そろそろ塗り替えかな?と思ったら。知っておきたい塗装仕上げの基礎

雨や紫外線からわが家を守ってくれる塗装。新築から10年くらいたつと、そろそろ外壁の塗り替えを検討するころでしょう。ひと言で外壁塗装といっても、仕上げ方や施工法は違います。知っておくと、お住まいの壁を、どういうふうに塗り替えればいかもわかってくるはずです。塗装仕上げの種類と特徴を紹介します。外壁リフォームの参考にしてください。

  1. 塗装仕上げの種類
  2. メリットとデメリット
  3. 塗料の選び方
  4. 塗り替えのタイミング
  5. 足場を架けずに外壁塗装をしませんか?
  6. まとめ

1.塗装仕上げの種類

塗装は、半永久ではありません。塗料によって異なりますが、寿命は数年から10数年。定期的に塗り替える必要があります。外壁塗装で知らなければならない点に、外壁の仕上げの種類。主なものは以下のとおりです。

1-1.リシン塗装

昔からある塗装仕上げで、今でも新築やリフォームで多く使われています。アクリル顔料塗料のリシンに砂状の骨材を混入し、ガンで外壁に吹き付ける外壁塗装です。基本的には、壁に塗料を吹き付けただけなので、防水力はそれほどではありません。でも、通気・透湿は高い仕上げです。一般的な耐久性は8年ほど。塗装仕上げの中で一番安価な仕上げです。

1-2.スキン(セラミック)塗装

石の集合体の塗装方法で、アクリル塗料を糊(のり)として吹き付けている塗装です。セラミック塗装ともいわれます。リシン塗装に比べて、表面に石と石の隙間ができて、通気性がいいとよい塗装です。アクリル塗料がベースですが、メーカーによりシリコン成分も配合しているものも。費用は、リシンより高くなります。耐久性は10~12年くらい。最近は、ローラーでも施工できるスキン塗装もあります。

1-3.スタッコ塗装

石灰に大理石・砂等を混ぜ合わせたものをスタッコと呼びます。リシンと同じく、古くからあるアクリル塗装の仕上げ。今でも多くの外壁に使われています。リシンを厚く塗ったような感じで、耐久性は10年ほど。場所によっては20年くらいたっても劣化したように感じない仕上げになります。

1-4.吹き付けタイル

紙粘土のような練り物の素材を外壁に吹き付けて凹凸模様にし、その上に色付けして仕上げる塗装です、下塗りは下地調整材を機械で玉吹きし、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素など塗って仕上げます。耐久性は、仕上げに使用する塗料の耐久年数しだい。費用も、下塗りとなる樹脂のグレードや、仕上げに塗る塗料のによって変わってきます。

1-5.吹き付けタイル(押さえ仕上げ)

半乾きの状態の吹き付けタイル塗装を、専用のローラーやコテで押さえて仕上げます。現在、最も広く使われている外壁塗装といえるでしょう。基本的には吹き付けタイルと同じメリットとデメリットがあります。

1-6.マスチックローラー仕上げ

手塗りでの仕上げです。ヘチマ状のローラーに、下地調整材(下塗り材)を含ませ、それを転がして塗っていきます。あとは吹き付けタイルと同じように、仕上げ材をローラーで塗れば完成です。耐久性は、仕上げ材により決まってきます。

1-7.サイディング(窯業系)

窯業系とは、セメントや木材など非金属系の原料を窯で高熱処理し製造したサイディングの総称です。自由にさまざま塗装ができます。

2.塗装仕上げの特徴

2-1.リシン塗装・スキン塗装・スタッコ塗装の特徴

吹き付ける材料は違いますが、仕上がりや施工後には、ほぼ共通したものがあります。メリットは、塗装して年月が経過しても、あまり劣化したように見えないことです。
一方、凹凸があるので、汚れなどが付着しやすい難点があります。塗装自体が重いのも課題の1つ。スキンやスタッコなどの仕上げの場合、塗り替えのときに、塗り替え内容によっては、費用がかかる点も指摘されています。凹凸のある塗膜ため、次に塗り替えるとき、きれいにするのが大変なようです。

2-2.吹き付けタイル・同(押さえ仕上げ)・マスチックローラーの特徴

はっ水効果が高く、汚れが付着しにくいのは大きなメリットです。いろいろな機能を備えた材料も多く、塗料の選択の幅が広くなります。デメリットは、塗料による保護だけなので、劣化してきたらわかりやすいことです。

2-3.サイディングの特徴

水性系塗料と油性塗料のどちらも使えるのはメリットです。ただ、湿乾伸縮に弱いため、防水が重要になります。

3.塗料の選び方

外壁塗装工事で最も重要なのが塗料選びといってもいいでしょう。大きく4つの種類があります。

  • アクリル樹脂塗料:耐用年数は5-8年
  • ウレタン樹脂塗料:耐用年数は8-10年
  • シリコン樹脂塗装:耐用年数は10-15年
  • フッ素樹脂塗装:耐用年数は15-20年

塗料には水性タイプと油性タイプの2種類があります。油性タイプは1液タイプと2液タイプの2種類。2液タイプは、2つの材料を混ぜて使うので、作業性は1液タイプより劣ります。しかし、塗膜の機能が優れているのが特徴です。
また、耐久性をよくするためには、下塗り材も重要になります。次のような下塗り材です。

  • シーラー:塗料の吸い込みを止める効果や密着力を高めるために使われる下塗り材
  • 浸透性シーラー:浸透性が高まり、下地に対して「くさび効果」が得られ、塗料の密着性を高めてくれます
  • フィーラー:幕圧が比較的着きやすいので、下地の凹凸をなくすために使います。
  • 微弾性フィーラー:やわらかく粘性がある下塗り材です。下地の凹凸を滑らかにするために使う水性材料です

4.塗り替えのタイミング

定期的な外壁塗装を見送ったからといって、すぐ建物に悪影響が発生するとは限りません。でも、塗り替えのタイミングはあるはず。塗装のプロに診ていただくのが一番ですが、素人でもわかることもあります。外壁を触って、手に塗料が付着したりする場合は、塗料の寿命が来たと判断するのが賢明です。塗り替える判断の1つにしてください。新築の場合は、外壁に吹きつけて塗装をする場合が一般的。一方、塗り替えは、ほぼローラーで行います。
一般的な工程は、以下のとおり。
足場組み立て→高圧戦場→下地補修→養生→外壁塗装(下塗り、中塗り、上塗り)→足場解体→点検・清掃→引き渡し

5.足場を架けずに外壁塗装をしませんか?

工程のところで紹介したように、外壁塗装は、足場を架けて行うのが一般的です。足場の費用は、決して安くはありません。もしも足場を架けずに塗装できる方法があれば、工事費を安くできるはずですよね?
私たちは、外壁塗装の常識である仮設足場がなくても塗り替えできる工法を得意にしています。工事費を安くすることができるだけでなく、工事中に眺望・採光・通風が阻害される心配もありません。
お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。

6.まとめ

外壁の塗装仕上げの種類や特徴を紹介しました。
主な種類として、以下の7つをあげています。

  • リシン塗装
  • スキン塗装
  • スタッコ塗装
  • 吹き付けタイル
  • 吹き付けタイル(押さえ仕上げ)
  • マスチックローラー
  • サイディング

それぞれの仕上げの特徴も整理しています。また、塗装の性能に大きく影響する塗料も、紹介しました。主な塗料として、アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗装、フッ素樹脂塗装の4つがあります。
外壁塗装の塗り替えに当たっては、せっかくですから、住まいのほかの場所も点検してください。ほかの場所とまとめてリフォームすると、割安になるはずです。たとえば外壁塗装に合わせて屋根のリフォームなどが考えられます。ですから、塗装専門業者よりも、住まい全体のリフォームができる会社を選んだ方がいいでしょう。

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