知って得する!外壁塗装を安くする方法と注意点

外壁は住宅を守る大切な役割を担っています。定期的にメンテナンスを行うことで、建物の寿命をのばすことにつながるでしょう。しかし、外壁塗装には高額な費用がかかります。外壁塗装を検討している人の中には「できるだけ安く済ませたい」という人も多いでしょう。

「外壁塗装をする必要があるが、費用の面で悩んでいる」「外壁塗装を安く済ませるポイントとは?」「注意しなければならないことはあるのか?」そんな人たちのために、外壁塗装を安くする方法についてまとめてみたいと思います。

  1. 外壁塗装の役割
  2. 外壁塗装を安くするポイント
  3. 依頼する際の注意点
  4. まとめ

1.外壁塗装の役割

まずは、外壁塗装の役割や目安についてご紹介します。外壁塗装の重要性とはどのようなものなのでしょうか。

1-1.外壁の保護

家の外壁は、常に太陽光や紫外線、雨風の影響を受け続けています。そのため、大きなダメージが加わっているのです。
実は外壁は、建物の寿命を決める重要なもの。傷み続けた外壁を保護することで、家そのものの長持ちにつながるのです。
外壁の塗装は、サビや腐敗から守ります。

また、モルタルであればその強度を保つ役割を果たしているのです。定期的に外壁塗装を行うことで、さまざまなダメージから外壁を守ってあげなければなりません。

1-2.美観の維持

新築時はピカピカだった外壁も、毎日さまざまな影響を受け続けているうちに傷んできます。当然、見た目も同じこと。
家の見た目がきれいだと、快適に毎日を過ごすことができるでしょう。外壁塗装は、家の美しさを維持するうえでも大切なものなのです。

1-3.外壁塗装のタイミングとは?

もちろん立地条件や外壁に使用している塗料の種類にもよりますが、外壁塗装のタイミングとしては10年前後が目安です。フッ素加工が施してある外壁以外、塗膜の効果が継続できる期間はおよそ10年と言われているためでしょう。しかし、建物によっては10年以上経過していても傷みの少ない外壁もあります。

また、わずか4~5年で傷みが進行している外壁もあるでしょう。そこで、外壁塗装を検討する目安としては以下のとおりです。

  • 外壁に触れると白い粉が付着する
  • ヒビ割れがある
  • サビが染みたような跡がある

このような状況が確認できるときは、外壁塗装を検討すべきでしょう。

2.外壁塗装を安くするポイント

次に、外壁塗装を安くするためのポイントをいくつかご紹介します。

2-1.複数の業者に見積もりを依頼

外壁塗装の相場をご存じでしょうか? 初めて外壁塗装をする場合、知らない人がほとんどのはず。まずは、相場を知ることが大切です。外壁塗装を請け負っている業者は全国にたくさんあります。

しかし、費用はまちまちなのです。相場を知るためにも、まずは複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較してから依頼するようにしましょう。インターネットを利用して一括で見積もりを依頼することができますよ。

2-2.塗料の種類に注意する

外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類によって大きく変わります。外壁塗装に使う塗料は、安いものから高価なものまでさまざまです。業者の中には、一番安い塗料での見積もりを出してくるところもあるでしょう。塗料についての知識がなければ、後から「見積もりと違う」というトラブルが発生する可能性も。少しでも塗料にかんする知識を付けておくようにしましょう。

2-3.見積書の内容をしっかりチェックする

業者に見積もりを依頼した際、相場とかけ離れた安い金額を提示してくる場合があります。このような見積もりを出してくる業者には注意が必要です。足場工事代や高圧洗浄代、塗装工事代などの項目以外に、必要のない項目が含まれていないかしっかりチェックしてください。

また、値引き交渉の余地はあります。たとえば「諸経費」という項目に含まれている部分は、業者との交渉しだいで値引きされる可能性があるでしょう。諸経費はもともと依頼者に関係のない項目であるため、業者としても説明しづらい面があるのです。

3.依頼する際の注意点

最後に、外壁塗装を依頼する際の注意点についてご紹介します。外壁塗装工事は高い買い物です。後悔することのないよう、細かいところまで注意しておきましょう。

3-1.仕上がりのイメージを明確にしておく

外壁塗装の場合、色の選択は大変難しいでしょう。今までと同じ色にするのであれば問題はありません。しかし、変える場合は注意が必要です。色見本で描くイメージと実際に塗りあがったイメージとが「全く違っていた」というケースは少なくありません。
自分が思い描いた色とかけ離れた仕上がりになってしまったら、ガッカリしてしまうでしょう。そのようなことがないように、色の選択は慎重に行ってください。

たとえば、コンピューターを使ってさまざまな色でシミュレーションをしてみるのがおすすめです。塗りあがりのイメージが分かりやすいでしょう。また、試し塗りをしてもらう方法もあります。

3-2.信頼できる業者を選ぶ

塗装工事は、最も「手抜きができる工事」と言われています。実は、良心的に行った工事と手抜き工事の違いは、ほとんど分からないのが特徴なのです。しかし、手抜き工事を行った場合、後になってから必ず何らかのトラブルが発生します。そのような事態を避けるためにも、信頼できる良心的な業者を選ぶことが大切です。

基本的に、訪問販売業者への契約は避けるようにしましょう。悪質業者のほとんどが、訪問販売業者だと言われています。地元以外の名も知らない業者が突然訪ねてきた場合は、絶対に契約しないようにしましょう。

また、すぐに見積書を出してくる業者にも注意が必要です。しっかりと外壁の状況をチェックして、適切な診断をしてくれる業者を選ぶようにしてください。

3-3.工事中にチェックするポイント

外壁塗装は、職人の技術や経験の違いにより、仕上がりに大きく差が出ます。手抜き工事でないことを見極めるためにも、工事中にチェックしておくべきポイントをご紹介しましょう。

  • 下地補修をしっかり行っているか
  • 塗らない部分に養生しているか
  • 所定の回数を塗っているか
  • 塗料の使用量は適正か
  • 塗り残しはないか

4.まとめ

外壁塗装を安くする方法についてご紹介しました。

  • 外壁塗装の役割
  • 外壁塗装を安くするポイント
  • 依頼する際の注意点

「外壁塗装を検討している」「外壁塗装を安く済ませる方法を知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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