最新技術のラジカル塗料がすごい! ラジカル塗料の特徴とは一体?

1.ラジカル塗料に付いて学ぼう!

ラジカル塗料は2015年に発売されたばかりの最新塗料です。最新塗料であるがゆえにまだ知名度は高くありませんが、その性能は折り紙付き。外装リフォームを考えている方は、今回を機にラジカル塗料の検討をしてみるべきですよ!

では、そんな高性能のラジカル塗料とはどんなものなのでしょうか?

1-1.ラジカル塗料とは?

まず、『ラジカル』という言葉についてです。ラジカルとは、顔料に含まれている『酸化チタン』が紫外線や酸素、水など接触することで発生する劣化因子のこと。

このラジカルは、塗料に含まれている樹脂を分解する性質があります。樹脂は塗料の耐久性を決定づける上での重要要素のため、ラジカルが発生して樹脂が分解されると、塗膜が劣化してしまうのです。

そして、『ラジカル塗料』とは、そんなラジカルを抑制することが可能な塗料のこと。つまり、正確には『ラジカル抑制型塗料』ということになります。

1-2.ラジカル塗料の抑制技術について

ラジカル塗料の根幹をなす技術は主に2つ。すなわち、『高耐候酸化チタン』と『光安定剤』です。

まず『高耐候酸化チタン』について。通常、酸化チタンはラジカルを拡散してしまいますが、この高耐候酸化チタンは『ラジカルバリアー』というラジカルを閉じ込める能力を持っています。ラジカルバリアーによってラジカルが外に出ないため、樹脂の分解を抑制することができるのです。

次に『光安定剤』の役割。光安定剤は、発生したラジカルを捕らえ、その働きを抑制することです。

これら2つの技術によって、ラジカル塗料は高い耐候性を得ています。現時点の外装塗料としては、トップといっても過言ではないでしょう。

1-3.ラジカル塗料の相場

ラジカル塗料は最新の塗料ではありますが、意外にも高価ではありません。一般的に出回っているウレタン樹脂やシリコン樹脂の塗料と同じぐらいの値段です。基本的には『1平米あたり1,500円~2,200円』程度でしょう。

2.ラジカル塗料のメリットとは?

2-1.高性能低価格

ハイグレード樹脂の塗料と同じレベルかそれ以上の性能を持つにもかかわらず、性能は低価格な塗料と同じ程度の価格帯です。

分かりやすくいえば、松阪牛がオージービーフと同じ価格帯で売っているようなものでしょうか。業界の人間は新しい塗料の時代がキタという人も! それほど、すごいことなのです。

これからラジカル塗料の性能が一般的になれば、ウレタン樹脂などの低価格低品質の塗料が駆逐されるかも知れません。

2-2.高い耐久性

ラジカル塗料はラジカルの発生を抑えることで劣化を防ぐ塗料です。そのため、非常に高い耐候性があり、長持ちします。

従来のウレタン塗料が6年、シリコン塗料が10年とされている中、このラジカル塗料は『15年以上』は塗り替える必要がないとされているのです。

沖縄などのように夏が厳しい地域や、宮城や高知のように降水量の多い地域で特に活躍するでしょう。

2-3.さまざまな下地への塗装が可能

ラジカル塗装はモルタル、コンクリート、ALCパネル、鉄部、木部、FRP、金属サイディングボード、窯業系サイディングボード、亜鉛メッキ、アルミ……等々、さまざまなものへ塗り替えを行うことが可能です。

そのため、一般住宅はもちろんのこと、工場・倉庫、集合住宅、ビルなど、さまざまな場面で活躍できます。

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