外壁塗装の経年劣化にお悩みの方必見! お得な塗装対策をご紹介します。

2.外壁塗装の劣化について

外壁塗装の劣化についての基礎知識を学びましょう。

2-1.耐用年数とは

建物にも寿命があるように塗装にも寿命があります。そして、寿命は塗料の耐用年数によっても異なるのです。塗料の耐用年数を知っておけば建物への深刻なダメージを防ぐことができます。塗料の種類別耐用年数をご紹介しましょう。

2-1-1.塗料別の耐用年数

  • アクリル系塗料:耐久年数は4年〜7年です。アクリル系塗料は20年前に登場した塗料になります。発売当時は画期的でしたが、汚れ安く耐久性がないのが欠点で現在はほとんど使っていません。
  • ウレタン系塗料:耐久年数は6年〜10年です。ウレタン系塗料は柔らかいので細部塗装に最も適しています。どこにでも塗れる万能塗料ですが耐久年数や性能はシリコンよりも劣っているのです。
  • シリコン系塗料:耐久年数は12〜15年です。シリコン系塗料は、シリコンを含有しているので耐久性が高く長年人気No.1でした。
  • ラジカル塗料:耐久年数14年〜16年です。ラジカル塗料は紫外線や酸素、水などによる塗膜の劣化(ラジカル)を防ぐ「次世代塗料」といわれています。
  • フッ素塗料:耐久年数15年〜20年です。フッ素塗料は商業施設や大型ビル、東京スカイツリーの鉄骨塗装などに用いられています。

2-2.法定耐用年数とは

建物や構造物などは、税法により種類や構造によって耐用年数が決まっています。これを「法定耐用年数」といい、減価償却費を計算するために一律に規定しているのです。また、物件の耐用年数の「残り年数」は、金融機関による融資の判断材料になる場合もあります。

たとえば、マンションやアパートの耐用年数は、軽量鉄骨造19年、木造22年、鉄骨造34年、鉄筋コンクリート造り47年です。耐用年数は「建物の寿命」ではなくあくまでも法律上で決められた減価償却用の数字になります。ただし、「寿命の目安」として考えれば修繕計画を立てやすくなるのです。一般的に、アパートやマンションなどのオーナーは、耐用年数を参考に外壁の再塗装を定期的に行い建物のダメージが深刻化するのを防いでいます。

また、マンションを含めた大型施設は2008年の建築基準法改正により、「専門家による定期点検と特定行政庁への報告」が義務付けられているのです。

2-3.塗装が劣化するとどうなるか

塗装が劣化して寿命が近づいてくるとどのような症状が出てくるのでしょうか。以下のような症状が出てきたら再塗装の時期が来たと考えてください。

2-3-1.外壁のツヤがなくなる

外壁塗装をしたばかりの建物はツヤがあり美しい状態です。しかしながら、年月の経過によりツヤが失われてしまいます。見た目も古びた感じになってしまうのです。ただし、この段階で再塗装を行えば外壁や建物への深刻なダメージを防ぐことができます。

2-3-2.チョーキング

外壁を手で触ったときに、白いチョークのような粉が付くことがあります。これが「チョーキング現象」です。紫外線や雨水、温度変化などにより壁が劣化し塗料に含まれている「顔料」が粉状になるのが原因となります。塗料の「塗膜」としての役割がうまく果たせていない状態なので、放置すると建物の劣化が進むのです。

2-3-3.クラッキング

建物にかかった振動などで外壁にクラック(ひび割れ)が起こっている状態になります。ヘアークラック(0.3ミリ以下のクラック)ならモルタルなどの下地に届いておらず、塗膜だけにクラックが入った状態なので再塗装で修繕が可能です。

2-3-4.塗膜のふくれ・はがれ

外壁の塗膜が空気が入ったかのようにふくれ上がったりはがれたりしている状態です。この状態では、外壁を紫外線や雨などの刺激から守ることはできません。

2-3-5.カビやコケ

特に、北側の日当たりが悪い外壁にコケやカビが生える状態です。コケやカビは、塗膜表面を侵食(しんしょく)するので水をはじく力を失ってしまいます。そのために、さらにコケやカビが増えてしまうのです。

2-3-6.黒い汚れ

年月が経過し塗料の塗膜効果が薄れてきた外壁には黒い汚れが目立ってきます。外壁の清潔感が失われるだけではなく建物全体がみすぼらしい印象になってしまうのです。

3.外壁の塗装の劣化を放置する影響

前項でご紹介したような外壁塗装の劣化を放置すると、どのような悪影響を及ぼすのでしょうか。

3-1.建物自体の寿命が縮まる

外壁塗装は建物の見た目をきれいにするだけではなく、建物自体をさまざまな刺激から守っています。塗装の劣化を放置すると建物を保護することができません。そうなると、外壁塗装部分だけではなく建物自体も傷められ強度がなくなってしまいます。もちろん、本来の寿命も縮めることになるのです。

3-2.アレルギーの被害

塗装が劣化すると雨水から建物をガードできなくなるので室内が湿っぽくなりカビが発生しやすくなります。室内だけではなく建物全体がカビ臭くなり、カビが原因のアレルギーを起こすケースも少なくありません。

3-3.美観を損なう

当たり前のことですが、外壁塗装が劣化したまま放置すると建物全体の美観を損ないます。ところどころ塗装がはげていたり汚れやカビが目立っていたりひびが入っていたりする建物は、悪い印象を与えてしまうのです。賃貸マンションはもちろんのこと、病院や会社なども見た目の汚さは致命的でしょう。また、放置することによって、大家さんや管理会社の姿勢も問われてしまいます。

3-4.修繕費用が高くなる

「外壁の再塗装を定期的に行うのはお金がかかる」と、悩む人もいるでしょう。けれども、ダメージが深刻になる前にこまめに外壁だけを補修するほうが安く済むのです。長期間劣化を放置しダメージが致命的な状態になってからでは補修工事に高額な費用がかかります。建物自体の寿命を延ばすためにも劣化する前に外壁の再塗装を行うことが大切なのです。

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