外壁コーキングの補修に関する5カ条はコレ!放っておくとどうなるの?

サイディング外壁では、経年とともにコーキングの傷みが気になってくるものです。
紫外線や雨風の影響を受け続けている外壁の負担は大きく、定期的にメンテナンスしてあげることで建物自体の寿命を延ばすことにつながります。
そのことを考えると、外壁塗装の際にコーキングの打ち替えについても検討が必要になるでしょう。

  • 自分の持っている物件のコーキングが傷んできた
  • コーキングの傷みは放っておくとどうなるのか
  • コーキングの補修方法を知りたい

そんな人たちのために、外壁のコーキング補修に関する情報をまとめてみたいと思います。

目次

  1. コーキングとは?
  2. どのような劣化が起こるか
  3. 放っておくとどうなってしまうのか
  4. 補修の流れ
  5. 業者に依頼する際の注意点

1.コーキングとは?

サイディング外壁とは、工場で生産した壁を現場で組み立てたり貼りつけたりするタイプのものです。
一般的なサイディングにはセラミック系や木質系などがありますが、これらはいずれ撥水機能が低下して素材が伸縮を起こし、壁が変形してくる可能性があります。
それを防ぐためにも定期的に塗り替えをおこない、美観や撥水性能の向上を図らなければなりません。
サイディング外壁ではそれに加えて、壁と壁のつなぎ目の縦目地やサッシまわりにコーキングを使用しているものが多いため、塗り替えだけでなくコーキング部分の打ち替えも必要になってきます。
コーキングの状態が悪ければ既存のものを取り出して、新たに打設しなければならない場合もあるようです。

2.どのような劣化が起こるか

傷んだコーキングを放置しておくと、建物にどのような影響を及ぼすことになるのでしょうか。
ます「コーキングが傷む」とは主に肉やせやひび割れ、はく離のことを言います。
その原因は長年に渡って受け続けてきた紫外線の影響はもちろんのこと、新築時に施工した時のシールのボリューム不足や接着剤不足が考えられるでしょう。
コーキングに肉やせやひび割れの症状が現れると、サイディングパネルの内側に雨水が浸入し、建物内にカビやサビが発生する原因になります。
また、パネルに反りが生じたり建物自体が腐食する危険性もありますので、傷みが目立つようになる前に、コーキングの打ち替えを行う必要があるでしょう。

3.放っておくとどうなってしまうのか

では、傷んだコーキングを放置しておくと建物はどうなってしまうのでしょうか。
コーキングの寿命に関する情報とともにご紹介します。

コーキングの寿命は10年

コーキングは一度してしまえば半永久的に機能するというものではありません。
もちろん環境にもよりますが、一般的に6年~10年で劣化が進むと言われています。
劣化の進行としては、まずコーキングの老化が始まり肉やせし、次に劣化が始まってひび割れが見られるようになるでしょう。
ひび割れが進行して割れ口が開いたり剥がれたりすると、必ず打ち替えが必要になります。
コーキングの寿命は10年が限度と考え、どの程度傷みが進んでいるのか、一度専門業者にチェックしてもらうのがおすすめです。

傷みを放置することで家の寿命が短くなる

現在の日本の住宅は「30年持たない」と言われています。
新築で家を建てても10年もすれば外壁の補修が必要になるでしょう。
これは、コーキング材が10年でダメになってしまうことと大きく関係しています。
傷んだコーキングをそのまま放っておくと、肉やせやひび割れの部分から雨水が侵入し、家の構造材が腐り、結果的に家の寿命は短くなるでしょう。
一般的に家を建ててから10年で保証が切れてしまいますので、それ以降にコーキングの打ち替えを行うとなると莫大な費用がかかることになります。
保証が切れる前に、コーキングの打ち替えについて検討してみてください。
定期的に打ち替えを行っておくことは、家の寿命を延ばすことにつながりますよ。

4.補修の流れ

コーキングの打ち替えはどのような流れで行われるのでしょうか。
業者に依頼する前に、具体的な流れを知っておきましょう。

コーキング状況の調査

コーキングは外壁の状況によって、ウレタンコーキングや変性シリコンなどが使われています。
それによって傷みの進み具合や症状も異なりますので、まずは現在のコーキング状況についてしっかりと調査することが大切です。
コーキングの補修方法には2種類あり、既存のコーキングの上に新しく補修する「増し打ち」と、既存を撤去して新しく打ち直す「打ち替え」のどちらの方法が最適であるかを判断していきます。

コーキングの撤去

増し打ちの方が費用は安いのでそちらを選択する人も多いようですが、コーキングの重要性を考えると打ち替えがおすすめです。
打ち替えの場合、カッターなどで切り目を入れてペンチを使ってしっかりと既存のコーキングを剥がす作業が行われます。
傷んでいる部分だけでなく、すべてのコーキングが撤去されることになるでしょう。

マスキング作業

バックアップ材やボンドブレーカーを使ってコーキングの接着を防いだあと、テープなどで非コーキング部分のマスキング作業を行います。
コーキングのはみ出しを防いで一定の厚みで打ち替えを行うために、非常に重要な作業になるでしょう。

プライマー塗装

刷毛で丁寧にプライマーを塗っていきます。
この作業によりコーキングの密着がより良くなるため、欠かせない作業です。
コーキングの補修は正しい方法さえ分かれば自分で行うことも可能ですが、後々めくれたり剥がれたりする可能性もあるので、プロにお任せしてしっかりとプライマー塗装してもらうことをおすすめします。

コーキングの打設作業

コーキングを目地部分に流し込み、専用のコテで内部に隙間ができないよう均等に押し込んでいきます。
この工程がコーキングの寿命を大きく左右することになるので、現場で多くの経験を積んだ熟練の職人に依頼するようにしましょう。

5.業者に依頼する際の注意点

コーキング補修を業者に依頼する際には、業者選びも慎重に行うべきです。
塗装会社やリフォーム業者は多数存在していますが、中には料金をだまし取るような悪徳業者や、下請け業者に作業を丸投げするような業者も。
外壁のコーキングにかかる費用は決して安くありませんので、後悔しないように業者選びを行わなければなりません。
自社施工の仕上がりに自信と責任を持っている業者、自社職人が施工を行っている業者を選び、長期保証期間を設けているかについてもチェックしておきましょう。
その他にも、見積もり内容に対して細かい説明をしてくれるか、アフターフォローがしっかりしているかについても重要なポイントになります。
慎重に業者選びをするためにも、必ず複数の業者に見積もりを依頼し、比較してから決めるようにしてください。

6.まとめ

外壁コーキング補修についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

  • コーキングとは?
  • どのような劣化が起こるか
  • 放っておくとどうなってしまうのか
  • 補修の流れ
  • 業者に依頼する際の注意点

「外壁コーキングの傷みが気になる」「外壁コーキングの補修方法について知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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