外壁の補修方法 ~ひび割れをふさいで見た目をキレイに・雨漏りを阻止!~

ひび割れ家を守る「外壁」は築年数とともに劣化し、細かいひび割れや破損が出るようになります。
ひび割れをそのままにしておくと大きな破損につながりますし、ひどい場合は雨漏りの原因となることもあります。
ひび割れの大きさによって適切な補修材を選び、自分でできる範囲で補修しておきましょう。

1mm以下のひび割れ

ひび割れが小さく、ひび割れ幅が1mm以下の場合は「防水剤」を利用します。
ホームセンターで販売されている『住宅用浸透性防水剤』や『住宅用浸透剤スプレー』を利用しましょう。

やり方は

  • 防水剤をひび割れとその周辺に吹き付けて完全に乾くまで待つ
  • 完全に乾燥させたら上から塗装剤で塗装する

これだけです。
ひび割れ幅は小さいけど範囲が広いという場合は、液体の防水材をハケで塗っていきましょう。
モルタルの内部にしみこむぐらい、しっかりと防水剤を塗るのがポイントです。

1mm以上のひび割れ

ひび割れ幅が1mm以上ある場合は、「充填剤」を利用しましょう。
まずはドライバーの先でひび割れの中をキレイにします。
溝の中にへらで充填剤を伸ばしていきましょう。
充填剤にはいくつか種類があります。

アクリル系充填剤

水性で伸びがよく、初めての人でも使いやすいのが特徴です。壁に塗りこんだ後は1日~1日半ほど置いてから塗装します。

変成シリコン系充填剤

耐候性にすぐれ、劣化しづらいのが特徴です。塗装は5時間ほどたったら可能です。

樹脂セメント系充填剤

湿気がある場所や水に濡れている個所でも充填できるのが特徴です。ほかの充填剤よりも乾きづらいので、塗装は2日以上あけてから行ってください。

どの充填剤を使っても構いません。
乾燥するまでの待ち時間や塗りやすさで選んでください。

塗装のやり方

充填剤や防水剤が完全に乾いたら、塗装していきましょう。
塗装のやり方は以下の通りです。

マスキング

ひさし・桟・窓枠など塗料がついて困るところすべてを新聞紙やマスキングテープでおおっていきます。
地面には新聞紙を敷き詰めて、塗料が飛ばないようにしておきます。

塗装

下地材を塗り、広い面はローラーで、細かいところは小さなハケ塗っていきます。広い面を塗り終えてから細かいところを塗っていきましょう。
補修する面が小さい場合は、スプレー型の塗装でも構いません。

マスキングをはがす

塗り終えたらマスキングをはがします。
塗装が乾かないうちに素早くマスキングをはがしましょう。
新聞紙が塗装面に引っ付かないように気を付けてはがします。

これで補修は終了です。
自分で手の届く範囲でそれほど傷が深くなければ、自分で補修することは十分可能ですね。

外壁の塗装方法まとめ

  • ひび割れ幅が1mm以下の補修は「防水剤」を使用する
  • ひび割れ幅が1mm以上の補修は「充填剤」を使用する
  • 充填剤には「アクリル系」「変成シリコン系」「樹脂セメント系」がある
  • 充填剤の種類は乾くまでの待ち時間や塗りやすさで選ぶ
  • 塗装するときはマスキングを忘れずに!
  • 塗装はローラーとハケを使って塗り分ける
  • マスキングは塗装が乾く前に素早くはがす

外壁の補修はホームセンターで手に入るものだけで行うことができます。
ひび割れがさほどひどくない場合は早めに補修し、それ以上ひどくならないようにしておきましょう。
ひび割れが広範囲に及んでいる場合は、個人で修理するには限界があります。
修理したつもりが、ひび割れが完全には塞がれておらず、そこから大きなトラブルに発展してしまう恐れも…。
自分で修理するのが難しいと感じたら、無理をせずに外壁工事の専門業者に依頼しましょう。

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