素敵な建物を維持しよう! 素材・種類別の外壁メンテナンス方法

家を建てるときに、外壁は重要視しますよね。家をパッと見たときに、どんな雰囲気の家なのかをイメージするでしょう。外壁がその家の第一印象です。

でも、外壁の素材についてくわしく知っていますか?建てるときは見た目だけで決めたけれど、どんなメンテナンスがどれぐらいの周期で必要なのか、知らないままではないでしょうか。劣化がひどくなって手遅れになる前に、メンテナンスが実施できるようにしましょう。

そのためには、外壁のメンテナンスについて、もっとくわしく知ってほしいと思います。今回は、外壁のメンテナンスが必要な理由から、メンテナンスの方法、サイクル、業者の選び方までご紹介します。

1.外壁のメンテナンスが必要な理由

1-1.見た目が悪くなる

外壁のメンテナンスが必要な理由として、一番に考えられるのは見た目です。新築のときは、工事のミス以外で外壁に劣化している部分はありません。とってもキレイな状態です。しかし、年数がたってくると、特に何もしていなくても自然と劣化してしまいます。はがれる、汚れる、色が変わるなど、問題が出てくるでしょう。

外壁は家の見た目、全てを決めます。どれほど立派な家でも、外壁の劣化が発生するだけで、一気に見た目が悪くなってしまいます。

1-2.外壁の内部が劣化する

外壁は表面だけではなく、内部までいい状態を維持する必要があります。外壁の表面が劣化してきたと感じる段階でメンテナンスをするといいのですが、特に目立った問題も発生していないし、お金もかかるからそのままにしておこう…と思っていると、簡単なメンテナンスでは済まないぐらいに外壁が劣化してしまいます。

外壁の表面に問題が起きると、だんだんと割れ・はがれから水分がしみこんでいき、外壁そのものが湿気を含みます。その湿気がだんだんと外壁を腐らせていくのでダメージが広がっていくでしょう。

1-3.一生そのままでいい外壁はない

新築で家を建てる際に、外壁をどんなものにしようか考えると思います。こまめにメンテナンスをするのは面倒だしお金もかかるから、メンテナンスをしなくてもいい外壁にしたい、と思う人はたくさんいます。確かに一生メンテナンスをしなくてもキレイな状態が保てる外壁があればいいですよね。

でも、現実はそういうわけにいきません。一生メンテナンスをせずにそのままでいい外壁は存在しません。家を維持する上で、外壁のメンテナンスは絶対にしなくてはならないことだと思ってください。

2.メンテナンスのサイクルやタイミングについて

2-1.モルタル壁のメンテナンスサイクル

モルタル壁の場合は、見た目の変化で最初に起こるのが、亀裂やひび割れです。短くて3年ぐらいで起こることもあるでしょう。最大でも5年ぐらいで一度、亀裂やひび割れについてはメンテナンスをしたほうがいいと思います。小さな亀裂やひび割れからでも水分が吸収され、だんだんと内部の問題が大きくなっていきます。

つなぎ目で水分が吸収されやすい場所はコーキングというもので防水処理をしているのですが、それが薄くなっていないかも5年ごとぐらいに確認したほうがいいでしょう。

塗り替えも、10年ぐらいでメンテナンスができると安心です。

2-2.サイディング壁のメンテナンスサイクル

サイディング壁は今人気の外壁材です。ガルバリウムもよく使われています。

メンテナンスが必要ない、といわれて外壁に使う人も多いのですが、サイディング壁もメンテナンスは必要です。確かに他の外壁材より長持ちすると思いますが、一生そのままでいいわけではありません。

防水処理のコーキングをやり直すことや塗りかえは、10年から20年ぐらいで必要となります。

2-3.タイル壁のメンテナンスサイクル

タイル壁も見た目がおしゃれでよく使われる外壁材なのですが、タイルははがれやひび割れなども目立ちやすいです。

タイルのはがれ補修は5年から10年ぐらいでメンテナンスをおこないましょう。タイル壁の場合はコーキングをするべきところも多いので、こちらもタイルのはがれ補修と同じタイミングでおこなうと安心です。

3.外壁の素材・種類別、メンテナンスの方法

3-1.モルタル壁の場合

外壁がどんな状態になっているかによっても変わりますが、亀裂やひび割れの場合は充填材(じゅうてんざい)などで修復します。

色あせ・色落ちは、紫外線や雨などで仕上げ材が傷んで起きているので、仕上げ材をもう一度拭きつけるなどしてメンテナンスしましょう。

3-2.サイディング壁の場合

サイディングは割れが起きやすいのですが、破損した部分だけ抜き取れるようになっているので、修復というよりは交換というメンテナンスになります。

色あせや色落ちも起こりますので、こちらもモルタルと同じように仕上げ材を塗りなおしましょう。

3-3.タイル壁の場合

タイルとなると、はがれや割れが起きる可能性があります。ただ、その場所だけ直せるので、こまめにメンテナンスをしましょう。

水分が入り込まないように、タイルのすきまをふさぐことも忘れないでくださいね。

4.点検・メンテナンスを依頼する際の注意点

4-1.適正価格で見積もりを出してくれるか

外壁のメンテナンスをする場合、業者に依頼することになるでしょう。すぐに取りかかるわけではなく、見積もりをもらうことになると思います。

でも、初めてのメンテナンスだと、どれぐらいが適正価格なのかわからないので、戸惑ってしまいますよね。

最近はインターネットで外壁のメンテナンスを実施してくれる業者に一括見積もりできるサイトなどもありますし、問い合わせをして大体の費用を教えてもらえるようになっています。まずは見積もりだけでもいいので、どれぐらいの費用がかかるか見積もりを出してもらってください。

外壁のメンテナンスについて本格的に考えるのは、見積もりをもらってからだと思います。

4-2.メンテナンスを終えた後に問題が生じたら、対応してくれるか

外壁のメンテナンスを実施してからまもなく、外壁に問題が発生してしまったらどうしますか?ミスであれば業者側に対応してもらって、もう一度きちんと施工してもらわなくてはいけません。通常は契約の段階で保証について説明してもらっているはずなのですが、責任感のない業者は保証がなく、相談をしても知らない顔をされます。

せっかく高いお金を出してメンテナンスをしてもらったのに、そういわれてしまってもう一度他の業者に頼み直すことになったら、余計にお金がかかってしまいますよね。

契約の際に、必ずメンテナンス後に起きた問題にどう対処してくれるのか、確認しておきましょう。

4-3.過去の施工した例を見せてくれるか

その業者が過去にどんな施工をしてきたか、気になりませんか?メンテナンスをお任せして、でき上がった後に「イメージと違った」となっても、それは業者側のミスとはいえません。自分自身の確認不足となってしまいます。

そのため、その業者がどんな施工をしたのか、自分が考えているメンテナンスに近い施工例を見せてもらえるように頼んでください。

気持ちよく見せてくれる業者は安心して依頼できる業者だと判断できますし、もしも施工例を見せることをしぶっているようだったら、信頼できない業者だと思いますので、他の業者に依頼したほうがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

  • 外壁のメンテナンスが必要な理由
  • メンテナンスのサイクルやタイミングについて
  • 外壁の素材・種類別、メンテナンスの方法
  • 点検・メンテナンスを依頼する際の注意点

外壁のメンテナンスは、家をいい状態でキープするためにはこまめにおこなうことが非常に大切です。外壁が家の見た目全てを決めるのはもちろんですが、家を守ってくれるものです。守る力が弱ってくると、家全体にダメージは広がってしまいます。家を守り続けてもらえるよう、外壁のメンテナンスは忘れないでください。

工事費の大半を占めていた足場代をカット!工事費の大半を占めていた足場代をカット!