屋根の塗り替えを考えている方へ~塗り替え時期や注意点について~

屋根は定期的にメンテナンス・塗り替えをしていかなければなりません。
屋根の塗り替えを怠ってしまうと、腐敗が進み、雨漏りが発生してしまいます。
いつまでも丈夫で耐久性が強い屋根を維持するためには、塗り替えが大切なのです。
外から見える部分でもあるので、常にキレイな状態であれば外観も良くなるでしょう。
屋根の塗り替えを考える時期や塗装の種類、塗り替え時の注意点・トラブル例、業者を選ぶポイントについて説明します。
屋根の塗り替えを検討している人は、必ずチェックしてくださいね。

目次

  1. 屋根の塗り替え時期・塗装の種類
  2. 塗り替え時の注意点・トラブル例
  3. 業者を選ぶポイント
  4. まとめ

1.屋根の塗り替え時期・塗装の種類

屋根の塗り替え時期は、いったいいつが良いのでしょうか。
塗り替えのサイクルや塗装の種類について説明します。
さまざまな塗装があり、効果も異なるのでぜひチェックしてくださいね。

1-1.屋根の塗り替え時期とは?

屋根には、さまざまな塗料があります。
塗料や素材によって塗り替え時期は異なりますが、屋根の塗り替え時期は、およそ8年~10年です。
屋根の素材としてよく使う「カラートタン」はおよそ5年~8年、「スレート」はおよそ10年になっています。これらの時期を目安に、塗り替えをすると良いでしょう。
メンテナンスサイクルをきちんと守りながら、塗り替えをし続けると、サイクル期間も長くなります。徐々に、屋根が丈夫になるからです。
メンテナンスを繰り返すごとに耐久性が増し、メンテナンスを頻繁にする必要もなくなるでしょう。雨漏りが発生してから塗り替えをするのではなく、8年~10年ごとに塗り替えをした方が効率的です。

1-2.屋根の状態で判断する

屋根の状態で、塗り替え時期かどうか判断することができます。
塗り替えをしなければならない屋根のサインを決して見逃さないでくださいね。
塗り替えをしなければならない屋根の状態は、主に、次のとおりになります。

  • 塗料のツヤが消える
  • 色あせが発生する
  • 表面が粉っぽい白になる(チョーキング現象)
  • ひび割れ
  • 塗装がはがれ、下地が見える

以上のような状態には、とくに注意してください。
塗料のツヤが消える状態は、まだ劣化の初期症状なので焦る必要はありません。
すぐに塗り替えをしなければならないわけではありませんが、初期のうちに塗り替えをした方が費用は安く抑えられます。
放置すると、次第に色あせやチョーキング現象が発生し、ひび割れが起きるでしょう。
そして、塗装がはがれ、下地が見えてしまいます。
この状態になると、屋根の耐久性はほとんどありません。
すぐに塗り替えをしなければ、雨漏りが発生するでしょう。

1-3.塗装の種類について

屋根に使う塗装の種類は、主に5種類あります。
「フッ素樹脂塗料」「シリコン樹脂塗料」「ウレタン樹脂塗料」「アクリル樹脂塗料」「遮断熱塗料」です。
それぞれの特徴について説明しましょう。

  • フッ素樹脂塗料・・・カビ防止、耐久性、耐候性に優れている。高価な額がつく塗
                料。
  • シリコン樹脂塗料・・・耐久性があり、汚れにくい。内部結露を防ぐ。
  • ウレタン樹脂塗料・・・もっとも使われている塗料。コストパフォーマンスに優れて
                  いる。
  • アクリル樹脂塗料・・・耐久性は少し劣る。比較的低価格な塗料。
  • 遮断熱塗料・・・太陽光線を反射する。暑さ対策に効果的。

それぞれの特徴や耐久年数にも違いがあるので、必ず確認してくださいね。

2.塗り替え時の注意点・トラブル例

2-1.正しい方法で塗装工事をしているかどうか

屋根の塗り替えは、もっとも手抜きしやすい工事だと言われています。
リフォーム工事と同じく、手抜きしてもバレないところなので、注意しなければなりません。
塗り替え時は、きちんと正しい方法で塗装工事をしているかどうか、自分の目で確認することが大切です。
依頼する前に、どのような方法で塗り替えをするのか、業者としっかり打ち合わせをしてください。
もちろん、塗装選びも大切です。
目安としている費用と見比べながら、適切な塗装はどれになるのか、業者と相談し合わなければなりません。
塗装工事でチェックしておきたいポイントは、「下地」です。
下地の補修をしっかりしなければ、何回塗り直しても耐久性はあがらないでしょう。
それほど、大切な部分になります。

2-2.実際にあったトラブル例

ここで、実際にあった業者とのトラブル例を紹介します。
屋根の雨漏りで悩んでいたUさんは、知人に紹介してもらった業者に依頼しました。
「この塗料が良いですよ」「自社オリジナルの塗料を使えば雨漏りすることはありません」と強い押しに負け、オリジナル塗料を使った塗り替えを契約したのです。
何も塗料についてわからなかったUさんは、すべて業者に任せていました。その結果、塗り替えをしてから1週間も経たないうちに、再び雨漏りが発生したのです。
業者に問い合わせたところ、別料金がかかってしまうという返答だけでした。
Uさんは、自分で信頼できる業者を見つけ、再び塗り替えをしたと言います。これでは二度手間ですし、お金が余計にかかってしまいましたよね。
オリジナルの塗料だからと、アピールする業者は信頼できません。
ほかにも、不当な料金を請求されたなど、さまざまなトラブルがあります。

3.業者を選ぶポイント

3-1.すぐに見積書を出す業者は要注意

屋根の塗り替えを失敗しないためには、業者選びが大切なポイントです。
業者を選ぶポイントとしては、さまざまな業者の「見積書」を確認してください。
きちんとしている業者は、見積書を出す前に、屋根の状態をしっかり確認します。
しかし、悪徳業者は確認せずに、すぐ見積書を出してくるでしょう。
そして、早く契約を迫るのです。
自分が病気になったとき、自分の体を何もチェックしないですぐに診断書を出す医者は信用できませんよね。その状態と同じことが言えるでしょう。
きちんと状態を確認し、どのような塗り替えが必要なのか説明したうえで、見積書を出してくれる業者を選んでください。

3-2.値段に敏感な反応する業者はNG

業者の中には、「他社より圧倒的な低価格!」「今なら30%オフ!」など、さまざまなうたい文句で依頼者を引き寄せています。
まだ見積書を提示していない段階でも、他社より安くするから…と言うような言葉を出してくる業者には注意してください。
優良業者は、適切な見積書を提示するものです。最初から大幅な値引きはしません。
できるだけ安いところに依頼してしまいますが、費用よりも、塗装工事の内容を重要視してください。
値段に敏感な反応をする業者は、ほとんどが悪徳業者です。

4.まとめ

屋根の塗り替え時期や塗装の種類、塗り替え時の注意点・トラブル、業者を選ぶポイントについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
満足いく屋根の塗装をするためにも、基礎知識はぜひ身につけてください。
悪徳業者とのトラブルも増えてきているので、知識が武器になります。

  • 屋根の塗り替え時期はおよそ8年~10年
  • 屋根の状態で判断する
  • 塗装の種類は主に5種類
  • 正しい方法で塗装工事をしているかどうか
  • 実際にあったトラブル例を確認する
  • すぐに見積書を出す業者は危険
  • 値段に敏感な業者はNG

以上のポイントは、ぜひ抑えてくださいね。
屋根の塗り替えを考えている人は、業者選びが大切なポイントになります。
自分にとって、安心して依頼できる業者かどうかチェックポイントを踏まえながら、きちんと確認をして見極めましょう。

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