知って得する外壁リフォーム。塗装から張り替えまでの基礎と費用

3.外壁リフォーム工事

3-1.工事の時期

外壁は、風雨や日射によって、見た目以上に傷んでいます。
外壁リフォーム工事は、基本的にはいつでも可能です。リフォームが必要だと判断したら、そのときが工事の時期になります。ひび割れが発生しているような場合は、待ったなしです。
外壁塗装では、チョ―キング現象(手でこすると白い粉がつく)が発生したら、塗り替えの時期になります。温度と湿度の影響を受けますが、よほどのことがない限り、年間、いつでも可能です。あえていえば、温度で考えると春か秋、湿度まで含めると、降雨が少ない晩秋ということになります。

3-2.工事の工程

外壁塗装を例にすると、一般的には、足場の設置→高圧洗浄→養生→下地補修→塗装→足場解体という工程になります。
特に重要な工程は、下地補修と塗装です。
下地補修では、ひび割れ・はがれを修復します。塗装の仕上がりを決定づける大切な工程です。塗装は、水の浸入を防ぐための仕上げの工程になります。密着性を高める下地調整剤を塗ったあと(下塗り)、トップコートと呼ばれる仕上げ材を2回(中塗り・上塗り)するのが基本です。
張り替えでも足場の設置、場合によっては下地補修が必要になります。重ね張りは、既存外壁の撤去を除き、基本的には張り替えと同じ工程です。

3-3.外壁リフォームの施工例

外壁リフォームする際には、施工事例を見ると、とても参考になります。できるだけ、多くの事例を見てください。現場で実物を見るのが一番です。
でも、何10件も現場見学するのは、現実的には難しいものがあります。
そんなときに便利なのが、インターネットの活用です。「外壁リフォーム 事例」で検索してください。
おすすめの1つは、リフォーム会社紹介サイトのホームプロ(https://www.homepro.jp/)です。4,000件近い外壁リフォームの事例を、豊富なデータで紹介しています。リフォーム前とリフォーム後を、写真で比較できてわかりやすい構成です。

3-4.安くするには費用相場を知る

外壁塗装を低価格でやるには、費用相場を知ることです。
外壁塗装は、塗料の種類によって費用が変わります。一般的な2階建て住宅の外壁(約150㎡)を全面塗装する場合、50万円から100万円が大まかな目安です。
具体的には、以下を参考にしてください。1㎡当たりの単価の相場です。。もちろん、需要によって変動することがあることをご理解ください。

  • 足場:600~800円です。ただし、足場の高さによって変わります。
  • 高圧洗浄:250円程度です。
  • 養生:300~500円。割と幅があります。
  • 飛散防止ネット:100~200円。平屋より3階建ては単価は高くなります。
  • 下地補修:17,000円~20,000円。いかに下地補修が大切かが、金額の面からもわかります。
  • 下塗り:700円~900円。
  • アクリル樹脂塗装:1,000~1,200円。
  • ウレタン樹脂塗装:1,800円~2,000円。
  • シリコン樹脂塗装:2,500円~3,500円。
  • フッ素樹脂塗装:3,500円~4,500円
  • 遮熱塗装・光触媒塗装・無機塗装:5,000円~5,500円。

このほか、サイディング外壁などでは、シーリング工事が必要な場合もあります。既存のシーリングの上に打つ場合は700円~900円、打ち替えの場合は900円~1,200円が相場です。
張り替えやカバー工法は、使用する外壁材の種類によって、大きく変わってきます。
窯業系サイディングの場合、170万円から(2階建て外壁面積150㎡)が目安です。重ね張りも張り替えに準じたものになります。しかし、既存外壁の撤去と処分費の分、安くなるのは当然です。

3-5.見積もりの方法

外壁リフォームの相場がわかったら、いよいよ見積もりです。必ず、複数の業者から見積もりをもらってください。大手、地域の専門会社というように、バランスがいい会社構成にするといいでしょう。複数の業者から見積もりを取ることで、比較検討することができます。見積もりは、項目ごとに詳細な内訳を明示してもらうことが重要です。
詳細な見積もりとともに、工事方法などについての説明もしてもらいましょう。

4.外壁(外装)リフォーム業者の選び方

外壁リフォームの業者は、小規模なものが多く、技術力にも差があります。業者選びで失敗しないために、選び方のポイントをまとめました。

4-1.営業マンで選ぶ

外壁リフォーム業者との最初の接点は、営業マンです。質問や宿題として持ち帰った課題に、迅速に対応してくれるかは、営業マンを見極めるポイントになります。きめ細かに対応してくれる営業マンがいる会社は、社員教育にも力を入れている会社です。優良業者を選ぶ第一歩になります。

4-2.職人さんで選ぶ

工事をするのは職人さんです。外壁リフォームがうまくいくかどうか、カギを握っています。見積もり段階で職人さんに会って話をするといいでしょう。いい職人さんからは、仕事に対する姿勢、情熱、こだわりが伝わってきます。職人さんが手がけた現場を見るのもいい方法です。

4-3.施工事例で選ぶ

「外壁リフォームなら何でもできる」とアピールする会社も多くあります。でも、外壁塗装と外壁の張り替えでは、専門性が違うことをご存じですか?必ず過去の施工事例を見せてもらいましょう。実績だけでなく、得意分野やセンスなどがよくわかるはずです。

4-4.地域の業者から選ぶ

地域に根ざして活動する業者は、地元の評価をとても大切にします。長い歴史があり、実績も多い業者は、地元で評価されている証拠です。評判が悪くなるような工事はしないように努力しています。地元なので、何かあった場合にも、すぐに駆けつけてくれるでしょう。

4-5.アフターフォローで選ぶ

アフターフォローは、業者選びのポイントの1つです。特に保証は重要になります。また、何か不具合があった場合に、迅速に対応してくれる業者にしましょう。契約段階で、完成後の不具合の種類を想定し、対応策を文書にしておくことをおすすめします。アフターフォロー体制も確認してください。

4-6.一括見積もりサイトで選ぶ

外壁塗装でいい業者が見つからなかったら、一括見積もりサイトで選ぶ方法もあります。複数の業者から見積もりをもらうことが可能です。サイトの審査に合格した業者なので、優良業者が多くいます。

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