外壁塗装の助成金を詳しく知りたい! 申請方法・条件・注意点を解説!

「近々外壁塗装を行う予定があるが、助成金を利用する方法を知りたい」「外壁塗装で助成金を受けるには、どんな条件や注意点があるのだろう」とお考えでしょうか? 外壁塗装をしたくても、家計への影響を考えると二の足を踏んでしまいますよね。もしも、助成金を受けることができれば随分助かることでしょう。しかし、どんな条件でどんな助成金を受けることができるか、どこにどんな方法で依頼すればよいのかなど、分からないこともあるものです。

そこで今回は、外壁塗装の助成金について詳しく解説します。

  1. 外壁塗装で利用できる助成金は?
  2. 外壁塗装で助成金を受ける条件は?
  3. 外壁塗装の助成金を申請する前にしておくべき準備は?
  4. 外壁塗装の助成金を受け取る方法
  5. 外壁塗装の助成金に関するよくある質問

この記事を読むことで、外壁塗装の助成金を受けるためのポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.外壁塗装で利用できる助成金は?

最初に、外壁塗装で利用できる助成金について見ていきましょう。

1-1.外壁塗装ではどんな助成金が使える?

外壁塗装では、自治体ごとに用意された助成金を活用できることがあります。多くの場合、エコリフォームに関する制度に準ずるでしょう。たとえば、以下のようなものです。

上記のほかにも自治体ごとにさまざまな助成金があり、申請条件を満たすことで支給を受けることができます。

1-2.自治体のホームページをチェックする

自治体の助成金制度を調べるには、ホームページをチェックするのが一番です。通常、自治体が助成金の公示と募集を行う場合、ホームページに掲載されます。特に、年度始めには情報が掲載されやすいので、こまめにチェックしてください。

1-3.「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」で調べる

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトでは、どんな自治体でどんな助成金制度があるか簡単に調べることができます。必要な条件に絞って検索でき、とても便利です。居住地域以外の自治体でどんな助成金制度があるかも簡単にチェックできるので、参考にするとよいでしょう。

自治体によっては助成金が利用できるんですね。
はい。まずは自治体のサイトを確認してみましょう。

2.外壁塗装で助成金を受ける条件は?

外壁塗装で助成金を受けるには、いくつかの条件があります。

2-1.工事前に支給決定通知書をもらっている

外壁塗装で助成金を受けるには、工事に着手する前に申請して支給決定通知書をもらっていることが前提です。たとえば、すでに工事に着手しているか完了している場合は、助成金の対象から外れます。外壁塗装で助成金を受けるためには、何はなくとも早急に申請を出すことが大切です。申請が遅れると、工事開始日が遅れて助成金の請求期限に間に合わあいことがあります。

2-2.指定塗料を使用している

外壁塗装の助成金では、使用する塗料が指定されることがあります。特に多いのが、断熱塗料や遮熱塗料です。断熱塗料や遮熱塗料を使用すると省エネリフォームになるため、自治体が環境保全に効果があると見なし、助成金の対象にしています。助成金の条件として指定があるのに断熱効果や遮熱効果がない塗料を使用すると、助成金の対象外となるので注意しましょう。

2-3.住民税や固定資産税などの滞納がない

外壁塗装の助成金を申請する際、住民税・固定資産税などの税金を滞納していないことを条件とする自治体が多く見られます。外壁塗装の助成金は、住民税や固定資産税などの税金を財源にしているからです。したがって、本来納めるべき税金を滞納している場合は、助成金の対象外とされて当然でしょう。万が一、うっかりミスなどで税金の滞納分がある場合は、早急に納付してください。

2-4.申請する自治体に住宅が存在する

助成金を申請する自治体に、外壁塗装を行う住宅が存在することも条件の一つです。たとえば、自治体Aに存在する住宅で外壁塗装を行う場合は、助成金の申請も同様に自治体Aに対して行う必要があります。住宅が存在しない自治体Bに申請しても却下されるので、注意しましょう。

2-5.自治体内に主要事業所を持つ業者が工事を行う

自治体内に主要事業所を持つ業者が工事を行うことも、条件になります。自治体の助成金制度は、地域の産業を活性化させる目的もあるからです。たとえば、首都圏に本店や本社を持つ業者に工事を依頼した場合は、助成金の支給対象から外れます。助成金の支給を受けるには、地元に根付いた業者に外壁塗装工事を依頼しましょう。

助成金を受けるには条件があるんですね。
はい。必ず確認しましょう。

3.外壁塗装の助成金を申請する前にしておくべき準備は?

助成金を申請する前に準備しておくべきことを詳しく見ていきましょう。

3-1.申請条件を確認する

助成金を申請する前に、申請条件を満たすか確認してください。外壁塗装の助成金は、各自治体とも申請期間・塗装条件など、さまざまな条件が指定されています。一つでも条件が当てはまらない場合は、申請を出しても却下されるので注意が必要です。自治体のホームページなどで、問題なく申請できることをチェックしておきましょう。

3-2.業者と相談して見積もりをもらう

業者と相談して、見積もりをもらいましょう。業者に相談するときは、必ず自治体の助成金を申請したいことをハッキリ伝えてください。助成金を申請する場合は、さまざまな制約事項があるからです。当然ながら、見積もりも助成金の申請を前提で出してもらう必要があります。なお、助成金の申請手続きを熟知している業者なら、スムーズに見積もりを出してくれることでしょう。また、必要書類を準備したり申請の流れや注意点をアドバイスしてもらえたりします。

必要書類を用意しておくんですね。
はい。業者の方が申請方法をよく知っている場合もあるので、確認してみましょう。

4.外壁塗装の助成金を受け取る方法

外壁塗装の助成金を受け取る方法を主な手順ごとに詳しく解説します。

4-1.申請に必要な書類を自治体に提出する

助成金の申請に必要な書類をそろえて自治体に提出しましょう。一般的には、以下のような書類が必要になります。

  • 該当の助成金交付申請書
  • 工事予定場所付近の見取り図・平面図・立面図
  • 工事費用の見積書のコピー
  • 工事で使用する塗料について性能を証明する資料(カタログ・試験結果報告書など)
  • 施工面積や数量などを算出する際の資料
  • 住民税など滞納がないことの証明書類(住民税などの領収書など)
  • 委任状(申請者が本人および同居の親族でない場合のみ)
  • 貸し主の承諾書(借家の場合のみ)

上記のほかにも必要な書類が指定されることがあるので必ず確認し、提出もれがないようにしましょう。

4-2.自治体で申請内容をチェックし交付の可否を決定する

自治体は、申請者から申請書類を受けると、内容をチェックして助成金交付の可否を決定します。申請内容に問題がないときは、スムーズに許可が下りることでしょう。申請書類の記入ミスがある、申請条件を満たしていない、といった場合は申請を却下されます。自治体での審査は、書類を提出してから3週間程度かかると考えておきましょう。

4-3.助成金の交付が決定されたら外壁塗装工事を行う

無事に助成金の交付が決定されたら、外壁塗装工事を開始できます。業者には、見積もり内容に沿って、速やかに塗装工事を進めてもらいましょう。なお、助成金の交付決定後3か月以内に塗装工事を完了させる必要があります。何らかの理由で開始が遅れたり中断したりすると、助成金の交付申請期限に間に合わないことがあるので気を付けましょう。

4-4.実績報告書を自治体に提出する

外壁塗装工事が終わったら、自治体に塗装工事前後の写真を添付し、実績報告書を提出してください。きちんと工事をしたことを証明するためのものなので、なるべく鮮明かつ分かりやすい構図で撮影することが大切です。念のため、業者に依頼して撮影してもらうことをおすすめします。

4-5.自治体に工事内容の確認を受ける

自治体に実績報告書が届くと、自治体の調査員がやってきて実績報告書の内容に相違がないか確認します。虚偽の報告による不正受給を防止するためです。実績報告書どおりに工事が行われていれば、特に問題なく確認作業が終わります。

4-6.助成金交付請求書を自治体に提出する

自治体に確認を受けた後は、助成金交付請求書を提出してください。助成金交付請求書の提出も、自治体が決めた期限に間に合うことが大切です。自治体では、助成金交付請求書を受け取ると、内容をチェックし不備がないか確認します。特に問題がない場合は、後日指定口座に助成金が振り込まれて完了です。

すぐに助成金が下りるわけではないんですね。
はい。ある程度時間がかかると思っておきましょう。

5.外壁塗装の助成金に関するよくある質問

最後に、外壁塗装の助成金に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。

Q.外壁塗装の助成金はいくらぐらい支給される?
A.自治体によって異なりますが、5万~30万円程度になります。なお、多くの自治体で支給金額の上限があるので事前に確認しておきましょう。

Q.外壁塗装業者に助成金のことを聞いてもよく分からない様子なのですが?
A.助成金の申請を伴う工事実績がないか、乏しいことが考えられます。確実に助成金を受け取るためには業者の協力が必要不可欠なので、契約を見合わせたほうがよいでしょう。

Q.複数の助成金を受けられる?
A.いいえ。原則として、1回の外壁塗装工事に付き1種類の助成金だけを受けることができます。

Q.外壁塗装の助成金が振り込まれるタイミングは?
A.自治体に助成金交付請求書を送付してから、約2~3週間後が目安です。塗装工事が終わったら、速やかに報告および請求手続きを進めましょう。

Q.信頼できる外壁塗装業者の特徴は?
A.以下を参考にしてください。

  • 外壁塗装の施工実績が豊富にある
  • 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
  • 見積もりは無料
  • リーズナブルで分かりやすい料金システム
  • 希望の工期に合わせてくれる
  • スタッフの対応が丁寧で親切
  • 顧客からの評判がよい
  • 外壁塗装の助成金に詳しい
  • 保証やアフターフォローが充実している

なお、当オフィスチャンプでも、数多くの外壁塗装をお受けし、ご好評をいただいています。助成金の利用についてもお気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、外壁塗装の助成金について詳しく解説しました。外壁塗装を行う場合、条件によっては助成金をもらうことができます。まずは、どんな助成金を受けることができるのか調べてみることがおすすめです。実際に助成金を受けるためには、申請期間・申請条件などが細かく決められていることが多くなります。また、塗装工事前に申請する必要があるので注意してください。なお、外壁塗装は、実績が豊富で評判のよい業者に依頼することが大切です。外壁塗装の助成金に詳しい業者なら、なお安心でしょう。

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