外壁塗装が剥がれる原因は? 主な修繕方法とポイントを解説します!

外壁塗装の剥がれが気になったときは、できるだけ早めに補修工事を行ったほうがいいでしょう。「まだ大丈夫」「少しだけだから様子を見よう」と思っていると、いつの間にか状態がひどくなり、外壁の内部まで補修しなければならなくなります。補修が遅れるほど費用がかさむので、何事も早めに行うことが大切なのです。本記事では、外壁塗装が剥がれる原因や修繕方法などについて解説します。

  1. 外壁塗装が剥がれる原因は?
  2. 外壁塗装の剥がれ〜修繕方法は?
  3. 外壁塗装の剥がれ〜修繕方法の選び方
  4. 外壁塗装の剥がれ〜業者の選び方
  5. 外壁塗装に関してよくある質問

この記事を読むことで、外壁塗装が剥がれる原因と修繕方法が分かります。気になっている方は、ぜひチェックしてくださいね。

1.外壁塗装が剥がれる原因は?

修繕を始める前に、外壁塗装が剥がれる原因を把握することが大切です。原因を理解しておけば、正しい修繕ができるでしょう。

1-1.最も多いのは外壁塗装の劣化

外壁塗装が剥がれる1番の原因は、塗装自体の劣化です。外壁塗装は、種類によって耐用年数が決まっています。大まかな耐用年数は8~15年といわれていますが、中には4年前後で剥がれてしまう塗装もあるのです。外壁塗装は、定期的に塗り替える必要があるため、今現在どんな塗料を使用しているのか、塗り替えた日からどのくらい経過しているのか把握しておかなければなりません。外壁が剥がれ始めた頃は、塗装の劣化が始まったと思っておきましょう。

1-2.クラッシュ(ヒビ)の発生

経年劣化などで外壁にクラッシュが発生することがあります。大きな地震や台風など自然災害で発生するケースも多く、外壁塗装が剥がれる原因の1つです。クラッシュを見つけたときは、絶対に放置しないことが重要なポイントとなります。なぜなら、わずかなヒビでもすぐに大きくなり、そこから雨水が浸入して木材を腐らせてしまうからです。外壁の下地にキズがつくと、修繕工事も大がかりになり費用がかさむので注意してくださいね。

1-3.施工不良も剥がれの原因

近年、増加しているのが施工不良による外壁塗装の剥がれです。「塗装したばかりなのにすぐ剥がれた」というケースは、施工不良が1番の原因として考えられるでしょう。基本的に、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回の重ね塗りを行います。しかし、きちんと工事を行わない業者は、1~2回塗りで終わらせてしまうのです。特に、最初に行う下塗りはとても重要で、きちんと施工しなければ中塗りと上塗り塗料が外壁にくっつかなくなってしまいます。このようなトラブルにあわないためには、慎重に業者を選ぶことが大切です。後ほど、【4.外壁塗装の剥がれ~業者の選び方】で詳しく説明するので、ぜひチェックしてくださいね。

2.外壁塗装の剥がれ~修繕方法は?

それでは、外壁塗装の剥がれが起きた場合、どのような修繕方法があるのでしょうか。

2-1.小さな剥がれなら自分で修繕できる

基本的に、外壁塗装が剥がれた場合は専門の業者へ依頼することになりますが、小さな剥がれなら自分で修繕できます。たとえば、砂とセメントでできたモルタル壁の場合は、充填剤を塗り込んで補修する方法です。しかし、あくまで一時的な補修となるため、後で再び剥がれてしまう可能性が高いでしょう。小さな剥がれでも自分で行う方法は応急処置であることを理解した上で作業をしてくださいね。不安な方は、無理に自分で対処しようとはせず、始めから業者へ修繕を依頼することをおすすめします。

2-2.業者へ依頼すべき症状をチェック!

以下の項目に当てはまる場合は、すぐに業者へ依頼したほうがいい症状です。

  • 剥がれの範囲が広い
  • 下地が見えている
  • 剥がれのほかにヒビ割れが起きている

基本的に、剥がれがひどい状態はDIYで対処できません。たとえ、自分で補修したとしても、逆に剥がれが悪化してしまうのです。自分で無理に修繕した結果、剥がれがひどくなり、修繕費用が高くなったというトラブルもあります。たとえ、剥がれが起きていなくても、外壁の耐用年数が近づいてきたら点検をしたほうがいいでしょう。点検による早期発見で簡単な補修だけで済み、費用も最小限に抑えることができます。

2-3.業者による主な修繕方法を紹介

剥がれの状態や業者によって具体的な修繕方法は異なりますが、基本的な作業内容を以下にまとめましたのでぜひ参考にしてください。

  1. ヘラや研磨剤などを使用し、浮いている塗膜と剥がせる塗膜をすべて剥がす
  2. 施工不備を見つけた場合は、全面剥離(はくり)を行う
  3. モルタル壁の場合は、下塗りを行う前に、周囲の外壁と同じ模様にするためスプレーを使い模様づけをする
  4. 下塗り→中塗り→上塗りの順番で、塗布をしてはしっかり乾燥させる
  5. 最後に剥離箇所や全体をチェックし問題がないか確認し完了

汚れがひどい場合は、重鎮剤で塗り込む前に高圧洗浄機を用いることもあります。具体的な修繕方法に関しては、事前に業者へ確認を取っておきましょう。

3.外壁塗装の剥がれ~修繕方法の選び方

前述した修繕方法以外にも、さまざまな方法があります。ここでは、外壁塗装の剥がれにおける修繕方法の選び方とポイントを紹介していきましょう。

3-1.修繕方法の選び方のポイント

外壁塗装の剥がれを修繕する際、ベストな方法は経験豊富な業者にしか分かりません。素人では判断ができないので、まずは専門業者へ相談することをおすすめします。業者へ依頼すると、最初に外壁診断を行うことになるでしょう。業者スタッフが直接剥がれ箇所を確認し、下地が影響を受けていないか、ほかに剥がれている箇所はないかなど確認していきます。ここで、きちんと外壁をチェックしておくことで、最適な修繕方法が選択できるのです。剥がれの進行具合によって、修繕方法の選択肢も広がるでしょう。症状が軽ければ簡単な修繕で済みますが、ひどい場合は下地まで交換しなければならなくなります。

3-2.修繕費用は数万円~10万円前後

外壁塗装の剥がれ修繕にかかる費用は、数万円~10万円前後が相場です。しかし、剥がれが広範囲にわたる場合は、20万円以上かかることがあります。さらに、下地まで影響を受けている場合は、50万円以上の費用がかかることもあるのです。外壁の状態によっては、外壁全体を塗り替えなければならないケースもあります。大がかりな外壁塗装工事の場合は、一般的な2階建て住宅で約80~150万円が相場です。また、塗装の種類によっては150万円以上かかることもあるでしょう。

3-3.3年以内の剥がれは業者へ依頼しよう

外壁塗装の剥がれが塗装の劣化が原因なら、耐用年数が近づく8年前後で発生することになります。しかし、塗装から3年以内に発生した場合、施工不良が原因の可能性が高いでしょう。もし、3年以内で塗装の剥がれが生じた場合は、自分で修繕せずに業者へ依頼してください。どこに問題があるのか、専門業者による調査が必要なのです。

4.外壁塗装の剥がれ~業者の選び方

修繕を悪徳業者に依頼すれば、さらに状態が悪化することになります。そうならないためにも、業者選びのポイントをきちんと押さえておきましょう。

4-1.最低限押さえておきたい業者選びのポイント

優良業者と悪徳業者を見極めるために、最低でも押さえておきたいポイントを以下にまとめましたので、業者へ依頼する前にぜひチェックしてくださいね。

  • 外壁塗装の修繕に関して実績があるか
  • 低費用できちんと正しい修繕をしてくれるか
  • 相談に親身になってのってくれるか
  • 外壁診断や調査を行なっているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーな作業をしてくれるか
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
  • より良い修繕方法を提案してくれるか
  • 工事保障が充実しているか
  • どのような質問でも分かりやすく丁寧に説明してくれるか
  • 口コミや評判がいいか

業者のホームページをチェックする場合は、今までどんな外壁塗装や修繕をしてきたのか、実績を確認してください。具体的な実績や住所と電話番号が記載されていない業者は信用できません。また、見積書と修繕内容も細かくチェックしておきましょう。どのような修繕にいくらかかるのか丁寧に記載されていない場合は、依頼前に必ず確認してください。そこで、丁寧に説明してくれない業者には依頼しないほうがいいでしょう。

4-2.どこまで保証してくれるのか確認する

塗装から3年程度で剥がれた場合は施工不良の可能性が高いので、保証が充実している業者なら無料で補修をしてくれます。しかし、外壁塗装の際に保証書をかわすことがほとんどないため、どこまで保証してくれるのか、どのような場合に保証の対象となるのか明確ではありません。基本的に、日本塗装工業会では標準保証期間を提唱しており、日本塗装工業会に入会している業者であれば、保証期間内の保証を行ってくれます。業者へ依頼する前に、必ずどこまで保証してくれるのか確認することが大切です。保証期間とあわせて、保証対象となるケースもチェックしておきましょう。

4-3.費用節約のためにケチらない

複数の業者から出た見積もりを比較すると思いますが、相場よりもかなり低い業者を選ぶのは非常に危険です。費用節約ばかりに意識を向けてしまうと、本当に大切な修繕ができなくなってしまいます。安すぎる業者には注意を払い、費用節約のために必要な修繕をケチらないようにしてくださいね。

5.外壁塗装に関してよくある質問

外壁塗装に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.外壁塗装の剥がれとはどんな状態か?
A.塗装したての外壁はとてもキレイな状態ですが、剥がれが起きると凸凹(でこぼこ)ができてしまいます。剥がれた箇所だけ変色したり、溝ができてしまったりするのです。原因が経年劣化だとしても、耐用年数は状態を保ち続けることができます。しかし、塗り替えをしてから2〜3年のうちに症状が現れる場合は、施工不良の可能性が高いといえるでしょう。どのような剥がれが起きているのか、どこまで剥がれているのか自分でできる範囲を確認し、異変を察知した場合は業者へ相談してくださいね。

Q.剥がれを放置するとどうなるのか?
A.どんどん剥がれの面積が広がっていき、そこから雨水などが浸入します。雨水によって下地が腐敗し、建物の内部にまで悪影響を与えてしまうのです。最初に、水漏れが起きるでしょう。そして、水漏れ箇所も増え始め、建物全体の耐久性が低くなってしまいます。

Q.剥がれの修繕と外壁塗装にかかる工事期間はどのくらいか?
A.一部の修繕であれば、1〜2日で済むケースがほとんどです。しかし、剥がれの状態がひどく、下地にまで悪影響が出ているなら1週間はみておいたほうがいいでしょう。全体的な外壁塗装を行う場合は、10〜14日ほどかかります。外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3段階で塗り替えを行い、塗っては乾燥するという順序を踏むために時間がかかりがちです。特に、マンションやアパートは範囲が広いため、数か月はかかるでしょう。

Q.悪徳業者の特徴は?
A.悪徳業者は、すぐにでも契約を取ろうと必死になります。「今のままではすぐに劣化してしまうでしょう」「今ならお得に修繕できますよ」など、巧みな言葉で相手をその気にさせるのです。詳しく説明せずに契約を迫ろうとする業者には、十分に気をつけてください。

Q.費用をできるだけ抑えるためのポイントは?
A.足場を作らない修繕方法があります。オフィスチャンプは、足場をかけない外壁工事を得意としている業者です。外壁工事に足場は必要不可欠だと思われがちですが、作業現場に慣れている職人だからこそ安全ロープで外壁の工事ができます。足場代を節約できるので、ぜひ1度チェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか? 外壁塗装の剥がれは、経年劣化・クラック(ヒビ)・施工不良が主な原因で発生します。小さな剥がれは自分で修繕できますが、基本的に専門業者へ相談したほうがいいでしょう。なぜなら、節約のために自分で修繕した結果、剥がれがひどくなったというトラブルが相次いでいるからです。無理に自分で修繕するよりも、きちんと業者へ外壁調査を依頼し正しい方法で修繕したほうが安心できます。できれば、実績がある信用できる業者に依頼してくださいね。

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