外壁のリフォームの方法とは? 時期の目安や工法についてご紹介します。

家の外壁は年月とともに傷んでくるもの。築年数が経つとリフォームを考えるようになるでしょう。
しかしどの業者にどんな方法でリフォームを依頼したらよいか悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、外壁リフォームの方法や行う時期の目安、業者の選び方についてご紹介しましょう。
外壁は家の見栄えをよくするだけのものではありません。
外壁のお手入れを怠っていると、家自体の寿命が短くなってしまうかもしれないのです。
最近家の外壁が傷んできた、という方や外壁のリフォームを考えているという方はぜひ読んでみてくださいね。

1 外壁リフォームが必要な理由とは?

「家の外壁が汚れてきたけれど、ある程度は仕方がないか」と思っている人もいるでしょう。
しかし、外壁は定期的なお手入れが必須。
怠ると家自体が傷んでしまうかもしれません。
この項では、外壁のリフォームが必要な理由をご紹介しましょう。

外壁は家を守る砦

外壁は家を守る砦のようなものです。外壁が傷めば見栄えが悪くなるだけではありません。
結露がおこったり、断熱効果が低くなったり、家が住みにくくなってしまうこともあるのです。
また、外壁の傷みはまず塗装から起こることが多いのですが、外壁塗装がはがれてしまうと家の防水効果が下がり、外壁自体が傷んでしまいます。つまり外壁塗装が傷んだな、と思ったらすぐにリフォームを行わないと、費用や時間がかかるリフォームを行わなくてはなりません。

外壁が傷めば雨漏りがする?

雨漏り、というと屋根からするものといイメージがありますが、外壁が傷んでも雨漏りがします。
外壁塗装がはがれていたり、外壁にひびが入っていたり、外壁のつなぎ目を埋めるシーリングが傷んでいると雨漏りがしやすいでしやすくなります。特に、屋根と外壁の境目から雨水が流れ込むことが多いようです。
外壁からしみこんだ雨水が部屋の中にまでしみだしてくると、外壁はかなり傷んでいる可能性が高いです。

事故の可能性も

外壁の中には部分的にタイル張りにしている、というお宅もあるでしょう。
外壁の劣化が進めば外壁のタイルが落下することもあります。
タイルは陶器などでできていますから、ものによっては重量があるものもあるでしょう。
高いところからタイルが落下し、それが頭に当たったりすれば大事故になる可能性もあります。
特に家が道路に面していて外をたくさんの人が通る、というお宅は気をつけましょう。

2 外壁リフォームの方法とは?

この項では、外壁リフォームの事例や工法などをご紹介していきましょう。
一口に外壁リフォームといっても色々な方法があります。

外壁塗装のリフォーム

リフォームの中ではもっとも簡単な事例です。
外壁の塗装を塗りなおすことにより防水性や美観を回復するリフォームです。
使われる塗料はアクリル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂などがありますが、耐久年数が長いほど高価になります。
一概に「この塗料が最高」ということはできませんが、工務店とよく相談をして使う塗料を決めることが大切です。

外壁の痛んだところだけを修理する

モルタル壁のひびが入ったところだけを修理したり、サイディングのつなぎ目を改めて補修したりするリフォーム方法です。

最近ではDIYで外壁をリフォームされる方もいますが、外壁の素材によっては塗料や接着剤が伸びにくい場合があるでしょう。
補修箇所がたくさんあったり、面積が広い場合は無理をせずに工務店に依頼をしたほうが見た目も綺麗に仕上がります。
壁全面をリフォームするよりも安価ですが、耐久年数は短くなる場合が多いです。

外壁の素材を変えたり、張り替えたりする

一昔前までは、木造住宅の壁はモルタルのものが一般的でした
しかし、現在はサイディングというボード状の外壁素材を張り付けるお宅が増えています。
モルタルの壁がひどく傷んでいる、という場合はモルタルからサイディングに変更するというリフォーム方法を取ることもあるでしょう。
また、モルタルに比べて耐久年数が長いとされるサイディングですが、20年~30年たつとさびが浮いたりして張り替えが必要になる場合もあります。

3 重ね張りと張り替えの違いとは?

モルタルからサイディングに外壁素材を変えたり、サイディングを取り換えたい、という大掛かりなリフォームの場合は、重ね張りと張り替えというふたつの工事方法があります。
重ね張りというのは、文字通り古い外壁の上に新しいサイディングを張っていくことで費用が安く、短期間で済む工法です。
しかし、その分外壁が重くなりますので土台の補強などが必要になる場合もあります。
張り替えは古いサイディングをはがして新しいサイディングを張る工法です。
外壁の重さはそのままですが、費用と工事期間は重ね張りより長くかかります。

4 どのような業者に依頼をすればいいの?

外壁リフォームを行ってくれる業者はたくさんあります。
ありすぎてどこに依頼をしてよいか迷う、という方も多いでしょう。
この項では、リフォームの相場とともに、業者選びのポイントをご紹介します。

リフォームの相場はどのくらい?

外壁リフォームは工法によって費用が変わってきますが、「価格・com」などの費用比較サイトによると、80万円~120万円程度が外壁リフォームの相場のようです。
もちろんこれより低く抑えることも可能ですし、高くなってしまうこともあるでしょう。
目安として覚えておいて、業者にしっかりと見積もりをしてもらうことが大切です。
また、リフォームをする時期の目安ですが、一般的に10年たったら外壁の塗り直しが必要といわれています。
しかし、家が建っている場所や気候によってその時期は微妙に変化するでしょう。

  • 外壁にコケやカビが生えた。
  • シーリングがひび割れてきた。
  • チョーキングといって触ると白い粉がつくようになってきた。

ということが起こってきたら、念のために業者に相談してみましょう。

安ければよい、というわけでもない

外壁リフォームを格安で行う、という業者はたくさんあります。
そのような業者の中には、企業努力を重ねて価格を抑えている立派なところもあるでしょう。
しかし、その一方で塗料をケチったり、工期を無理やり短縮することで安易に価格を抑えているところもあるのです。
外壁は家を守る砦。いい加減な工事をされてはかえって耐久性が下がってしまいます。
値段だけに囚われて業者を選ばないように注意しましょう。
また、現在でもリフォーム詐欺のひとつとして、飛び込み営業をかけて「外壁が傷んでいるからすぐに工事をしなければいけない、今ならキャンペーン中だから格安で工事ができる」と強引に契約を迫る業者もあります。
しかし、外を歩いているだけでわかるほど外壁が傷んでいれば、かならず生活に支障が出るでしょう。
口車に乗せられないように注意してください。
外壁リフォームの値段は、詳しい調査をしなければわからない場合がほとんどです。

自分で業者を見つける余裕がない場合は?

自分で業者を見つける余裕が時間的にない、という場合は住宅メーカーに連絡をすると業者を紹介してくれることもあります。
すべての住宅メーカーが紹介してくれる、というわけではありませんが、提携しているリフォーム会社がある住宅メーカーは多いもの。
いざというときは利用してみましょう。また、自分で見つけた業者とどちらにしようか迷っている、という場合は双方から見積もりをとったうえで比較検討してみるとよいでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は外壁リフォームの工法や事例、業者を選ぶポイントなどをご紹介しました。
まとめると

  • 外壁は家を守る砦。定期的にメンテナンスが必要。
  • 外壁リフォームは築10年から考え始めよう。
  • 安いだけで業者を決めてはいけない。

ということです。
外壁リフォームはリフォーム工事の中でもお金がかかる分野ですが、家自体を長持ちさせる効果があります。
今はローンも組めますので、傷んできたなと思ったらできるだけ早くリフォームを行いましょう。

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