マンションの雨漏り対処法とは?工事内容や修理業者の選び方について

2.マンションと一戸建ての違い

マンションと一戸建てには一体どんな違いがあるのでしょうか。建築物の構造も雨漏りに深く関係しています。マンションにおける雨漏りの原因を突き止めていきましょう。

2‐1.マンションにおける雨漏りの原因

マンションにおける雨漏りの原因はほとんどが「老朽化」です。建物は築年数が増えるほど老朽化がひどくなります。窓のすき間から雨が入りこむ・外壁からひびやズレが出てくるなど雨漏りが目立つようになるでしょう。雨漏りを放置すれば、マンション全体の耐久性に響きます。

2‐2.一戸建ての雨漏りとの違い

一戸建ての場合、雨漏りは建物の不具合や不調が原因だといえるでしょう。しかし、マンションの場合は100%建物に関係しているとはいえません。なぜなら、雨漏りと思っていた部分が「水漏れ」と判断されたケースがあるからです。上階から雨漏りしている場合、雨漏りではなく排水管のトラブルなどで水漏れが起きている可能性もあります。また、賃貸マンションの場合は自分のものではないので勝手に修理をしてはいけません。

3.マンションの雨漏りについて

マンションの雨漏りは築何年目から現れやすいのでしょうか。定期補修や点検・注意すべき雨漏りの兆候・マンションの管理体制など詳細を説明していきます。

3‐1.築何年目からが危険か?

施工・設計に問題がなければ、10年目まで雨漏りは発生しません。外壁や屋根の塗り替えは10年を目安に実施されます。そのため、10年を目安に考えてください。しかし、コンクリート建物は寿命が長いといわれています。屋根・外壁に使用されている素材や塗装によって雨漏りの発生時期も異なるでしょう。また、施工・設計に問題がある場合は新築マンションでもすぐに雨漏りが発生します。

3‐2.定期補修や点検について

定期補修や点検はマンションの安全性・耐久性を維持するために必要です。定期的に補修・点検をすることでマンション全体の耐久性も向上します。管理人や管理会社は責任を持って定期補修・点検をしなければなりません。ちなみに、マンションは10~12年周期で屋根・外壁の塗り替えをおこないます。また、共同住宅に義務づけられている法定点検は以下のとおりです。

  • 建築設備点検…1年に1回
  • 特殊建築物定期検査…3年に1回
  • エレベーター保守点検…1年に1回
  • 消防設備点検…機器点検は1年に2回、総合点検は1年に1回

3‐3.注意すべき雨漏りの兆候

外壁塗装がはがれている・バルコニーに藻やカビが出ている・サッシのかどにすき間ができているなどの症状は雨漏りの兆候です。雨漏りが発生するまで時間の問題でしょう。常に異常が起きていないかどうか、雨漏りしそうな場所をチェックすることが大切です。

3‐4.マンションの管理体制について

雨漏りを素早く補修するためにはマンションの管理体制が重要になります。管理体制とは防犯システムや清掃・修繕工事の計画など所有権利者が整備すべき業務のことです。ほとんどの所有権利者・オーナーがマンション管理を業者に委託しています。マンションの管理体制がきちんと整っていれば、トラブルがスムーズに対処できるものです。しかし、マンションの管理体制が整っていないと一向に問題が解決できません。

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