外壁塗装に最適な塗料の種類とは? 選び方のポイントを知ろう!

2.外壁塗料の種類

では、外壁塗料の種類についてご紹介しましょう。最近の傾向やランクについてもまとめました。

2-1.ラジカル塗料

商品化されてから日が浅いラジカル塗料は、今最も注目を集めている外壁塗料です。モルタル・コンクリート・サイディングなどほとんどの建材に対応します。「ラジカル」とは、外壁の劣化因子のことです。そのラジカルの発生を防ぐために作られたのがラジカル塗料であり、寿命の長さや低汚染性に優れている点などが大きなメリットでしょう。通常、長持ちする塗料は価格の高さが難点ですが、ラジカル塗料は価格が安いということから、注目を集めている理由がお分かりいただけると思います。

2-2.シリコン塗料

現在主流の塗料と言えば、シリコン塗料です。価格と耐久年数のバランスがよく、耐候性の高さや色あせのしづらさなどが人気の理由となっています。ラジカル塗料は登場してから年数がたっていないため、実績が少ないのが難点です。一方のシリコン塗料は実績が十分にあるため、安心感があるという点でははるかに上回っていると言えるでしょう。

2-3.遮熱シリコン

遮熱シリコンとは、太陽熱を反射する効果がある塗料のことです。外壁の表面温度を下げることができるため、室内の温度が上がりにくいというメリットがあります。真夏も涼しい住環境を作り出すことができる塗料として注目を集めているのです。電気代の節約だけでなく、省エネ・節電・CO2 削減という点で環境問題に配慮した塗料と言えるでしょう。

2-4.水性・油性などタイプの違い

すべての塗料は水性と油性に分けられます。塗料を溶かす溶剤が水の場合は水性塗料、シンナーの場合が油性塗料です。水性塗料は臭いが少なく、現場での保管も楽というメリットがある反面、油性に比べて寿命が短いこと、ツヤが落ちやすいことなどがデメリットとして挙げられます。一方の油性塗料は、水性塗料よりも長持ちする傾向があり、ツヤを維持しやすいという点がメリットです。しかし、臭いが強く価格が高めに設定されている点をデメリットに感じる人もいるでしょう。

2-5.最近の傾向

外壁塗装の塗り替えには高額な費用がかかります。しかし、劣化してしまった外壁をそのままにしておくと、建物の内部にまで影響が及んでしまう可能性があるのです。建物自体の寿命を延ばすためにも、定期的な塗り替えを計画している家庭も多いのではないでしょうか。最近の傾向としては、外壁塗装の耐用年数を考えた上で、コストパフォーマンスがよいシリコン塗料やラジカル塗料を選ぶ家が増えてきています。長期的な目で考えて塗料を選ぶことが、費用の面でもベストという考え方が主流になってきているということでしょう。

2-6.ランクについて

塗料のランクによって特に大きく変わってくるのは、耐用年数です。たとえば、最も価格が安いアクリル塗料の耐用年数は5~7年、アクリルより少し価格が高くなるウレタン塗料は耐用年数が6~10年と言われています。一番人気が高いシリコン塗料は8~15年、ほぼ同価格のラジカル塗料が15年ということで、ランクが高くなるほど耐用年数が長くなるのが特徴です。初期費用の安さだけで選ぶのか、長い目で見てコストパフォーマンスに優れているものを選ぶのか、じっくりと検討する必要があるでしょう。

2-7.メーカーについて

外壁塗装に使用する塗料は、さまざまなメーカーから販売されています。国内シェアの9割を占めているのが、エスケー化研・日本ペイント・関西ペイントの3社です。それぞれどの塗料に強いかなど得意不得意が存在しますので、まずは比較してみることをおすすめします。

3.塗料の選び方

塗料の選び方についてご紹介します。

3-1.選び方のポイント

「塗料は何を選んでも同じ」というわけではありません。遮熱性や防水性・防汚性・防カビ性など、どのような性能が備わっているか確認した上で、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。もちろん、価格を重視して選ぶ人がほとんどだと思います。一度にかかる費用を抑えたいのであればアクリルやウレタン、高くても長持ちするものを選びたいのであればシリコンやラジカルがおすすめです。また、実際の仕上がりがイメージと違うという例もあるため、できれば実際にその塗料が使われている建物を見せてもらうとよいでしょう。

3-2.耐用年数について

前述したとおり、塗料の耐用年数は種類によって異なります。価格と比例して耐用年数も長くなるということを覚えておきましょう。価格の安い塗料を選べば、初期費用は安く済んでも数年で塗り替えが必要になってしまいます。逆に、価格の高い塗料であれば、塗り替えが必要になるまでの年数が長くなるのです。トータルで考えてどちらがよいのか、しっかりと検討してください。

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