自然塗料の特徴とは?地球環境保護とシックハウス症候群対策に効果的

2.自然塗料の種類

ドイツからの輸入品がほとんどを占める自然塗料ですが、現在販売されている自然塗料の特徴を知り、塗料を選ぶ際のポイントにしてみてください。

2-1.オスモ(OSMO)

日本で最も普及しているドイツメーカーの自然塗料です。木材の性質を理解して作られた塗料であり、ひまわり油を主成分としています。塗装後に木材に浸透していくオイル系塗料の1つです。室内用・床用・外壁用と用途に応じた選択ができます。

2-2.リボス(LIVOS)

ルドルフ・シュタイナーが1972年に説いた哲学を元に、女性博士が開発した塗料です。主成分は亜麻仁油で、オイル系塗料の1つ。ラベンダー・ローズマリーなどの芳香剤を使用したアロマテラピーの要素も併せ持っています。ワックス系に属しているものです。

2-3.アウロ(AURO)

リボス(LIVOS)から独立した社員が企業した会社で作られ、主成分や製品体系などは非常に似ています。100%天然原料を使っているのが特徴で、成分内容などについてはすべて公開されているので、ホームページなどを参考にしてみてください。

2-4.クライデツァット(KREIDEZIT)

日本では、比較的最近輸入されるようになった塗料です。アグライアと同じく、高い評価を得ている自然塗料とされています。
天然00%自然由来の成分で構成され、油脂と微粒子が細かいため、木材への浸透がしやすくて耐久性もあるのです。mおともとカラーバリエーションの少なかったクライデツァットに、日本の輸入代理店がドイツとの共同開発を行い、プラネットカラーとして登場しました。ほかの自然塗料よりも油分と顔料濃度が高いため、1度塗りでも美しい仕上がりになるとされています。

2-5.アグライア(AGLAIA)

 長い歴史の中で育まれてきた塗料で、その起源は1894年に創業されたベーク社が1969年に製造したものです。現在販売されている自然塗料の中で、ただ1つの造膜系塗料とされています。
塗装しても耐水性を備え、仕上がり時に艶感が出る塗料です。塗装は必ず、施工経験の多い業者に依頼すること。仕上がりがまったく変わってきます。

3.自然塗料と石油化学系塗料の比較

3-1.自然塗料のメリット

自然塗料は、アレルギー体質の方にも優しい塗料です。化学由来物質が吐き気や頭痛などのシックハウス症候群をもたらしていましたが、自然塗料にすることで気にならなくなるメリットがあります。
小さなお子さんがいる家庭では、アレルギーを気にされることが多いはずです。一般的に使用されてきた石油化学系塗料よりも、アレルギー反応が出にくいとされています。
ニーズが高まってきている今、日本でも自然塗料開発を独自に取り組んでいくことが、地球環境保護への課題となるでしょう。

3-2.自然塗料のデメリット

石油化学系塗料は、自然塗料よりも乾燥時間が早く、工事期間が短くて済むメリットがあります。また、耐候性にも優れているので、メンテナンスの手間が少なくて済むのです。
自然塗料にも防カビ成分は含まれていますが、石油化学系塗料より劣るとされています。同じ機能性を求める場合、作業効率の良い石油化学系塗料の方が施工費用も安くなるでしょう。

4.まとめ

自然塗料についてご紹介しました。

  • 自然塗料の特徴
  • 自然塗料の種類
  • 自然塗料と石油化学系塗料の比較

石油化学物質によるシックハウス症候群などアレルギーを引き起こしにくいとされ、注目されている自然塗料。現在販売されている自然塗料のほとんどは、ドイツから輸入されているものです。地球環境保護のため、日本でも研究開発を進めることが課題でしょう。
自然塗料は石油化学塗料に比べ、耐候性が劣ります。こまめなメンテナンスが必要です。 メリットとデメリットを比較し、塗料を選ぶポイントにしてください。

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