外壁工事を行う際に必要な足場の費用や相場は? 使わずに工事は可能?

2.足場を組まずに外壁工事をすることは可能?

前述のとおり、建築基準法では原則として2m以上の高さで工事や塗装を行う場合、足場を組むように定めています。しかし、一定の条件をクリアすれば足場を組まずに外壁工事を行うことが可能です。これを、「無足場工法」と言い、オフィスチャンプをはじめとする専門の業者が行っています。

無足場工法とは、屋上からロープブランコという専用器具を外壁につるし、そこに職人が乗って作業をする方法です。足場を作る費用と手間がすべてカットできますので、工事費用はもちろんのこと、工期も短くすることができるでしょう。また、足場を組む余裕がない住宅密集地などでも、外壁工事を行うことができます。

その一方で、無足場工法を行っている工務店はまだ少なく、業者選びに手間がかかることもあるでしょう。また、建物や工事の内容によっては無足場工法が行えないこともあります。さらに、無足場工法は職人の熟練した技術が必要です。未熟な職人が無足場工法を行うと、工事の仕上がりが施主の満足がいかないものになることもあるでしょう。

3.外壁リフォーム工事について

この項では、足場を組む必要がある外壁リフォーム工事について解説します。どのような工事があるのでしょうか?

3-1.外壁リフォーム工事とは?

外壁リフォーム工事とは、外壁塗装を塗り替えたり、劣化した外壁を修理したりすることです。外壁は家を雨風から守ってくれます。しかし、風雨にさらされっぱなしですから、どうしても劣化は避けられません。そこで、10~15年を一つの目安にして外壁塗装を塗り替えたり、外壁の状態を診断して修理を行ったりします。
マンションの場合は、建築後10~15年で大規模修繕を行い、外壁の塗り直しなどを行うのです。

3-2.外壁リフォーム工事の流れ

外壁リフォーム工事を行う場合、まずは業者に外壁の状態をチェックしてもらいます。そのうえで、必要な工事の見積もりを出してもらいましょう。建物によっては外壁だけでなく屋根の塗り直しを一緒に行うこともあります。見積もりに納得したら、正式な契約をしましょう。
外壁リフォームは、

  1. 足場を組む
  2. 外壁の洗浄
  3. 外壁の修理
  4. 外壁塗装の塗り直し
  5. 足場の取り外し

という順番で行われます。足場を組んだり外したりするだけでも半日~1日はかかりますので、リフォーム工事全体では2週間以上かかると考えておきましょう。

3-3.リフォーム時期の見極め方

外壁リフォームは、10~15年ごとに行うようにすすめられています。しかし、家が建っている場所や気象条件によってもっと長持ちする場合もありますし、10年未満でもリフォームが必要になることもあるでしょう。リフォームを行う目安としては、

  • 外壁に幅2㎜以上のひびが入っている
  • 外壁を手で触ると白い粉がつく(チョーキング)
  • 外壁にコケやカビが生え、洗っても落ちなくなった
  • 大規模な台風などに遭遇した

などがあります。外壁が劣化したまま放っておくと、壁から雨水などが入って壁の内部が劣化し、家自体の寿命が短くなるでしょう。また、外壁に使われているタイルなどがはがれ落ちれば危険です。劣化のサインが現れたら一刻も早くリフォームを行いましょう。

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