マンションの雨漏り対処法とは?工事内容や修理業者の選び方について

3.マンションの雨漏りについて

マンションの雨漏りは築何年目から現れやすいのでしょうか。定期補修や点検・注意すべき雨漏りの兆候・マンションの管理体制など詳細を説明していきます。

3‐1.築何年目からが危険か?

施工・設計に問題がなければ、10年目まで雨漏りは発生しません。外壁や屋根の塗り替えは10年を目安に実施されます。そのため、10年を目安に考えてください。しかし、コンクリート建物は寿命が長いといわれています。屋根・外壁に使用されている素材や塗装によって雨漏りの発生時期も異なるでしょう。また、施工・設計に問題がある場合は新築マンションでもすぐに雨漏りが発生します。

3‐2.定期補修や点検について

定期補修や点検はマンションの安全性・耐久性を維持するために必要です。定期的に補修・点検をすることでマンション全体の耐久性も向上します。管理人や管理会社は責任を持って定期補修・点検をしなければなりません。ちなみに、マンションは10~12年周期で屋根・外壁の塗り替えをおこないます。また、共同住宅に義務づけられている法定点検は以下のとおりです。

  • 建築設備点検…1年に1回
  • 特殊建築物定期検査…3年に1回
  • エレベーター保守点検…1年に1回
  • 消防設備点検…機器点検は1年に2回、総合点検は1年に1回

3‐3.注意すべき雨漏りの兆候

外壁塗装がはがれている・バルコニーに藻やカビが出ている・サッシのかどにすき間ができているなどの症状は雨漏りの兆候です。雨漏りが発生するまで時間の問題でしょう。常に異常が起きていないかどうか、雨漏りしそうな場所をチェックすることが大切です。

3‐4.マンションの管理体制について

雨漏りを素早く補修するためにはマンションの管理体制が重要になります。管理体制とは防犯システムや清掃・修繕工事の計画など所有権利者が整備すべき業務のことです。ほとんどの所有権利者・オーナーがマンション管理を業者に委託しています。マンションの管理体制がきちんと整っていれば、トラブルがスムーズに対処できるものです。しかし、マンションの管理体制が整っていないと一向に問題が解決できません。

4.マンションが雨漏りしたときの対処法

マンションが雨漏りしたとき、誰もが焦るものです。しかし、焦っていては正しい対処ができません。まずは、気持ちを落ち着かせて自分がするべきことを素早く実行していきましょう。そうすれば、雨漏りもスムーズに解決できます。

4‐1.どこに連絡すべきか?

雨漏りが発生したとき、すぐに管理人かまたは管理会社に連絡をしてください。集合住宅は自分で勝手に修理してはいけません。特に、賃貸マンションは管理人から借りている状態なので、すべては管理人の判断ですすめられます。管理人・管理会社に連絡するとすぐに雨漏り調査がおこなわれるでしょう。

4‐2.損害賠償は?

経年劣化や共有部分の雨漏りは管理会社・管理人の責任になります。しかし、雨漏りではなく水漏れで個人の不適切な使用方法が原因なら居住者が損害賠償を支払わなければなりません。被害の状況によっては損害賠償が数百万になる可能性もあります。けれども、火災保険に入っていれば費用がカバーできるでしょう。

4‐3.漏水と雨漏りの違いは?

漏水と雨漏りには大きな違いがあります。実際、マンションの雨漏りが水漏れだったケースもあるのです。共有部分のパイプの破裂やトイレの詰まり・洗濯機の給排水ホースがはずれていたなどが原因で上階から水が漏れてきます。雨漏りかな…と感じたときはどこから水が出ているのか徹底的に確認しなければなりません。

4‐4.自分でできる対処法

雨漏りが発生したとき、自分でできる応急処置があります。応急処置としては、すぐに管理会社・管理人に連絡をすることです。連絡しなければ雨漏りの修理ができません。また、電気を扱っている場所に水がたれてしまうと感電する恐れがあります。事故を防ぐためにも家電類は離しておきましょう。また、火災保険が適用されるかどうかも確認したほうが良いですよ。

4‐5.雨漏りの注意点

マンションで雨漏りが起きたとき、感情的になって管理会社・管理人とトラブルを起こしかねません。管理会社・管理人が適切な対応をしてくれないと納得できずとも冷静になって接してください。居住者が感情的になってしまっては後で取り返しのつかないことになります。居住者とオーナーでの主張争いとなり裁判に発展してしまうこともあるのです。そのため、どんなときでも冷静に対処することが大切になります。

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