ビルの外壁塗装がなぜ大事なのか徹底検証!タイミングや注意点とは?

4.ビルの外壁で使う塗料の種類

使用する塗料の種類や費用的効果などをご紹介します。

4-1.ビル外壁の種類とは?

ビルの外壁にはいくつか種類があります。それぞれの特徴をまとめてみました。

  • コンクリート壁:最も強度が強い反面、防水性が低下すると内部に水が染みこみやすい。
  • ALCボード:コンクリートを軽量気泡化したもの。断熱性、耐火性、耐久性にすぐれている。
  • 金属系サイディングボード:スチールやアルミニウムなど。軽くて耐久性が高く、さびにくい。
  • モルタル壁:防火性にすぐれており、強度がある。防水性が低下すると急激に劣化がすすむ。

4-2.使う塗料について

使用される塗料には、いくつか種類があります。範囲が広い分、より耐久性のすぐれたものを選ぶ必要があるでしょう。塗料の特徴や耐用年数だけでなく、色合いや風合いなどもチェックしてください。ビルの外観を大きく左右することになるため、見た目の問題も重要になります。

4-3.塗料の種類

塗料は主に4種類あります。それぞれの特徴を把握しておきましょう。

  • アクリル系塗料:価格の安さと発色のよさがメリット。耐久性に乏しく、塗り替え用として使われる例は少ない。
  • ウレタン系塗料:下地になじみやすいが、汚れがつきやすいというデメリットがある。価格と耐久性のバランスがよい。
  • シリコン系塗料:塗装直後の美観を長期にわたって維持できる。品質に対して価格が手ごろである。
  • フッ素系塗料:耐熱性・防寒性・対候性にすぐれているが、価格が高いため住宅への使用は一般化されていない。

4-4.塗料の種類別、費用対効果について

種類別に塗料の特徴をまとめてみました。

  • アクリル系塗料:耐用年数は4年程度で価格は最も安い
  • ウレタン系塗料:耐用年数は7年程度で価格はアクリル系の次に安い
  • シリコン系塗料:耐用年数は10年以上で価格はウレタン系より高い
  • フッ素系塗料:耐用年数は15年以上で価格は最も高い

価格が安い塗料は耐用年数が短いのが特徴です。できるだけ安く済ませたいならアクリル系などの塗料を使用するべきですが、次回の外壁塗装工事までの期間を考えてみてください。今回は安く済んでも、またすぐに塗り替えをしなければならないのでは意味がないでしょう。長い目で見て、どの塗料が最もコストパフォーマンスにすぐれているのか、じっくりと考えてみるべきです。

4-5.人気の塗料とは?

ビルの外壁塗装に使われる塗料として人気が高いのは、フッ素樹脂塗料です。もともとマンションなど長期的に塗り替えを行わない建物のために作られた塗料であり、光沢感があり、耐光性や耐久性にも非常にすぐれています。ただし、コストの高さがデメリットとして挙げられるため、予算と相談しながら決める必要があるでしょう。

5.ビル外壁塗装工事の流れ

次に、ビルの外壁塗装工事を行う際の流れについてご紹介します。

5-1.工事箇所

ビルの外装塗装を業者に依頼した場合、工事箇所は外壁だけでなく屋根や屋上、ベランダまで及びます。必要な場合は足場を組むことになるため、そのための期間や費用も計算に入れる必要があるでしょう。「オフィスチャンプ」では、足場を使用しない「無足場工法」による外壁塗装を取り入れています。工期の短縮や費用の節約になるため、ぜひチェックしてみてください。

5-2.工事期間の目安

工事期間は、ビルの規模によって変わります。広範囲にわたる作業になるため、1か月~2か月を目安にしておくと間違いないでしょう。もちろん、作業のスピードは天候にも左右されます。思っていた以上に時間がかかることもあるため、工事期間は十分余裕を持って考えておくのがおすすめです。

5-3.工事の流れ

まずは業者に見積もりを依頼すると、現地診断が行われます。見積もりの内容に納得できたら本契約となり、工事着手です。高圧洗浄によりビルの外壁を洗い、養生や下地補修作業を行います。下塗り・中塗り・仕上げ塗りの順で塗装をし、最後に養生はがしと清掃をして完了という流れになるでしょう。

5-4.費用相場

外壁塗装にかかる費用は、使う塗料や塗装業者によって異なります。特に大きな建物の場合は、一戸建てよりも業者ごとの差が大きくなるのです。相場としては、平米単価が3,500~5,000円程度と言われています。

5-5.低価格にするには?

ビルの塗装工事を行う際には、基本的に足場を仮設します。実は、この足場を組み立てる費用が意外と高いことをご存じでしたか? 無足場工法によって作業している業者に依頼することで、全体の費用を大きく節約できます。また、複数の業者に見積もりを依頼し、比較して決めるようにしましょう。そうすることで、より低価格な外壁塗装が可能になります。

5-6.見積もりについて

外壁塗装の見積書には、平米単価のほかに高圧洗浄や足場代など、各項目の費用が記載されています。よくわからない項目がある場合は、必ず業者に確認するようにしてください。不明確な点が多い場合や、質問に対して的確な答えが返ってこない場合は、その業者に依頼しない方がよいでしょう。見積書の内容は、信頼できる業者を見極める上で重要なポイントになります。

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