷っている」「費用はどのくらいかかるのか知りたい」とお考えではありませんか? 外壁リフォームの一つである重ね張りには、さまざまなメリットがあります。その反面、いくつかデメリットもあり、塗装に比べて費用が高額になるのも特徴です。

安心してリフォームできるように、重ね張りのメリットとデメリット・費用相場などを知っておきましょう。

  1. 外壁の重ね張りリフォームについて
  2. 重ね張りリフォームのメリット3つ
  3. 重ね張りリフォームのデメリット3つ
  4. 重ね張りリフォームの費用相場を紹介
  5. リフォームを依頼するには?
  6. 外壁の重ね張りリフォームに関するよくある質問

この記事を読むことで、外壁の重ね張りリフォームを行うべきケースや、業者に依頼する際の注意点などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.外壁の重ね張りリフォームについて

まずは、外壁の重ね張りリフォームについて解説しましょう。

1-1.新しい外壁材を上から張りつけること

重ね張りリフォームとは、既存の外壁材をそのまま残し、上から新しい外壁材を張りつける工法のことです。既存の外壁材をはがして新しい外壁材に張り替える工法に比べて工期が短くて済み、費用も安く抑えられます。

1-2.なぜ重ね張りが必要なのか?

外壁は常に雨風や紫外線によるダメージを受けています。反(そ)りや割れ・ひび割れなどの不具合が広範囲に及び、劣化がすすんでいる場合は、塗装リフォームだけで対処しきれないこともあるのです。その場合、外壁材を新しくするリフォームが必要になります。

2.重ね張りリフォームのメリット3つ

重ね張りリフォームのメリットにはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。

2-1.コストを抑えられる

張り替えリフォームに比べてコストを抑えられるというメリットがあります。既存の外壁材を撤去する必要がないため、その分の人件費と廃棄物処理費用がかからずに済むのです。

2-2.工期が短くて済む

外壁材の撤去がない分、工期も短期間で済みます。特に、はがした外壁材の置き場がない場合はトラックまで運ぶ必要が出てくるため、重ね張りだと工期を大幅に短縮できるでしょう。

2-3.断熱性と防音性が向上する

重ね張りでは既存の外壁材と新しい外壁材の二層構造になるため、外壁の断熱性と防音性が向上するというメリットもあります。壁と壁の間に空気の層ができ、冷暖房の利きもよくなるでしょう。室内空間が快適になるのは、大きなメリットといえます。

3.重ね張りリフォームのデメリット3つ

次に、重ね張りリフォームのデメリットをご紹介しましょう。

3-1.壁の内側に結露が発生しやすくなる

外壁が二重になるため、壁と壁の間に湿気がたまって結露が発生しやすくなります。放置すると壁の内側にカビが発生したり腐敗したりする原因になるでしょう。結露が発生する可能性を理解し、空気のとおり道ができるように施工してくれる業者を選ぶ必要があります。

3-2.建物の重量が増す

壁が二重になることで、建物の総重量が増すというデメリットもあります。建物の重量が増すと地震の際に揺れ伝わりが大きくなるため、耐震性が気になるという人も多いでしょう。

3-3.劣化がひどいときは施工できない

前述したとおり、外壁材の劣化が進行していると重ね張りでは施工できない場合もあります。リフォーム工事の前にしっかりと外壁の状態をチェックしてもらう必要があるでしょう。

4.重ね張りリフォームの費用相場を紹介

重ね張りリフォームにかかる費用相場を、事例ごとにご紹介しましょう。

4-1.鉄板系サイディングで外壁を一新

築10年の一戸建て外壁に、軽量な鉄板系サイディングを重ね張りしたリフォーム例があります。施工費は約160万円、施工日数は14日間です。劣化が目立ってきた外壁が一新され、家全体のイメージが大きく変わりました。

4-2.断熱材入りの軽量サイディングを重ね張り

築26年の一戸建て外壁を重ね張りリフォームした事例です。断熱性を高めるため、断熱材入りの軽量サイディングを重ね張りすることで見た目と機能が向上しました。施工費は約200万円です。

4-3.窯業サイディングの上から金属サイディングを重ね張り

築20年の一戸建てで、外壁はもともと窯業サイディングを使用していました。上から金属サイディングで重ね張りリフォームをしたところ、施工費は約250万円でした。

5.リフォームを依頼するには?

リフォームを依頼する手順や業者の選び方・注意点などをまとめました。

5-1.まずは無料見積もりを

まずは、業者に無料見積もりを依頼しましょう。複数の業者に無料見積もりを依頼し、内容を比較することで大まかな相場を把握しておくのがおすすめです。無料見積もりの内容に納得できたら、業者による現地調査を依頼します。現地調査により正式な見積もりを出してもらい、問題がなければ正式契約という流れが一般的です。

5-2.安心して任せられる業者を選ぶ

依頼する業者は、以下のポイントを参考にして慎重に選びましょう。

  • 実績が豊富か
  • 料金体系が分かりやすいか
  • 無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が明確か
  • 丁寧でスピーディーな対応か

5-3.悪徳業者に注意

中には悪質なリフォーム業者も存在しています。特に、突然訪問してきて不安をあおり、外壁リフォームを強引にすすめてくる業者や、相場よりはるかに安い金額を提示してくる業者などは利用しないほうがよいでしょう。見積もりとは違う高額な料金を請求された例や、ずさんな工事をされた例も数多く報告されています。

6.外壁の重ね張りリフォームに関するよくある質問

「外壁の重ね張りリフォームについて知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.外壁の劣化を放置しておくとどうなるのでしょうか?
A.外壁の防水性が低下し、雨水が建物内部に浸入してしまいます。建材などが腐敗し、建物の寿命を縮めることになるでしょう。

Q.足場の設置費用はどのくらいですか?
A.1mあたり約700円が相場といわれています。

Q.外壁リフォームの見積書でチェックすべきポイントを教えてください。
A.何にいくらかかるかが細かく記載されているか・単価の記載があるか・諸経費は全体の何%かなどをチェックしましょう。

Q.外壁サイディングの耐用年数はどのくらいですか?
A.もちろん定期的なメンテナンスは必要ですが、耐用年数は30~40年といわれています。

Q.悪質なリフォーム業者と契約してしまった場合、どうすればよいですか?
A.契約書を受け取った日から8日以内であればクーリングオフが適用されます。クーリングオフの期間が過ぎてしまった場合は、国民生活センターなどに相談するとよいでしょう。

まとめ

外壁の重ね張りリフォームについて詳しくご紹介しました。外壁の劣化状況によって、重ね張りリフォームの必要性が変わってきます。適切なリフォームをして建物の寿命をのばすことができるよう、知識と経験が豊富な業者に施工を依頼することが大切です。

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