注目の外壁ALCとは? ALC外壁のメリット・デメリット

1.外壁の種類を知ろう

外壁の種類

1-1.一般的な外壁材とは?

外壁は“サイディング壁”と“塗り壁”の2つの種類に分けることができます。

それぞれの壁材の特長についてご紹介しましょう。

サイディング壁

外壁に使用するパネル状の壁材が“サイディング”です。
サイディングは天然木、金属、セメントなどを材料に工場で生産したものを建材として使用します。
ALCもサイディング壁の種類に属する壁材です。
工場で生産するため、住宅に使用する場合には複数のサイディングを外壁にはります。

塗り壁

塗り壁は粘土状の外壁材を塗る外壁材です。
塗り壁は非常に歴史が古く、古民家や蔵などの外壁や一般住宅にも使用しています。
現在では歴史の古い“土壁”や“漆喰(しっくい)壁”に加えて、耐久どの高い“モルタル壁”も一般的です。

1-2.住宅に最適なサイディングを選ぼう!

現在、一般的な壁材はサイディングを使用した壁材です。
サイディングは“工期が短い”“高断熱”“軽量”などのメリットから新築ではサイディングが主流になっています。
サイディングには機能性の高い商品も多くサイディング選びは、新築や外壁リフォームでは非常に大切な選択です。
住宅に最適なサイディングを選ぶことは、新築や外壁リフォームを計画する上で大切な選択肢の一つといえるでしょう。

外壁にはサイディング壁と塗り壁があるんですね。
機能性の高い商品が多いサイディングは主流となっています。

2.ALCのメリットとデメリット

ALCのメリットとデメリット

2-1.ALCとは?

数ある外壁材の中でも近年、ALCが注目を集めています。
ALCとはどのような外壁材なのでしょうか?
ALCは高温高圧蒸気養生(Autoclaved)・軽量気泡(Light weight aerated)・コンクリート(Concrete)の頭文字です。
難しい名称のALCですが、簡単にいうと“高温で発泡加工した軽量のコンクリート”と考えて良いでしょう。
壁材として使用するALCは、金属網(ラス網)によって補強した“ALCパネル”です。
工場でパネルに加工したものを建材として使用します。
工場で生産されたパネルを取り付けるので、塗り壁に比べ施工にかかる時間が非常に少ないのが特徴です。

2-2.ALC外壁のメリット

ALC外壁は、どのような点に注目が集まっているのか、メリットをあげてご紹介しましょう。

軽量な外壁材

ALC、は気泡のあるコンクリートなので軽量というメリットがあります。
軽量であることで、住宅への負担や施工の負担などが軽くなり工期短縮も可能です。

断熱性が高い

ALCは壁材の中では断熱性の高い建材です。
グラスウールなどの断熱材と併用することで住宅の断熱性を高めることができます。
ALCは壁材の中では断熱性の高い材料です。
しかし、住宅の断熱性能で重要なのは“断熱材”であることを覚えておきましょう。

耐火性が高い

材料がコンクリートなので、ALCは耐火性の高い特徴があります。
国土交通省による耐火構造の認定を取得しており、非常に耐火性の高い壁材です。

遮音性が高い

ALCは発泡性の素材であることから遮音性の高い壁材です。
防音壁としても使用する材料であることからも遮音性の高さを表しています。

調湿に優れる

多孔(たこう)構造であることから、ALCは湿度を調整する機能があります。
湿度を透過する機能は、ALCのデメリットにもなりますが、適切な“外装仕上げ”をおこなうことで室内の湿度を調節することも可能です。

2-3.ALC外壁のデメリット

建材を上手に選び、上手にメンテナンスするためにはデメリットを知ることが大切です。
ALCのデメリットについてご紹介しましょう。

防水性は仕上げ材(塗料)に依存する

ALCは多孔構造であることから、防水性がありません。
防水性を高めるために表面に仕上げ材を塗布するので、防水性に関しては仕上げ材の機能に依存します。
防水性や耐久性の低い塗料を使用するとことで耐久性が著しく低下してしまうのがALCのデメリットです。

吸水性が高い

ALCは吸水性が高く“水に弱い”という特徴があります。
寒冷地などでは吸水した水が凍ることで“剥離(はくり)”してしまうのです。
ALCは表面の防水処理が寿命や耐久性に影響することを覚えておきましょう。

気泡のある軽量なコンクリートがALCなんですね。
断熱性・耐火性・遮音性など多くのメリットがあるのです。水に弱いというデメリットもあるので覚えておきましょう。
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