光触媒塗装の特徴とは? どんな外壁にも施工できるの?

1.光触媒塗装って何?

この項では、次世代塗料である光触媒塗装の特徴についてご説明します。
従来の塗料とどのような違いがあるのでしょうか?

1-1.外壁は汚れやすい

白い外壁の家にお住まいの方ならよくお分かりだと思いますが、外壁は家の中で最も汚れやすい場所です。
特に、幹線道路沿いであったり土がむき出しの地面が近くにあったりすれば、外壁は汚れやすいでしょう。
日本では、白やクリーム色など比較的淡い色の外壁が好まれます。
しかし、淡い色ほど汚れが目立ちやすいのです。
でも、外壁の色が濃ければ汚れが目立たないかといえば、そうでもありません。
白っぽいほこりなどは濃い色の方が目立つでしょう。

1-2.光触媒塗装の特徴とは?

光触媒塗装は、「酸化チタン」という原料を使って白い色を作ってる塗料を使います。
この、酸化チタンが太陽光(紫外線)にあたると、活性酵素を作り出すのです。
この活性酵素は強力な酸化作用があり、有機化合物を水と炭酸ガスに分解します。
つまり、酸化チタンが含まれている塗料を外壁に塗ると、太陽光によって活性酵素が作られて有機化合物由来の汚れが分解されるのです。
そして、分解された汚れは雨によって洗い流されます。
ですから、手間と時間をかけて外壁を洗浄しなくても、太陽と雨さえあれば汚れが落ちてきれいな外壁を保てるのです。

2.光触媒塗装のメリット・デメリットとは?

さて、自分で汚れを落とす力がある光触媒塗装ですが、メリットばかりではありません。
この項では、光触媒塗装のメリットとデメリットをより詳しくご説明します。
塗料を選ぶ際の参考にしてください。

2-1.光触媒塗装のメリットとは?

光触媒塗装のメリットは、前述したように汚れを自分で分解・洗浄できるので汚れにくいということです。
従来の塗料は、定期的な洗浄が必要でした。
洗浄は、自分で行っても業者に頼んでもそれなりの手間とお金がかかります。
その手間がなくなるのですから、時間とお金の大幅な節約になるでしょう。
また、光触媒塗装が分解するのは汚れだけではありません。
臭いも分解できます。
外壁につく汚れは、原因によっては臭いを発することもあるのです。
その臭いも分解できれば、より快適に過ごせますね。
さらに、遮熱(しゃねつ)効果も高く、耐用年数も長いのです。
通常の塗料の寿命がおおよそ10年だったのに対し、光触媒塗装の寿命は20年といわれています。
家が建っている場所によって多少伸び縮みするとしても、倍以上の耐用年数は魅力的でしょう。

2-2.光触媒塗装のデメリットとは?

光触媒塗装は、最も新しい塗装方法です。
ですから、まだまだ認知度が低く取り扱っている工務店も限られています(認定施工店のみ)。
また、光触媒塗装はどんな汚れも分解して落とすわけではありません。
土砂や土ぼこりなど、無機質な汚れやサビには効果がないのです。
ですから、泥や砂の汚れがつきやすい家に光触媒塗装を施工しても「以前の塗料とほとんど変わりがない」と思われるかもしれません。
また、海の近くの家はどうしても潮風の影響でさびが出やすいです。
金属を多用した家に光触媒塗装をしても、効果が実感できにくいでしょう。
さらに、太陽光と雨がなければ汚れは落ちません。
都市部の住宅密集地では、壁によってはほとんど日が当たらないところもあるでしょう。
そのような壁に光触媒塗装をぬっても効果が感じられません。
そして、光触媒塗装は重量の塗料に比べて工事費がかなり高価です。
また、塗料をぬる職人の腕によってできあがりの性能が大きく左右されます。
正しく塗らなければ、光触媒塗装は効果を発揮できません。
つまり、光触媒塗装をしたいという場合は、まずは施工店から探がす必要があるでしょう。

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