必見! 壁の塗装を塗り替える前にチェックしておきたいポイントとは?

4.塗装の塗り替えについて

塗装の塗り替えを順調にすすめるためには、塗り替えの必要性やメリット・ベストな時期を把握しておかなければなりません。塗装の塗り替えについて詳しく見ていきましょう。

4-1.塗り替えとは

塗り替えとは、名前のとおり屋根や外壁・内壁などを塗り替えることです。塗り替えは下地が傷んでいるかどうかで方法が変わります。ひどいサビが発生していたり、下地にまで影響が出たりしているときは、塗り替えるよりも葺(ふ)き替えのほうが効果的です。葺(ふ)き替えは、材料そのものを新しいものと変える方法になります。

4-2.必要性・メリット

家そのものは人工物です。人工物は月日がたつほど劣化します。塗り替えは、劣化を防ぐ大切な作業です。もし、塗り替えをしなければ、壁材だけでなく家全体の耐久性を下げることになります。つまり、塗り替えは家の耐久性・寿命を高めるために必要な作業です。

4-3.塗り替え時期とは

塗り替え時期は、塗料の耐用年数に大きく左右します。塗料の種類は、主にアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・遮熱・光触媒の6種類です。それぞれ塗料の耐用年数は以下のとおりになります。

  • アクリル系:5年~7年
  • ウレタン系:7年~10年
  • シリコン系:10年~13年
  • フッ素系:15年~20年
  • 遮熱系:15年~20年
  • 光触媒系:15年~20年

以上の年数を目安に塗り替えをしていきましょう。

4-4.すぐに塗り替えるべき症状とは

ひび割れやチョーキングが起きている場合は、すぐに塗り替えをおこなわなければなりません。ひび割れは、外壁に問題が起きている証拠です。放置すると下地に悪影響をおよぼしてしまいます。下地が傷つけば工期が長く、手間もかかるでしょう。また、塗装の表面が紫外線などで劣化するチョーキングも要注意です。チョーキングは壁が白っぽくなり、粉がついたりするので簡単に見わけることができます。

4-5.外壁リフォームはDIYできるか

よく、自分で外壁リフォームをするという方を見かけますが、DIYはおすすめしません。なぜなら、高所作業など危険をともなうからです。また、塗り替えの知識や経験がなければ失敗する恐れがあります。失敗すると塗り直さなければならないため、さらに費用がかかることになるでしょう。1度で理想的な仕上がりにするためにも、プロに依頼したほうが安心です。

4-6.注意点

「まだ塗り直さなくても大丈夫」と甘く考えてはいけません。塗装の劣化はいつの間にか進行しています。最初は、大したことのないひび割れ・チョーキングであってもすぐに状態がひどくなるものです。完全に劣化してから塗り替えるよりも、耐用年数が近づく前に施工することをおすすめします。

5.塗装の塗り替え工事について

外壁と内壁それぞれの塗り替え工事について詳しく見ていきましょう。

5-1.外壁工事

外壁工事を考えている方は、工事の流れや工期・費用相場などをチェックしておいてください。

5-1-1.工事の流れ

外壁工事の流れは以下のとおりです。

  1. 現地調査
  2. メッシュシートを張る・下地補修
  3. 高圧洗浄機での洗浄
  4. 養生
  5. 下塗り・中塗り・仕上げ塗り
  6. 仕上がりの確認
  7. 清掃

仕上がりを確認するときに不満箇所があれば、直しをおこないます。もし、疑問点や不満箇所があれば、確認の際に伝えてください。

5-1-2.工期

下地補修が必要なければ、外壁塗装だけで1週間ほどで終わります。ひび割れやチョーキングによって下地が傷んでいる場合は、1週間~2週間かかるので注意してください。塗り替えをおこなう前に、どのくらい期間が必要になるのかきちんと確認しておきましょう。

5-1-3.費用相場

一般的に、外壁塗装にかかる費用は1平方メートル当たり3,500円~5,000円かかります。下地が傷んでいたり、高い塗装を使ったりする場合はもっとかかるでしょう。また、足場を組むか組まないかでも費用が大きく左右することになります。足場の組み立ては無料ではありません。

5-1-4.費用を抑えるポイント

費用を抑えるポイントは、できるだけ早めに外壁を塗り替えることと安い塗料を使うことです。早めに外壁塗装をおこなったほうが、状態が悪化しないうちに新しくすることができます。結果、費用が安く抑えられるのです。また、塗料の中にはアクリル系・ウレタン系など費用が安い種類があります。費用が安いぶん、耐用年数は短くなるため、長期的な視野で考えるとコストが高くつくものです。自分たちに合った塗料は何なのか、コストパフォーマンスを考えながら選択しましょう。

5-1-5.注意点

外壁の工事がおこなわれている中、近隣住民への悪影響がないかどうか確認しなければなりません。塗料によっては不快な臭いをするものもあります。臭いが周囲にもれていないか、塗料が飛散しないように対策をほどこしているか、確認しましょう。また、工事開始前に近隣住民への挨拶をしてくれるかどうかも尋ねてみてください。サービスの1つとして、業者が代行する場合が多いです。

5-2.内壁工事

内装の工事をおこなう際の大まかな流れや工期・費用相場など詳しく説明します。

5-2-1.工事の流れ

内装工事の流れは外壁と少し違う点があります。下塗り・中塗り・仕上げ塗りがないので、違いと一緒に以下の流れを確認してください。

  1. 現地調査
  2. プランニング・見積もり
  3. 養生
  4. 塗り替え・張り替え
  5. 仕上げの確認
  6. 清掃

外装と同じく、仕上げの確認で不満な点があれば必ず業者に伝えましょう。後でトラブルにならないためにも、きちんと伝えることが大切です。

5-2-2.工期

内壁の工事は短期間で済みます。一軒家の広さでおよそ1~2日です。しかし、壁材そのものを丸ごと変更する場合は、3日以上かかることになります。壁の素材を変える場合は、大体何日になるのか確認しておきましょう。

5-2-3.費用相場

内壁の場合、壁紙の張り替えでおよそ1平方メートル当たり1,000円~1,500円です。どこからどこまで張り替えるのか、どのような素材にするのかによって費用も大きく変わるでしょう。

5-2-4.費用を抑えるポイント

外壁と同じく、安い壁紙を使うことが費用を抑えるポイントになります。安い壁紙といえば、クロスです。クロスの交換であれば、費用を抑えることができ工期も短く済みます。

5-2-5.注意点

工事中は生活が制限されます。自由に行き来できなくなり、使用できない状態になるわけです。そのため、大規模な内装工事をおこなう際はタイミングに気をつけてください。忙しい時期に内装工事をしないよう、事前に計画をたてておきましょう。

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