建築で使用される塗料の種類とは?

建築で使用する塗料というのは、探してみるとかなりたくさんの種類があります。
もちろんどんな塗料を使うかによって効果は変わりますから、ニーズに合わせて塗料を選ばなくてはなりません。
では、建築で使われる塗料にはどれぐらいの種類があるでしょうか。
いくつか塗料をご紹介します。

よく使われる塗料の種類

建築で使用される塗料の種類は、主に3つです。
水性塗料・弱溶剤塗料・強溶剤塗料となります。
水性塗料は環境にはいい塗料とされています。問題となるホルムアルデヒドなどが発生しないような塗料といえるでしょう。
塗り方によっては耐久性がぐんと落ちてしまうのが難点です。
次に弱溶剤塗料についてですが、これはシンナーで薄めていて少しニオイがきついのが特徴です。
そうはいっても、水性塗料よりも密着性があるので、仕上がりがいいといわれています。
最後に、強溶剤塗料です。
これはニオイが一番きついので、現在はほとんど住宅では使われなくなっていますが、住宅以外の場所で耐久性が求められるときは使われることもあります。

成分で分けて表示することも

塗料の種類は3つあるとお伝えしましたが、その他の分類として、塗料の成分別に表示されることもあります。
アクリル樹脂塗料・ウレタン樹脂塗料・シリコン樹脂塗料・フッ素樹脂塗料という4種類に分けられるでしょう。
アクリル樹脂塗料は新築住宅では多く用いられる塗料であり、住宅で主に使われています。
耐久性はあまりないのですが、コストが低く取り入れやすいです。
次に安いのはウレタン樹脂塗料で、これはコストもよければ、耐久性もある程度あるのでバランスが取れている塗料だと思います。
そして次はシリコン樹脂塗料ですが、更に耐久性がアップしますが、その分コストもかかってしまいます。
そして最後、一番高級とされる塗料はフッ素樹脂塗料という順になります。
上で分けた塗料の種類の中に、また成分で分ける塗料もあるということを知っておいてください。

まとめ

  • よく使われる塗料の種類
  • 成分で分けて表示されることもある

この2つで塗料の種類と特徴についてご紹介しました。
塗料と一言でいっても、たくさんの種類があります。
建物によって合う塗料というものは違いますし、求めている仕上がりによっても変わってきます。
建築に使用される奥が深い塗料の種類、探せば探すほどにたくさんある種類の中から見つけるのが大変にはなっていきますが、しっかりとニーズに合わせて塗料を選ぶ必要があるでしょう。

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